歩きのストックがついに無くなってしまったので、
今回は5年前の全駅間歩き「石勝線・根室本線全駅間歩き」をアップします。
この全駅間歩きはホームページでのみ公開していて、
ブログではダイジェスト版をアップしていました。
ここ2~3年で読者になっていただいた方も多いことから
この機会に北海道最難関(当社比)の全駅間歩きをブログにもアップしたいと思います。
ホームページ版よりも写真を増やすつもりなので、
前見た方も楽しめると思います。
石勝線は南千歳から新得までを結ぶ132.4kmの路線です。
2019年3月までは新夕張と夕張を結ぶ支線も存在しました。
石炭輸送を目的として敷設された追分-夕張間を除けば新しい路線で、
全線開通したのは1981年のことでした。
石勝線は札幌と帯広・釧路方面を結ぶバイパスとして開業しました。
それゆえ、沿線は人の数よりもシカや熊の数の方が多いようなエリアの連続。
駅間距離も15km越えという絶望的な区間が続きます。
新夕張-占冠間のように1日では歩ききれない駅間もあるため、
宿泊場所や時間配分などは結構苦労しました。
長距離駅間が連続、アップダウンが多い、補給地点が少ない、
これだけの悪条件を満たしてくれる路線はそうそうありません。
これだけの悪条件を満たしてくれる路線はそうそうありません。
こんな路線に挑むのですから万全の体調で臨みたかったのですが、
直前に高熱が出てしまい、あまつさえ下痢が続くという惨状。
幸い、熱は前日に下がったのですが、お腹の調子だけは相変わらず。
そういえば、最近のブログでもこういうこと書いてるなぁ。
いったいどんな駅間歩きになるのでしょうか。
[その他の日程はこちらから]
2日目:追分-旧穂別町稲里
3日目:旧穂別町稲里-占冠村ニニウ
4日目:占冠村 ニニウ-占冠村 上トマム
5日目:占冠村 上トマム-新得
6日目:新得-十勝清水
※この全駅間歩きは2015年のものです。
今回は飛行機で北海道へ向かいます。
搭乗したのはエアドゥの始発便。
1時間半ほどで新千歳空港に到着。
荷物を受け取ったら、
そのままトイレで下り龍との戦い(汗)。
その後、地下の新千歳空港駅へ。
ホームは1面2線。
考えてみれば、JR北海道の地下駅はここだけ…のはず。
そして、右側に止まっている快速エアポートに
乗…らずに改札を出ました。
そう、新千歳空港は今回のスタート駅。
飛行機降りたら、そのまま歩き始めるのが今回のポイント。
6日かけてひたすら東へ進み、日高山脈の向こう側・十勝清水を目指します。
初日は追分駅を目指します。
途中立ち寄る途中駅は南千歳駅だけ。
なのに、歩く距離は25km越え。
何かおかしいですよね。
1日目・9月5日(土) 歩行区間:新千歳空港-追分 天気:晴れ時々雨
新千歳空港(9:40発)-南千歳(10:20着)-
ターミナルの外に出ました。
新千歳空港を使う時はいつも鉄道利用だから、
建物の外に出たのは実は今回が初めて。
準備体操を終え、GPSが現在地をキャッチしたらスタートです。
道東の十勝清水を目指して、200kmの旅の始まりです。
南千歳方面に向かう道には歩道がついていました。
使う人、どれだけいるのでしょう?
トンネルを通過しました。
この上は空港の誘導路です。
赤い靴はいてたのに、電灯のせいで黄色に見えた。
トンネルを抜けました。
左の建物は空港のレーダーかな?
空港を出る方向に歩いているのですが、
これから空港に入るような雰囲気。
ようやく空港の端っこまできました。
これから国道36号に向かいます。
国道36号に合流したら、ぐるっと向きを変えて北西へ。
高速のインターチェンジのような複雑な道を歩道橋で越えました。
「インターチェンジ」を抜けたところで
最初の駅・南千歳駅が見えてきました。
(その2へ続く)
新千歳空港駅から道の駅・サーモンパーク千歳までのGPSログ(1/52,000)です。
国道36号に合流してそのまま進むと苫小牧方面に進んでしまうため、
注意が必要です。