現地校の雰囲気を写真で紹介~Pre-School 小学校入学前 | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

ニュージーランドの小学校は5歳の誕生日から入れるが、その前に通うべき保育園や幼稚園はどう考えたらいいのか?

資金や親の送迎可能時間帯などの都合を考慮して決める必要はあるが、個人的には必ずしも行く必要はないと思う。5歳の誕生日から通う小学校の最初の2年間なんていうのは、日本の感覚でいえばほぼ幼稚園。

机に座って黒板で一斉にお勉強というスタイルが一般的ではないこちらの小学校で、特に最初の2年間は勉強をするためというより集団生活への慣れや社会的な最初の一歩を踏み出す手助けという感じで、勉強中心の日本の感覚とは異なる。

実際、授業といえるようなものはないに等しい。5歳が年中、6歳が年長、7歳になってようやく1年生、という感覚でいいと思う。


とはいえ、何かと教育熱心な日本人、小学校前に少しでも現地の雰囲気や英語に慣れさせたいという考え方もあるだろう。そういう方は通わせてもいいと思うが子供の様子を見て無理をしない程度に。



あと、これはちょっと余談の類だが、頻繁に聞かれる質問に「子供が英語も日本語も中途半端にならないか心配です」というのがあるl。

典型的な「余計な心配」の部類。
子供の心配をする前にまず自分。親の側に準備不足や海外生活を遂行する上で不適格な部分があれば子供の言葉を心配してる場合ではない。本末転倒。

それよりも資金や自分の英語、就職やビザを考えないと。まず、最大の問題があるとしたらメンタル面。子供より背負うモノや責任が多い上に、固定概念の塊になってる大人が新生活で苦労するのは言うまでもない。過剰な不安や心配は困るし、根拠のない過信や情報過多も危険だ。

実際、出発前は子供の心配ばかりしていた人に限って、到着後は自分のことで悪戦苦闘する傾向がある。当然だろう、自分自身のことは備えを怠った可能性があるからだ。


その年齢層の子供なら、個人差はあるがいずれ時間の経過とともに自然に溶け込んでいくと楽観すべき。重ねて言うが問題はオトナ。く実際に数多くの移住家族を見てきた経験則だ。



国際化とか個性とかは無いから有難がってるだけの意味に乏しい言葉で、それに振り回されないこと。

そういうのは教わるものでも学ぶものでもなく、そういう環境下にいるかどうか次第。

どんな社会でも個々人は十人十色、千差万別だが、少なくとも「人は千差万別なんだな、同時にどの国の人も基本は同じだな」ということに幼少時から気付き体感する意味は大きい。


そういう育ち方ができた時点で、個性とか国際化という押しつけがましい言葉に振り回されることはなくなるだろう。それこそが多様化された環境で暮す価値だと思う。

実際に多様性が存在しているかどうか、その多様性を受け入れている人々で構成された環境かどうか。その中で子供も自然に経験値として多様な思想や意識を身に付けていくだろう。

これからは、英語や記憶中心のお勉強だけではなく、そういう原体験がモノをいうに違いない。



↓これからは便利より環境を選ぶ、残業より家族との時間が欲しい ・・・ ポチっ

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