つくばエクスプレス全駅間歩き1(秋葉原~柏の葉キャンパス) その4・一緒に渡れない三郷の川 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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 (その3からの続き

-八潮(12:20発)-三郷中央(13:26着・13:40発)-南流山(14:53着)-


昼食を食べて、午後の部スタートです。
いつもは全行程の半分以上歩いて昼食だけど、今日はまだ半分歩いていない…。

 

 


八潮駅は高架駅です。

 

 

 

ホームは2面4線。

優等列車の接続・待避ができるようにつくられています。

天井の骨組みが露わになっているところが、かえって近未来的なイメージを感じさせます。





八潮駅を出て、次の駅へ向かいます。
つくばエクスプレスの線路に沿って歩いても、この先にある中川が渡れません。

 

 

 


そのため、駅の近くを通る県道をいったん南へ下り、先に中川を渡ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

中川を渡り、川沿いを遡るように進みます。
砂利道ですが、車の通行はほとんどなく、気持ちよく歩くことができました。
 


今日は、ほんと良く晴れています。
コートを着ていたのですが、暑くなって脱いでしまいました。
 
 
 
中川に沿って伸びる砂利道は、やがて県道と合流しました。
この県道は交通量が多いのに、途中から歩道も路肩も無くなってしまいました。
 
ようやくつくばエクスプレスの線路が見えてきましたよ。
 



ちょっと危険を感じたので、東側の住宅街へ避難しました。

側面が防音壁で完全ガードされた外環道の下を越えると、
区画整理が進む、真新しい町並みが見えてきました。




三郷中央駅に着きました。
駅前には背の高いマンションが建っています。
 

 
ホームは2面2線の相対式。
そーいや、つくばエクスプレスの駅って、改札階に待合スペースがあるけど、
ホームにはベンチしか無いような気が…。





さて、次の駅へ向かうためには、江戸川を渡らなければなりません。

前の駅間同様、線路に沿って歩いても江戸川は渡れません。
ここから一番近い道路橋は、武蔵野線三郷駅の北にある流山橋です。
「武蔵野線全駅間歩き」でお世話になった、あの橋です。

流山橋は、つくばエクスプレスの鉄橋から1.5kmも離れています。
つくばエクスプレスと一緒に川を渡ることはできないようです。



流山橋に向かうため、一路北を目指します。
三郷中央駅の北側も、区画整理を終えた新しい町並みが続きます。
どちらか言えば、駅の北側の方が開発が進んでいるような気がします。
 
 
 

TX開業から10年近く経ち、
開発は駅から離れた場所にも及ぶようになったようです。
 
 
 
江戸川の堤防に上って、流山橋を目指します。
青空の向こうへ、階段が続いています。


 
江戸川の堤防はサイクリングロードになっています。
江戸川の河川敷は広く、開放感があります。


 
武蔵野線の鉄橋にさしかかりました。
河川敷まで下りて、鉄橋の下をくぐり抜けます。
 
 
 
流山橋にさしかかりました。
埼玉と千葉が激突したのはこの橋ですよ(笑)。



広い河川敷の向こうに、筑波山のシルエットが映っています。



というわけで千葉県に入りました。
流山橋からは武蔵野線の外側に沿って進みます。
江戸川に架かる橋が少ないためか、流山橋に続く県道は混雑していました。




南流山駅に着きました。
北千住を出た快速列車は、ここで一休みです。
武蔵野線の南流山駅に隣接していますが、連絡改札はありません。
 
 
 

ホームは1面2線の島式です。
再び地下に潜った南流山駅のホームは、将来の長編成化工事が完了しており、
他の駅のホームよりも長くなっています。



秋葉原から30km以上歩いて、少し疲れてきました。
でも、持ってきた500mlのペットボトルには、まだ手をつけていませんでした。
疲れても、水が飲みたいとは思わないんですよね。

これが後々危機を招くことになるとは、まだ知るよしもなく…。


その5へ続く

 

三郷中央駅から流山おおたかの森駅手前までのGPSログです。
つくばエクスプレスは三郷中央-南流山間を2.8kmで結んでいますが、
今回、両駅間の歩行距離は倍の5.6kmに達しました。

橋1つ渡るために、2駅間歩いたような感じになってしまいました。
この先に待ち構えるあの区間を考えれば、ここはまだましなんでしょうけど。