お疲れ様です☆
昨日
車がパンクしました
前輪からけむりが「モコモコ」でていました(笑)
さて、本日のちょこっと脳講座は
基底核の今日は「基底核-皮質ループ」の所です
前回の内容を思い出しながら
基底核は皮質とループを形成していますが、視床が介在しています
大脳皮質⇒基底核⇒視床⇒大脳皮質の順ですね!
このループは
①運動系ループ
②前頭前野系ループ(連合ループ)
③辺縁系ループ(情動ループ)
(④眼球運動ループ)
主にこの4つです
(下の図は眼球運動ループがかかれていません)
それぞれがほぼ独立の回路で成していると考えられています
つまり
運動系の情報処理するところは、前頭前野系の情報処理をするということはないということです
細かく見たい方は
「皮質-基底核ループの解剖と機能的意義を考える」という論文が分かりやすいと思います
今日はそれらのループの中でも
運動ループに関してです
運動ループは
大脳皮質の中でも、特に「補足運動野やM1」の情報を
大脳基底核の「被殻」に送り
視床の「VA核・VL核」に送り
大脳皮質の「補足運動野やM1」に情報をかえす
これは
随意運動を行う前の
運動プログラムを形成する際に必要なループです
なにをするかというと
・運動の開始や停止
・運動の切り替え
・記憶に基づいた順序だった運動
などです
つまり、環境や場面にあった適切な運動をはじめる、切り替えるというような、運動プログラムをつくる際に皮質は、基底核と情報を行う
そして、それは自身の今までの経験で培われた運動記憶を引っ張りだすという形
⇒外部環境の刺激に頼るのではなく
臨床的には
自分でタイミングを計ることや、内発的に適切な運動出力が困難
ex)歩行リズムを考えた場合
メトロノームのような外的な刺激に合わせて歩くより
自分の中にあるリズムで歩くほうが基底核の機能を反映している
逆に学習から考えれば、最初はセラピストの掛け声に合わせてリズムの良い歩行練習を行い
徐々に自分の中のリズムに合わせて歩けるように図っていくのもありかもしれない
ex)何かtaskを行うときに
順序だった方法でクリアできるtaskの選択
例えば、制限時間を設け、料理を行う
⇒「これやって、あれやって、次にあれやって」みたいに適切で、その場にあった運動様式を選択することも
基底核-補足運動野を活性化させるのかもしれない
もし、運動ループと麻痺が同時に起きていたら
随意的に動かせない+運動の開始や切り替えが苦手な方もいるかもしれないですね
睡魔がやばいので…おやすみなさい
読んで頂きありがとうございました!!