今日は大船の医療資格を持つセラピストがいるサロンへお邪魔しましたよ。 | 産前産後ママのトラブルを医学的にサポート理学療法士かなみ

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産婦人科でリハビリを担当している理学療法士が、産前産後の痛みトラブルについて考えるブログです。
一般の方、民間サービスの方に役立てて頂けたら嬉しいです。

産前産後・女性専門の
ペリネ(骨盤底)コンディショニング

山崎かなみです♪

今日は、大船にあるこちらの
エルバードさんへ行ってきました。

『女性のカラダを守る骨盤学』
をリクエストして下さったので、
伺ってきましたよーー

こちらのサロンではいろんなメニュー
があるのですが、

マタニティさんや産後のママさんに
向けたメニューもあります。

これらのメニューのブラッシュアップ
ということでお声をかけて頂きました。

そして、こちらのスタッフの皆さんは、
看護師さんや助産師さんという、
心強い医療資格をお持ちの方々。

妊婦さんでも安心ですね~

産後の回復を促すためにどんな運動が
いいかという話になったり

骨盤底筋群はどうやってゆるめたらいいか

など、普段よりも深~~い実技時間に
なりました。

普段皆さんがどのようにみているかも
お聞きして、私も参考になりました!

産後の回復を促すための運動

まずは、産褥は安静、ゆっくり体を
横たえるのが優先なわけですが、

そこからいきなり手足を大きく動かす
ような運動をすると、

出産で影響を大きく受けたお腹や、
骨盤周囲の筋肉は、

骨盤を支えきれませんから、

腰痛につながったりします。

なので、まずは骨盤周囲、お腹の深いところに
ある筋肉、

要は骨盤ベルトの役割をする筋肉を
しっかり働かせていくのがよいと思います。

これは骨盤底筋群だけを働かせるという
ことではありません。

骨盤全体がきゅっと閉まるように、
(骨盤輪の閉鎖位・閉鎖力を高める)

骨盤底筋群、お腹の深いところの筋肉
からぐるーーと背中側の筋肉まで

いわゆるインナーユニットという筋肉の
集まりの働きを向上させることが
いいのではないかなと思います。

産褥期に横になっていても、

ちつを締めて、息を優しくはぁーーーと
吐く。
(子宮や内臓を引き上げるイメージ)

力を抜いて楽に息を吸う。

こんな単純な方法ですが、コツをつかんで
自分の身体の使い方に「気付き」が得られれば
よい回復につながると思います。

エルバードの皆さま今日はありがとう
ございました!

さぁ明後日は富山県助産師会での講師です!!

いまからびびりぎみでですが(笑)
しっかり準備をして、助産師の皆さんに
体をケアすることの可能性を感じて
もらえるような内容にしたいと思います^^