ドラッグストア様の手動シャッター、開け閉めの際に引っかかる感じがするとのことでした。
店舗のシャッターはシャッターBOXが天井内部に納まっていることが多く
まずシャッターが巻き取られている部分の天井を剥がします。
調査をしたところ、シャッターが天井内部に巻き取られるのみ込み口にある「まぐさ」というアングル状の
部材がスラットカーテン側に反っていて、シャッターカーテンが通る部分のスペースが狭くなり
開閉の度にスラットカーテンに当たっていました。
写真では非常にわかりにくいのですが、まぐさを建物内部側に引っ張った状態で、添え棒を溶接留めし
固定して、スラットカーテンが通るスペースを広げました。
広い間口なので、数カ所同様の作業をしました。
スプリングにも注油をしました。黒くツヤツヤしていますね。
これで開閉は軽く、スムースになるはずです。
スラットカーテンが通るスペースが広がったため、天井も一部カットしてから復旧します。
天井を張っていきます。材料は再利用できました。
作業終了です。いつの間にか外は真っ暗になっていました。
こういう地味で細かい作業は、以外と手間がかかり疲れるのです。
でもお店の方に「あ~軽くなってよかった!」って言っていただくと疲れも吹っ飛びますね。
シャッターの開け閉めが重い、引っかかる、音がうるさいなどの症状はありませんか?
がまんしないでお電話下さいね。(頭痛薬のCMみたいですね)