(その1からの続き)
-田端(8:55発)-駒込(9:14)-巣鴨(9:28)-大塚(9:48着・10:00発)-
-池袋(10:27)-目白(10:46)-高田馬場(11:00)-新大久保(11:26着)-
豆ちしき~。
「山手線」は、品川から(新宿経由)田端までやねんで~。
へぇ~。
田端駅に着きました。
駅舎も駅構内も新しくなり、イメージもずいぶん変わりました。
京浜東北線との併走区間はここまでで、ここからは山手線オリジナルの区間に入ります。
山手線は見かけ上環状線で、実際に環状線として運行されているわけですが、
厳密な意味での「山手線」は環状線ではありません。
品川から東京までが東海道本線に、東京から田端までが東北本線に含まれているからです。
鉄道路線は、一部の例外を除いて、2つ以上の路線に所属する区間(駅間)はありません。
したがって、厳密な意味での山手線は残りの区間ということになるわけです。
まぁ、実態が実態なんで、単なるトリビアですけどね。
ホームはこちらも2面4線。
外側が京浜東北線、内側が山手線です。
線路脇に池がありました。
地方の駅に行くと、駅舎近くに人工池があったりしますが、
都心の駅で池があるのはちょっと珍しいような。
しかも、ちゃんと金魚が泳いでいますよ。
駅前の階段を登り、高台通りを北に進みます。
高台通りは、下(駅前)から見ると歩道橋のように交差しています。
掘割を走る山手線が見えてきたところで左へ曲がります。
ここで私と同じ方向に歩く一団と出会いました。
定期的に山手線1周ウォークをしている方々のようです。
ん、ライバル??
いえいえ、そこそこ距離のある同じ路線、同じ区間を定期的に歩くなんてすごいですよ。
自分だったら、2~3回くらいでごちそうさまな気分になってしまうかも。
山手線には、今でも一カ所だけ踏切が残っています。
その唯一の踏切が、この「第二中里踏切」です。
駒込駅に着きました。
東口は高架下ですが、北口は掘割の上にあります。
駅の脇を歩いていると、「さくらさくら」の発車メロディが聞こえてきました。
六義園の脇を通って、巣鴨駅へ向かいます。
駒込駅側の六義園の入口は、普段使われていないようです。
六義園の先には住宅地が続いています。
白山通りとぶつかれば、巣鴨駅はもうすぐです。
巣鴨駅に着きました。
ここも駅のホームは掘割の下です。
駅舎を撮ったら、次の駅に向かいます。
大塚駅へ向かいがてら、巣鴨地蔵通り商店街に少し寄り道してみます。
時刻は9時半を過ぎ、ほとんどの店が営業を始めていました。
裏通りをしばらく歩くと、大塚駅前の大通りに出ました。
大塚駅前の歩道を都電が横切りますが、遮断機も信号もありません。
いちおう警報音は鳴っていたんですが、目の前で急に電車が動き出すとちょっとびっくり。
大塚駅に着きました。
ここでちよっと休憩したいと思います。
休憩を終え、次の駅へ向かいます。
南口から出て、向原停留所までは都電の線路に沿って歩きます。
サンシャイン60の足下を通過して、池袋の繁華街へと足を進めます。
池袋駅からサンシャイン方面に向けて、大勢の人が歩いてきます。
え?
写真じゃまだ閑散としているじゃないかって??
いや、あえて人波がひいた時に撮ったものなんで。
池袋駅に着きました。
1ヶ月前に埼京線歩いたときと同じ場所から撮っています。
やっぱり、これくらい人がいないと池袋駅らしくありませんね。
ここからは南へ向かって歩きます。
次の目白駅へは、明治通りから目白通りへ抜けるルートがわかりやすいのですが、
それだと歩く距離が長くなってしまうので、裏道を経由してショートカットしたいと思います。
西武線とJRに挟まれたエリアに入り、そこからもう一回西武線のガードをくぐります。
車の通行も困難な狭い路地を右へ左へと進み、目白駅を目指します。
あらかじめ地図を見ておかないと、間違いなく迷います。
大通りが見えてくれば、目白駅はすぐそこです。
目白駅に着きました。
駅のすぐ近くに学習院大学の入口があります。
前にこの区間を歩いた時は結構時間かかったような気がするんですが、
今回はあっという間に着きました。
目白駅を出ると、緩やかな下り坂が始まります。
歩道の先には、早くも新宿の高層ビル群が見えてきました。
新目白通りを越え、神田川を渡ると高田馬場駅に着きます。
ちなみに、右の写真の高架は西武新宿線の高架です。
この奥に山手線も走っているはずなんですけど…。
高田馬場駅に着きました。
よく使う駅のひとつですが、今日は写真だけ撮ったら次へ進みます。
引き続き南へ進みます。
高田馬場駅前は学生の街らしい繁華街です。
周囲に背の高いアパートが建ち並ぶようになると、まもなく戸山公園が見えてきます。
住宅地を抜け、新大久保駅前へ続く道に出ました。
あと少しで山手線半周です。
(その3へ続く)
日暮里駅から高田馬場駅までのGPSログです(1/60,000)。
田端駅から大塚駅にかけて、線路の北側と南側を行ったり来たりしていますが、
最短ルートで歩こうと思えば、ずっと線路沿いを歩くことも可能です。
ただし、大塚から池袋は、線路沿いから外れたほうが距離が短くなるので参考までに。