手動シャッターがひっかかる原因 | シャッター工事の裏側

シャッター工事の裏側

埼玉のシャッター工事会社で働いて17年。工事や修理はできないけれど、それ以外は全部やる。

現場を影で支える裏方の目から見たシャッター工事会社の日常をご紹介します。


シャッター工事の表側はこちらへ→http://www.obata-shutter.co.jp

ドラッグストア様の手動シャッター、開け閉めの際に引っかかる感じがするとのことでした。


店舗のシャッターはシャッターBOXが天井内部に納まっていることが多く

まずシャッターが巻き取られている部分の天井を剥がします。



シャッター工事の裏側


調査をしたところ、シャッターが天井内部に巻き取られるのみ込み口にある「まぐさ」というアングル状の

部材がスラットカーテン側に反っていて、シャッターカーテンが通る部分のスペースが狭くなり

開閉の度にスラットカーテンに当たっていました。


写真では非常にわかりにくいのですが、まぐさを建物内部側に引っ張った状態で、添え棒を溶接留めし

固定して、スラットカーテンが通るスペースを広げました。

広い間口なので、数カ所同様の作業をしました。



シャッター工事の裏側


シャッター工事の裏側


スプリングにも注油をしました。黒くツヤツヤしていますね。

これで開閉は軽く、スムースになるはずです。



シャッター工事の裏側



スラットカーテンが通るスペースが広がったため、天井も一部カットしてから復旧します。



シャッター工事の裏側


天井を張っていきます。材料は再利用できました。


シャッター工事の裏側


作業終了です。いつの間にか外は真っ暗になっていました。

こういう地味で細かい作業は、以外と手間がかかり疲れるのです。


でもお店の方に「あ~軽くなってよかった!」って言っていただくと疲れも吹っ飛びますね。



シャッター工事の裏側


シャッターの開け閉めが重い、引っかかる、音がうるさいなどの症状はありませんか?

がまんしないでお電話下さいね。(頭痛薬のCMみたいですね)




シャッター工事の裏側