薬包装

フィルム包装技術
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知人から海外旅行のお土産で不眠症気味な私に安眠用のサプリメントを頂いた。それは容器に入ってるものではなく、写真のようなタイプなのだが非常に取り出しにくいのです。表面が薄いシートの様な紙で覆われていて、それを剥がして更に銀紙を爪か何かで破らないと取り出せない。日本の風邪薬等を開ける感覚で開封しようとすると中身が割れてしまう。そんな事からちょっと色々調べてみた。
 フィルム包装技術
フィルム包装技術で取り上げるのは、袋包装や上包フィルム(ストレッチフィルムなど)軽包装である。素材には紙とプラスチックがあり、包装資材として資源使用量が少なくてすみ、廃棄時にも容積を小さく出来る環境適応性が評価できており、とりわけプラスチックフィルムは着実に使用量が増加してきた。これらのフィルムを包装資材として使いこなし、より少ない資材で包装の役割を果たすのがフィルム包装技術である。
 着実な特許出願に支えられている包装技術
フィルム包装技術全体の特許・実用新案の出願件数は、年間1200件から1500件と着実に出願が続けられてきた。技術分野別に減少・増加傾向がある。
 周辺技術に支えられる包装機械と包装資材製造の技術
フィルム包装の中核技術は、フィルム包装機械と包装資材製造の技術であり、その技術をより一層有効なものにする周辺技術として、フィルム製造技術、フィルム装飾加工技術、包装品自体の技術、用途に適応する技術がある。
こう考えると非常に私達の生活の中でフィルム包装というのが使われていると思う。別に薬に限らず、カップ焼きそばなどの湯切り口や液晶を傷つけないための保護フィルム。本当に色々なところに使われているんだなと改めて考えさせられる。この普段目に付かないけれど非常に便利な技術とその優れた環境で普段生活している私達の感覚って凄いのではないか?。
そんな中で日東電工という会社のホームページの中で凄く印象的なページがあった。それは『グローバルニッチトップ』と言う言葉。『ニッチ』とは適所、適切な地位など肯定的な意味であり、そのような意味で使われることが多い。しかし転じて隙間産業のことをニッチ産業、限定的な市場のことをニッチマーケットといった使い方もよくされ、ニッチ=隙間=限定的=先細りという否定的な意味で使われることも多くなっているようだ。そのため現在では、意味が肯定と否定の間でぶれている。

『グローバルニッチトップ』とは『一部だけど欠かせない。しかも先進的』強みを発揮できる『ここぞ!』という分野に資源を集中投下し、満足、信頼感を膨らませていく。それも世界的な広がりで。

この考え方が世界でMade In Japanを広めていける種がたくさんあると思う。薬の包装以外でも素晴らしいものをたくさん見つけて生きたい!

日東電工ホームページ
包装技術(PDF)

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