家人から

「ブログに家族の話は書かんといてや!」

と日頃言われており、ほとんど触れないできたが


こんなうれしい夜の話は少しだけ書かせてください。

お許しを。


ニシノアモーレがフェアリーSを除外になり

昼は自宅でテレビ観戦。


シンザン記念のリーチザクラウン産駒
キョウヘイの勝ちに酔いしれる。


馬主の瀬谷隆雄さんは西山茂行のDr.コパと並んで、一番の親友である。


16年前、当時西山茂行は
東京馬主協会・研修委員長。

(なんと16年後の現在も同じ役職はもう化石だな。)


小倉競馬場への東京馬主協会の研修旅行に
瀬谷隆雄さんが参加。


夜の懇親会でなんか仲良くなった。


以来16年。

東京馬主協会の要職に引きずり込み

今は東京馬主協会専務理事。


そして、6年前に西山茂行にリーチザクラウンのトレード話を持ってきてくれた。


「瀬谷さん、リーチザクラウンの子、1頭持ってくださいよ。」

「いいよ。」


簡単に決まった。

宮本博調教師に馬の選択は任せた。


瀬谷隆雄さんの知人の関西在住のおばさん。

息子を若くして亡くし、その足が速かった息子
恭平から
「キョウヘイ」と命名。


今日、大仕事をしてくれました。


瀬谷さんとずいぶんレース直後電話で話したけど

興奮していました。


そして、実は

昨年の11月に20歳になった長男の、成人の日祝を
本当に身内だけ13人で
やりました。


明日は千代田区の成人式で、家族は1日前です。


91歳の西山茂行の母は
何年も前から、5人いる孫の成人式を全部見たいけどどうかなあ?


と心配していましたが

何のことはない。

元気一杯に参加。


嬉しそうでした。

西山茂行も息子が二十歳。

まだ学生で、学業とアルバイトの普通の学生をやっていますが、

まあまだまだです。


18歳や、19歳の騎手をいつも見ていますが、
彼らはしっかりしているなあ。


他人と比べても仕方ありませんが

今から38年前の成人式。

父の西山正行が西山茂行のお祝いの食事会を開いてくれました。


そのときに西山茂行を見て

「俺もこれでちょっと安心だな。」

と言ってくれました。


20歳の西山茂行は大学生で、学業とアルバイト。

あと空手をやっていました。


なんないい加減で、時間に不正確、約束は平気ですっぽかす。

そんな西山茂行でも

「ちょっと安心だな。」

と言った西山正行の言葉の意味が、少しだけわかりました。


西山茂行は西山正行のいい遺伝子も、最悪の遺伝子も引き継いでいます。


今日、それをいろいろの意味で実感しました。


さて、この長男は西山茂行の遺伝子をどれくらい持っているのだろうか?


集まってくれた西山家の一族。

よくしゃべる西山茂行と姉の西山真美子のマシンガントークの二時間半。


西山正行もこういう席では1人でしゃべる人でした。

シンザン記念の夜に。


今日撮った写真を持って、西山正行の仏壇の前。


「遺伝子は今もちゃんと生きていますよ。」

ワイン片手に報告です。