(その1からの続き)
-大磯城山公園(8:45頃)-二宮(9:40着・9:55発)-吾妻山公園(10:05着・10:35発)-
大磯城山公園の展望台に着きました。
かつてこの場所には三井別邸の洋館「城山(じょうざん)荘」が建っていたそうです。
四阿上の鶴は、城山荘の屋根に飾られていた鶴を模しているようです。
展望台からの眺めはこんな感じ。
…うーん、ちょっと微妙。
左奥のひときわ高い建物は、
大磯ロングビーチの大磯プリンスホテルです。
でも、富士山はよく見えましたよ。
大磯城山公園を下り、
しばし旧東海道を歩きました。
5分ほど歩いたところで左折し、南へ進みました。
葛川に突き当たったところで右折。
川沿いに西へ進みました。
川向こうは大磯ロングビーチです。
大磯プリンスホテルの入口にさしかかりました。
玄関まで行ってみようかと思いましたが、
今回はそのまま西へ進みました。
少し進んだ高台から振り返ると、
プールとテニスコート、そして相模湾が見えました。
さすがにプールは営業していませんでしたが、
テニスコートは結構利用率高かったですよ。
目の前のコートは誰も使っていませんが。
歩いてきた道がゴルフコースに突き当たったところで、
もう一度葛川を渡りました。
そのまま国道には戻らず、
川沿いの未舗装路をしばし歩くことにしました。
正直、この道が先まで続いているのか不安だったよ…。
いつの間にか二宮町に入り、
周囲も住宅地っぽくなりました。
国道1号・旧東海道に戻ってきました。
再び国道を外れて中央通りに入りました。
この中央通り、線路まで進んでも駅はありません。
線路の反対側にも商店街が続いているので、
線路よりも先に商店街ができていたのかもしれませんね。
中央通りを抜けて、駅へ向かいました。
左の店は臨時休業しているらしいのですが、
人通りが少ないうえにシャッターが下りていると、やっぱり寂しい感じがしますね。
二宮駅に着きました。
二宮というからには、
近くに相模国二宮にあたる神社があるはずです。
ちょっと調べてみたところ、
相模国の一宮は有名な寒川神社ですが、
二宮はここ二宮町にある川匂(かわわ)神社なんだそうです。
駅から西へ2kmほどの所にあり、裏手はもう小田原市だったりする場所です。
「川匂神社」って、正直初めて聞きました。
ホームは1面2線の島式です。
少し暖かくなってきたので、
コートの中に着込んでいた上着を一枚脱ぎました。
いつもは汗をかかないようにと周囲の服装よりも2回りほど薄い服装で歩くのですが、
今回は風邪が悪化しないようにとコートを着たまま歩いています。
こういう時は、汗をかいてかえって寒くならないよう注意しないといけません。
次の駅間歩きは北口からスタートしました。
まずは、駅のすぐ北にある「吾妻山公園」に向かいました。
東国の代名詞ともいえる「あづま」の由来は、
日本武尊が発した「吾妻はや」という言葉によるものといわれていますが、
この山頂には日本武尊の妃である弟橘媛命の小袖を祭ったという伝説が残されています。
町役場の横を抜けると、長い階段が始まりました。
そこまで段差が大きいわけではありませんが、
300段を一気に登ると少し息が切れます。
階段が終わった場所は、小さな展望台になっていました。
この時点で、先ほど登った大磯城山公園の展望台よりも高いところにいます。
見晴らしも、こっちの方が良いですね。
公園の紅葉は終わりかけていましたが、
こんな感じに撮れば、まだまだ絵になります。
山頂目指して、遊歩道をさらに登りました。
そして、山頂到着。
標高は136.2メートルです。
相模湾、そしてその先の伊豆半島まで一望することができました。
標高言わなきゃ、500メートルくらいの山に登ったと言えそうな景色でした。
公園にはローラー滑り台もありました。
別の公園のことですけど、
尻の下に敷物を乗せずにローラー滑り台に挑戦し、
1回滑っただけで尻の皮がむけてしまったのは今でもよく覚えています。
吾妻神社を参拝したあと、梅沢口の遊歩道を下りました。
下りきったところで、東海道本線をオーバークロスしました。
今日の全駅間歩きはまだ続きます。
(その3へ続く)
大磯駅先から二宮駅先までのGPSログ(1/50,000)です。
大磯城山公園は入口から展望台までは5分ほど。
一方の吾妻山公園は入口から山頂まで15~20分ほどかかります。