このブログの読者が急増した理由のひとつに


小宮城さんのブログ

「オーナーサイダー」

で紹介されたことが大きい理由となったようだ。



小宮城さんと言う方は面識がないが、

ブログを読むとよく馬主を研究されておりますな。



まあ、論評は避けますが
ひとつだけ


「2着を喜ぶ馬主はいません。」



小宮城さんのブログによれば、クラスが上がるより
2着を繰り返して稼ぐ


そういう希望の馬主がいる、
という表現があるけど
嘘です。


馬主は勝って、どんなレースでも1着になり

口取りをやりたいのです。


子供の運動会で

「息子よ抜くな、その子は部長の子走る人

と言う笑ハウスのギャグがありますが、


競馬に限って馬主が

「抜くな、上のクラスは稼げないから」


なんて馬主は一人もいません。


次が無事に走れる保証なんてなく

勝てるレースを勝たなければ、次はないことを馬主はみんなわかっています。



話としては説得力はありますが、
現実に2着を喜ぶ馬主は一人もいません。


1着が欲しいのです。



馬主の心理をもうひとつ。


損得勘定だけで馬主をやる人はいません。


クラブ法人で馬をネタに会員からお金を集めて、商売をする人は別です。


今回あった話。



とある厩舎に馬が入り

その調教師より数週間前から

「東京○週目の土曜日の○Rに使います。」

と連絡を受けていた。


西山牧場東京事務所の林草太郎からも聞いていたし

わしも調教師から直接聞いていた。



ところが、木曜日になり
その調教師より

「土曜日の予定でしたが、日曜日の○Rの方が、メンバーが弱いので、日曜日にしました。」



この調教師は馬主をわかっていない。

仮に日曜日の方が稼げるにしても、違う。



見ればやっぱり、預託頭数も少なく、成績も上がらない厩舎。



馬主の心理を書きます。


2週間前、3週間前に

「この日の土曜日」


と言われたら
その日に合わせて
友人を誘い、
終わってからのレストランを予約して、その日の競馬を語り合う


いろんな段取りがある。



日曜日は別の用を入れたりとか…




それが、故障とか、不慮の理由でなく

「相手関係で」

という、ものすごく目に見えないけど説得力のある
調教師の都合で
土曜日を日曜日されたら


馬主はすごく困る。



だいたい馬主は損得勘定で馬を持っていない。


損得勘定なら三井、住友,三菱などの財閥が投資してくる。



わしなどは競馬場で仲間と競馬を楽しみたいのが、第一目的。


そして、土壇場で変更されたら
予定も全部狂って

友人、レストランなど迷惑かけることこの上ない。



そういう馬主の心理をわかっている調教師は、成績もいいし
きちんと信頼関係を結んでいる。



これが、馬主の心理です。



土曜日って言ったら土曜日に使え。


わからないんだったら最初から
「未定です」

にしてくれ。



ちょっと愚痴ってみました。


すみません…ガーン台風



ニシノペヨン


頼む…ニコニコひらめき電球