先日とある雑誌の取材がありました。
しゃべるのがあまり得意でない私ですが、言いたいことが
確実に伝えることができたでしょうか・・・?
珈琲の焙煎は、10数年前に自宅で手網焙煎を見よう見まねで
始めましたが、これがなかなかどうして、ひじょうに美味しかったんです。
それからまもなく、山陽新聞に大きく『マイスター焙煎機開発』の記事が出ていて
しかも岡山の鉄工所だったんです。
そこですぐ、焙煎機の設計担当の方へ訪問したのが始まりです。
今年の6月に、念願の新しい焙煎機『マイスター』を導入しました。
10年ほど珈琲の焙煎にふれながら選択した結果がこの焙煎機です。
なるほど1号機の簡易焙煎機とは味わいが変わりましたね。
角が取れたというのか・・・、まろやかさが増してきたというか・・・。
確かに違うような気がします。
技術的なことは、やはりプロの方の言われることにしっかりと耳を傾けて
大切なのは、いかに生豆により良く熱を伝えられるか、攪拌が正確に
できるか等、焙煎機の釜の性能が重要ではないかと思っています。
生豆の品質、焙煎の技術、抽出、カッピング評価(味覚を磨く)のプロセスを
しっかりと見極めながら、改善・継続をして、自身のレベルアップに繋げることが
大切ではないでしょうか。
今現在の取り扱ってる生豆は、16ヶ国の約30種類ほどありますが、
まだまだ美味しい珈琲は数多くありますね。
それぞれの珈琲の栽培地特性(テロワール)が最大限に引き出される
焙煎をし、良いところや悪いところのすべての個性を知り、それを伝えて行ければと思っています。
今後の予定は、各イベントの参加、出張カフェ、珈琲教室等をできるだけ数多く
展開しながら、それプラス、自身の向上のため、珈琲セミナー等への参加や
自家焙煎珈琲店めぐり、生豆の新規開拓なども継続しておこなっていきます。
できれば産地に一度足を運び、珈琲の栽培から収穫や精製までの
一連のプロセスを自身の目で見てみたいですね。
で近い将来、10席ほどの豆売りを主とした地域に密着した店ができればなと
思っています。