こんにちは。PDIセンター関西の神山です。
11月も終盤、季節はまだまだ不安定です。。
インフルエンザ、既に流行段階に入ってるようです
予防接種はお早めに。。。
今回のご紹介作業は
フォルクス・ワーゲンの代表車種、ゴルフ
通称ゴルフⅥと言われる年式の車輌です
エンジンはCCZエンジン、audiのA3、A4でも使われているエンジンですね
こちらの車輌、水漏れのトラブルが。。。
患部はいつものウォーターポンプ。エンジンリア側に設定されているアイツです
という訳で。。まずは冷却水排出
ラジエータに排出ドレンは有りませんのでこちらのウォーターホースを外して排出
作業は上周りを外していきます
エンジンが横置きなので、交換するべきウォーターポンプはフロント側、
縦置きよりも作業しやすいのではないかとの期待を込めつつスロットル、邪魔になるウォーターホース類を外していきます
そしてウォポンベルトカバーを外すと。。
患部のウォーターポンププーリーとベルトがお目見え
さすが横置きエンジン 患部が良く見えます
しかし個人的には縦置きエンジンの方がMY工具と相性は良かったです
逆ネジのボルトを外しカム側のプーリーごとベルトを外します
邪魔になるハーネス、ホースを外して
摘出
取外し直後のシリンダーブロック。
綺麗に清掃して新品部品に交換します
ブロック側のボスを合わせ、左側のオイルクーラーに押し込みながら組付け
ベルト、プーリーを組み戻し、ベルトカバーを仮置きしたところで圧漏れ検査
ヒーター行きのウォーターホースがカバーの上側を通っている為、この段階でやっとウォーターラインが全て繋がった状態になります
圧検を行いつつ組上げていき。。。
異常が無い事を確認したら、冷却水のエア抜き
冷却水を多めに入れアイドリング、レーシング。
そしてロードテスト後にエンジンを冷やし、水量を確認
比較的エアの抜けやすいエンジンです
独特な造りのこのエンジン、水漏れが発生した時には勿論ですが、定期的にベルトの劣化点検も必要ですよ
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神山 聖
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