治さなきゃと思うから治らない!! | 御薗治療院のブログ

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筋力検査を基本にして思わぬ異常部位を見つけ出し、刺激は
ごく弱い刺激で効果がでます。体感する医療を追求しています。

治さなきゃ!!

その思いが逆に治らない状態を作っている!!
って言われたら、ええ~って思いますよね。

身体と意識ってホントに不思議な関係があります。
治療には一生懸命さが必要と言われたりしますが、その一生懸命さの方向が間違っていると良くならないんです。

武井壮さんって芸人の方ご存じですよね。
あの方って一時半身不随と宣言されたことがあるそうです。
その時に何をしたかというと解剖の本とにらめっこして、この筋肉とこの関節がこう動く!!
というようなイメージをしたそうです。
その後陸上競技で良い成績をおさめたというのは皆さん周知のとおりですよね。

治してやろう。
じゃないんです。
勝手に良くなっていく。
なんです。

武井さんがその当時、医学的知識が豊富にあったとは思えません。
でも医療の原点みたいなことを言っています。
精神的作用で胃潰瘍になるのなら、その逆もあるはず!!
って思っていたそうです。
真剣に思っていた。
絶対に良くなるのが当たり前って思っていた訳です。

これ治療の原点だと思います。
テクニックではない。
治療の原点がそこにあるって思います。

そのためにはどんな意識が必要なのか?
どんな知識が必要でその知識をどう生かすか?
これが必要ですね。

そのためにも分析が必要です。
より具体的に意識することでより明確に身体は動きます。

根性で治そうと思っても空振りするだけです。
でも殆どの人は治れ、治れと思っているだけです。
これでは治らないことばかりを責めてしまって良い結果にはなりません。

だから治療が上手い人って自分の理論にゆるぎないものを持っています。
これがこうだからこうなるはず!!
というような思いですね。
それがないと結果を出せない。
イワシの頭も信心からっていう言葉どおりそれを信じる力って途方もないエネルギーがでるんですよね。

信じるに値する経験が伴っているとより強固にその意識が強くなりどんどんエネルギーがでてきます。
そうすると意識しただけで治療って完了するんですよね。

皆さんもそういう意識の使い方をしてみてください。
良くならないものが良くなっていきますよ。

ホントに不思議ですがそうなります。
それは現代医学では説明できません。
だからもっと意識の研究が必要だと思います。
それを真剣にやろうとしないと医学は衰退していくように思っています。