内房線全駅間歩き1(蘇我-木更津) その4・夢と魔法の花園は袖ケ浦に? | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その3からの続き

 

-長浦(13:15発)-袖ヶ浦(14:27着・14:45発)-

 

 

長浦駅に着きました。

戦後まもなく開業した駅で、低地と台地の境界に位置しています。

 

駅構内にはイベントの掲示が貼られていましたが、

その上に「中止」やら「延期」やらの張り紙がされているものが目立ちました。

コロナの影響で、すでに大人数のイベントは屋内外問わず中止や延期となっていました。

 

 

 

ホームは1面2線の島式です。

 

ちょっと寒いのですが、ホームのベンチに座って昼食をとりました。

本当は駅近くのショッピングセンターで昼食にしようと思っていたのですが、

コロナ対策で屋内施設には極力近づかないことにしました。

 

こういう時は、

温かいものが恋しいですよ。

 

 

 

昼食終えたら、次の駅へ向かいました。

駅前から登り坂が始まりました。

 

 

 

駅近くは商業施設も多かった駅前通りですが、

次第に住宅が目立ってきました。

 

 

 

駅前通りを外れて、南へ。

まもなく台地を一気に下りました。

 

 

 

谷間の住宅地を抜けて、再び登り坂にさしかかりました。

 

 

 

 

次の丘の上も住宅地でした。

 

 

 

道なりに進むと、大通りに突き当たりました。

やはり周囲は住宅地、路線バスも走っているのですが、

運行本数は1時間に1~2本程度。

 

もうこのあたりは車社会なんでしょうか。

 

 

 

大通りを外れて、さらに南へ。

特養ホームの先を右折してこの道に入りました。

 

 

 

しばらく歩くと、両側を柵で囲まれた場所にさしかかりました。

逃げ場所が無いので、車が通るとちょっと危ない。

 

右手の柵の奥には大きな温室がいくつも見えますけど、

いったい何があるのかな?

 

 

 

…と思っていたら、

入口が見えてきました。

 

なになに

「舞浜コーポレーション フラワーセンター」?

どんな会社なんだろう??

 

その隣には、

かの「オリエンタルランド」の文字が。

 

 

舞浜って、

あの舞浜ですか??

 

 

後でちょいと調べてみると、舞浜コーポレーションは

東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドの完全子会社とのこと。

 

ここではTDRを彩る花々が栽培されているとのこと。

TDRだけでなく、企業向けや個人向けの花も栽培されているそうで。

ディズニーリゾートの花がこんなところで栽培されているのはちょっと意外ですよね。

 

 

 

少し進むと周囲はこんな感じに。

畑だけでなく、畜舎も見え隠れしていました。

 

 

 

梅はもう見頃みたいですね。

今年は桜の開花も早かったですよね。

 

 

 

右を向くと、東京湾が見えました。

でも、この坂は下りませんよ。

 

 

 

道なりに進むと、再び住宅地が現れました。

 

 

 

道は台地を下り始めました。

遠くにキサラピアの大観覧車とアクアラインが見えました。

 

木更津アウトレットも観覧車の近くにあるはずですが、

よく分からなかった…。

 

 

 

台地を下って、かつての房総往還と重なる県道87号に合流しました。

 

ビジネスホテルが建っていましたが、袖ヶ浦駅までは少し距離があります。

やっぱり京葉工業地域へ車で出張する人が相手でしょうね。

 

 

 

さらに10分ほど歩きました。

袖ヶ浦駅まであと少しですが、駅前らしさはあまりありません。

 

昔は宿場町だったはずなんだけど、

もっと先なのかな?

 

 

 

袖ヶ浦駅に着きました。

 

 

昔は「楢葉駅」だったそうですが、周囲の地名は「奈良輪」。

村名は「奈良輪」から「楢葉」に変わったみたいですが、奈良に考慮して変えたのかな?

 

ちなみに、現在の市名・駅名の「袖ケ浦」は日本武尊伝説に基づくもので、

元々は東京湾の千葉県側の海岸全てを指していたそうです。

千葉南部のナンバープレートになるだけありますね。

 

 

 

ホームは1面2線の島式です。

 

駅前からは木更津アウトレット行きのシャトルバスが出ています。

ゴール駅・木更津の文字が現れたということは、もう一息ですね。

 

 

 

北口から出て、次の駅へ向かいました。

 

 

 

最初の角を左折して西へ。

このあたりは、最近になって区画整理が行われたエリアです。

自分が高校生の頃は、このあたり一面の水田でしたよ。

 

 

 

5分あまり歩くと、区画整理エリアを抜けました。

周囲は水田が広がるばかりです。

 

 

 

小さな川を渡って、木更津市に入りました。

アウトレットまであと1kmほどですが、よく分からなかった…。

コロナの影響で人出が少なくなっていたようですが。

 

 

 

アウトレットに向かう交差点を反対方向へ進みました。

 

中途半端な高圧鉄塔っぽいものが見えますが、

もともとあんな造りのようで、電波塔として使用しているようです。

 

 

 

小櫃(おびつ)川を渡りました。

近くまで行けばアクアラインがよく見えると思っていたのですが、

意外と見えないものですね。

 

 

 

そうそう、このあたりは羽田へ向かう飛行機の着陸コースですよね。

アクアラインが見えてきたら、着陸5分前。

 

飛んでるのは…

おっ、「北海道の翼」だ。

 

 

その5へ続く

 

 

長浦駅手前から袖ヶ浦駅先までのGPSログ(1/54,000)です。

 

今回は長浦駅周辺の住宅地に立ち寄るべく南側に寄り道しました。

房総往還の県道287号-87号を歩くのが最短ですが、

やっぱり単調かな。