昨日は、ニシノラブキングで久しぶりの障害戦の勝利。


たぶん一昨年夏のニシノアララギ以来だから


約一年半ぶりの障害勝ちだ。


毎年、1つ、2つは勝つけれど、昨年はなかった。



さて、障害レースについて、いろいろな意見を聞きます。


馬券が障害戦は売れないのも事実だし

経費もかかる。


しかし、断言しておきますが

障害競走がなくなることはありません。


少なくとも、障害専門で食べている騎手がいる限りは。


アラブの競走が馬券が売れずに、中止に追い込まれた時に


(当時はわしはまだ馬主協会の役員ではなく、父の西山正行の話を聞いただけだが)



反対する団体はなかった。

しかし、障害競走が馬券が売れないから廃止

と言う案が出たときに


障害専門の騎手の生活権の問題が出る。


従って、障害競走はなくならない。


さらには、過去にあったが、
JRA理事長によっては
障害競走が好きな方がいて

力をいれる場合がある。


今後どうなるかなあ。


ただ、現状を書けば


障害競走は馬券は売れない。
そして、コアな障害ファンがいるのも事実だ。


日本の競走馬生産者は
そのすべてが平地を目標としたサラブレッドの生産をしている。


皐月賞、ダービー、菊花賞

桜花賞、オークス


そしてスプリンターズSや最近では、配合から
ダートのGⅠを意識した

生産をする。



障害馬を意識しての生産は…ショック!台風DASH!


0ではないかも知れないが、0に近いと思ってください。


現状は平地が頭打ちになった馬たちの

生き残りをかけた第二の馬生です。


だから、なかなか大スターは出てこないし


少なくともオルフェーブルが長距離得意だから
障害馬に

と言うことはあり得ないし


敗者復活戦の現状で、大きく変わることはないでしょう。


ただ、以前よりのわしの提案ですが


障害競走の未勝利戦は
第三場

裏六でやるべきです。


裏六は

冬の小倉
3月中京
春の福島
春の新潟
秋の福島
冬の中京


いわゆる、関東、関西の本場開催の

裏の第三場目の開催。


ここで障害未勝利をやれば、

中央場所でその分、平地競走を増やせる。


第三場なら障害騎手も
平地の乗り馬が回ってくる。


そして、オープンや特別・重賞だけ

本場開催で番組に組む。


なかなかいい案だと思うが

いつも途中で消える。


馬主にとっては障害競走はなくては困るな。


わしの障害論でした。


ニシノメイゲツ


もう少し、前で競馬できないのかなあ…


ゴール前で前の馬にぶつかるくらいの勢いがあっただけに


また、勝ち馬は前走
スピカ賞3着で

スピカ賞4着のニシノメイゲツとはハナ差。


その比較からすると勝ち負けでも不思議はない。


それが差のない7着は
展開のあや。


馬は元気なだけに、この中山でもう1戦。


なんか、大きな穴馬券を出しそうな予感がします。


さて、またまた超多忙な
年度末の1週間が始まります。