飯田線全駅間歩き1(豊橋-中部天竜) その2・狐がいっぱい、豊川稲荷 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8


その1からの続き

豊川稲荷(8:57発)-豊川(9:04着・9:15発)-三河一宮(10:04)-
-長山(10:40着・10:50発)-江島(11:08)-東上(11:28)-野田城(12:10着)-




豊川稲荷(妙厳寺)に着きました。
まだ朝早い時間でしたが、参拝客の姿をちらほら見かけました。


実は、コンデジを6年ぶりに新しくしたのですが、
前のカメラの感覚で撮っていると被写体が斜めってしまいます。
F値も解放気味に設定される傾向みたいで、引き延ばすとボケていることも。
早く新しいカメラに慣れなければ。




あまり時間はありませんでしたが、狐塚にも行ってみました。
予想以上のキツネの数にちょっとびっくり。




豊川稲荷を一回りしたところで駅に向かいました。
駅までの道は商店街になっています。




豊川駅に着きました。
日本三大稲荷に数えられるだけあって、駅前にもキツネがいます。
 

 

 

ホームは2面3線。
ローカル線というイメージが強い飯田線ですが、
豊橋から豊川までの間は、日中でも15~20分間隔で電車が走ります。
実に半数弱の電車が豊川で折り返すため、複線だった飯田線もここからは単線となります。


一休みしたら、先に進みたいと思います。




一直線に伸びる国道を通って、三河一宮駅を目指します。
沿道にはロードサイド店が連なり、車もひっきりなしに行き交います。
黙々と国道を1kmほど進んだところで、東名の豊川インターにさしかかりました。




豊川インターを越えると、時折景色が開けるようになりました。
相変わらず怪しい天気です。




2kmあまり歩いた国道に別れを告げ、三河一宮駅へ続く道に入りました。
落ち着いた雰囲気の住宅地でした。




三河一宮駅に着きました。
無人駅ですが、立派な駅舎が設けられています。
駅前にタクシーが止まっていることからも、利用者が多いことは想像できます。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

やや千鳥配置気味の構造です。




三河国の「一宮」・砥鹿神社は、左写真の奥に繁る森の先にあるそうです
…が、時間もないので今回はパスすることにしました。

閑静な住宅地を北へ進みます。




雲間から青空が現れました。
ずっと厚い雲の下を歩いていたので、いつも以上に空が青く見えました。




長山駅の手前にさしかかったところで、ちょうど電車がきました。
十数人の乗客を降ろすと、電車は静かに駅を後にしました。




長山駅に着きました。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

ちょっとローカルな雰囲気になってきました。

 

 

 


南を向けば、単線の線路が一直線に伸びていました。


ここでちょっと一休みします。
足は疲れていないんですが、身体がいつも以上に重く感じます。
ベンチで横になったら寝てしまうかもしれません。




長山駅から緑の多い道を10分ほど歩くと、線路沿いに出てきました。
線路の先には、もう江島駅のホームも見えています。

あっさり次の駅と思いきや、
ここから駅に向かうためには、国道に合流して、駅の東から回り込んでと
少し回り道をしなければなりません。




江島駅に着きました。
今日初めての「駅舎」が無い駅です。




そのまま東上駅へ向かいます。
線路の東側は国道に沿って人家や商業施設が連なっていますが、西側は農村風景が続きます。
20分ほどのんびり歩いていると、東上駅が見えてきました。




東上駅に着きました。
ホーム脇では、梅の花が見頃を迎えていました。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式です。




東上駅の「駅前通り」です。
豊川駅から4駅しか進んでいませんが、ずいぶんローカルな雰囲気になってきました。




東上駅先の小川を渡り、新城(しんしろ)市に入りました。

駅を離れると、のどかな田園風景が広がりました。
歩いている道路も車1台がようやく通れる程度の道幅です。
だからといって油断してると、真っ正面から車が来てハッとするんですが。




線路に沿っていた道は、そのまま旧国道まで続いていました。
黒く厚い雲が流れこみ、それとともに強い西風が吹くようになりました。
雨降りの前兆でなければいいのですが…。

旧国道に合流したのもつかの間、
野田城駅へ向かうために、早くも次の角を右に曲がってしまいました。




野田城駅手前の踏切まで歩いたところで、
線路の向こう側から顔を出している「謎の怪獣」を見つけました。


…こんなところに、なぜ怪獣が??


怪獣は、有名タイヤメーカーの工場内に設けられた公園にいました。
タイヤメーカーだけあって、怪獣は大小さまざまなタイヤからできていました。
左の怪獣は「ゴラ」というんだそうで、115本のタイヤが使われているそうです。
ほかにも首長竜のオブジェもあって、こちらはなんと430本のタイヤが使われているそうです。

その3へ続く


 
豊川駅から江島駅先までのGPSログです(1/64,000)。
ここからしばらくは、国道151号線沿いを進むことになります。
今回は、ルートが少し複雑になっても極力最短ルートで歩くことにしたため、
併走している割には、国道を歩かない箇所も多くなりました。