参院選の沖縄選挙区で、民主、社民の両党県連が統一候補として擁立を模索していた地域政党、沖縄社会大衆党の喜納昌春委員長は10日までに、出馬を断念する意向を固めた。民主党は今後、新たな候補者の擁立を急ぐが、難航は必至だ。
 喜納氏は同日、出馬断念の理由について「わたしは普天間飛行場の県内移設に反対する立場。民主党本部との違いがはっきりした」と述べ、鳩山由紀夫首相が沖縄県で、米軍普天間飛行場の県内移設を表明したことを挙げた。
 前回参院選で、民主、社民、共産3党の各県組織と社大党は、同選挙区に統一候補を擁立して当選させた。民主、社民両県連と社大党は今回、当選後特定の会派に属さないことを条件に、統一候補を擁立することで合意。ただ、民主党本部は、当選後の民主会派入りを求めていた。 

【関連ニュース】
【特集】世界の航空母艦~米ニミッツ級から中国の空母建造計画まで~
【特集】沖縄と米国海兵隊~ペリーと黒船でやって来た海兵隊~
【特集】迷走!普天間移設~5月中の決着は?~
【特集】米国海兵隊兵器総覧~沖縄に配備されているのは?~
増税なしでデフレ脱却、財政再建は可能~みんなの党・渡辺喜美代表インタビュー~

東国原知事が小沢幹事長と会談、話題は…(読売新聞)
社民ぐらぐら 普天間で連立離脱危機 首相恨めし 与党は恋し(産経新聞)
貨物船同士衝突、1隻転覆=4人脱出、けがなし-大分(時事通信)
田島氏“お祭りガールズ”結成(スポーツ報知)
富士山で滑落相次ぐ、女性死亡=男性2人も全身打撲-山梨(時事通信)