先日。大好きな祖母が旅立ちました。
92歳 大往生でした。
時は流れ 肉体は必ず朽ちていき
終わっていくことを教えてくれました。
今、生命は肉体から離れて自由になり
しばらく休んだら
またこの世に生を受けて
会えるのではないかと思っています。
生まれ、死ぬこと。
みんな通る道。
何かしらの役割を与えられ
今 こうして生きている。
私は祖母からたくさん
学ばせてもらいました。
言葉にすると少し
薄っぺらに感じますが。。。
生き方は地味でしたが
誰かのために行動すること、
誰かのことを思い 祈ること、
をやり抜いた人生でした。
”誰かのために”は
軸があってこそできる。
「われわれは他人のために生きたとき
はじめて真に自分のために生きるのである。
一見不思議に思われるけど
実践してさえみれば
本当だということがわかるだろう」
、、、文豪の言葉のように。
田舎の片隅で。
祖父が亡くなって30年以上、
小さな体と大きな心で気丈に生き抜いて
最後まで頭はしっかりしていました。
体の自由がきかなくなってからも
会いに行けば私たちの話を聞いて
傾聴の達人でもあり
励ましの達人でもありました。
いつも私たちの健康や成長、
安定や発展を祈り続けてくれて
励まし続けてくれる姿。
いつも勇気をもらっていました。
祖母の孫に生まれて良かったと
改めて感じ
恥じない生き方、
また
祖母が喜んでくれる生き方を
約束してお別れをしました。
戦中戦後の大変な時代を生き抜いて
苦労に苦労を重ねて
人はこんなにも強く優しくなれることを
平和を愛する人になることを
生き方を通してみせてくれて
ありがとう。
寂しくなるけど、頑張るから
見守っていてね。
祖母が旅立った日の空。
きれいな空でした。