私の「身辺雑記」平井 修一 | 日本のお姉さん

私の「身辺雑記」平井 修一

平井さんの記事はお気に入り。
核マルの件がよく解からん。昔、過激派がいてお互い殺しあっていたのは知っているが、どういう違いが?考え方が違うからって殺しあっていたら、ずっと殺し合いで忙しくて、最初の目的からズレちゃうよね。アメリカが日本を軍事的に支配するのを嫌がっているグループのはず?

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私の「身辺雑記」(365)
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平井 修一

■7月17日(日)、朝6:00は室温26度、曇、ハーフ散歩。

カミサンと子・孫は奥多摩へ。ニジマス釣りを楽しむそうだ。「朝食は車 内で食べます。私が作ります。7:30出発」とメモにあったが、寝坊して 「あーん、目覚ましが鳴らなかったぁ」。

小生は夜中に起きてオカズは全部作っておいた。シャケ、出汁巻卵、野菜 炒め、牛肉炒め。

自分はまともだ、正しい、信頼できる、と思う“メルケル夢見る乙女脳”の カミサン、一方で小生は己を「こいつ怪しい、異常だ、信用できない」と 思っている徹底的な“自己不信脳”。だから小生 は早め早めに手を打つ。カ ミサンは後手後手になる。

中核派は人民戦線主義で、闘争目標が一致すれば右から左まで全部“同志” という、ほとんどお花畑、ノーズロ、単純脳、パープリン。方や革マル派 は純潔絶対の組織優先秘密主義、ほとんどカル トの秘密結社、狙った組織 を乗っ取るという寄生虫方式、陰湿、残酷な知能犯である、すさまじく狂 気的、嗜虐的。

水(肉体労働)と油(頭脳労働)のこの2派は同根(革共同)、兄弟なの だが、それだけに敵意と憎悪はすさまじく、激しく殺し合った。革マル派 が優位だった。なぜか。

例えばデモ集会の公然活動。それを敵から守る部隊は、革マル派は公然10 人、その周囲で野次馬や通行人を装った防衛隊は5倍の50人。中核派は公 然10人、防衛隊は精々2人。衝突すれば革マル派60人 VS 中核派12人。中 核派1人に対して革マル派は5人で攻撃する。お話にならない。

中核派の精鋭は「革命軍」といったが、暗殺と幹部警護が仕事だったよう だ。森君(大島とも呼ばれた)は歴戦の強者である。本人が言うには「前 科が多すぎて堅気にはなれない」、仕方がないか らやっているという感 じ。足と腕にはプロテクターをつけていた。

会津藩お抱えの新撰組と違って中核派は兵隊を養えないから、森君はカネ がなくなるとわが家にやってきた。昔の誼で酒食でもてなし、いくらかカ ンパし、そして「良かったらこれを持っていけ ば」と父の形見のブローニ ングの拳銃を渡した。もう時効だからいいだろう。

1年後に森君と会った際、「あれどうした?」と聞くと、「早すぎる、今 はその時期じゃない、ということで・・・」、お蔵入りになったみたい だ。暴力革命をあきらめている、というか全くやる 気がない。商売として のアカ。日共含めてみんなそう。

中核、革マルの2派の幹部は、それで飯を食っている。お互いに殺される のは嫌だから「罵倒するのはいいけれど、殺し合いはやめよう」と秘密裏 に手打ちした。拳銃の出番はもうない。ガサ入 れでこんなものが見つかれ ば大事になるから、東京湾にでも捨てられたのだろう。

【今朝の産経から】1面「トルコ、クーデター失敗」、曰く「(トルコ軍 の過去のクーデターの)背景には(国是の)世俗主義が骨抜きになること への懸念があったとされる」。エルドアンの人気 取りのための迎合的なイ スラム主義回帰が続くと軍は再び反発するだろう。

イスラム教は自己改革しないと未来はない。政教分離の世俗主義へ向けて 改革すると(飲食、果ては妾の数まで規制する)イスラム教自体が潰れる から宗教改革はできない。宗教生活を律するもの ではなく、政治経済社会 のすべてを律する憲法、最高法規なのだ。

1日に5時間もお祈りしていたら、それはすさまじいほどの生産性の低さで あり、世界の競争に勝てない。だから永遠に二流、三流国のままだ。しか し信者の多くはそれでいいと思ってるから、ちっ とも宗教改革機運は昂じ ない。永遠なる停滞。

「ムハンマドの時代に帰れ」と、まるでアーミッシュのように機械文明を 拒否し、素朴な生活を求める人もいる。鎖国して逼塞してほしいが、逆に 世界中に信者(テロリストも混じっている)を輸 出する。大変な迷惑だ。 回教禍。華禍もすさまじい。

2面「ASEM首脳会議 中国の異様さ印象付けた」「首相、中国封じ主 導」。GJ! 中共は14億が安倍憎しを募らせたろう。憤死すべし。

26面「谷垣氏、自転車転倒で入院」。元気なのはいいが76歳、無理は禁物 だが、東大出だから発達障碍、現実が見えない、加藤紘一の子分だし。

同「ミック・ジャガーさん、73歳で8人目の子」、お相手は29歳。元気過ぎ。

♪I'm Jumping Jack Flash 俺は稲妻野郎

心も体も1968年、25歳のままだ。そう言えば1971年のLP「スティッキー・ フィンガーズ」のジャケットは、ジーンズの中で勃起しているペニスだっ た(ジッパーがついていたっけ?)。

団塊世代のミック・ジャガーは発達障害というか、老化障害のようで。あ の頃の英国は老大国とはいえ、ビートルズもいて元気だったなあ。サッ チャーはアルゼンチン軍を撃滅した。

昼過ぎに大地震、震度4、結構揺れた。

夕刻、ニジマスをどっさり持って日焼けした4人帰還。どう調理すべき か・・・頭が痛い。

■7月18日(月)、朝6:00は室温27.5度、9:00には30度、晴だがどぎつい ほどの暑さ、ハーフ散歩。祝日「海の日」だそうだが・・・

<1876(明治9)年に明治天皇が東北地方を巡幸された帰途、燈台巡視船 汽船「明治丸」で青森から函館経由で横浜港に無事ご帰着された日(7月 20日)を祝う「海の記念日」に由来する。 2001年6 月、「国民の祝日に関 する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、03年から7月の 第3月曜日が「海の日」となり、3連休化した>(All About NEWS)

つまり戊辰戦争で負け組になった東北の士庶を慰撫するための巡幸だった わけだ。会津を除く東北は多分、不承不承納得したのだろうが、翌年には 西南戦争が起きている。そういう不安定な時代 だった。

刀狩り、髷の追放、さらに秩禄処分(1876/明治9年)で禄の全廃・・・特 権を奪われた不平士族を西郷先生が命を捨てて諭したわけだ、「もう武士 の時代ではない、新しい時代を受け入れよ」と。

会津は今でも薩長土肥を許さないが、武士=刀槍の時代ではない、庶民= 銃砲、国民皆兵の時代なのだということを士族は悟ったのではないか。

小生の母方、久保家の曽祖父は武士だったから秩禄処分で大金を得た。祖 父はそれを元手に料亭(2階建て)を始めたが、大正12年の関東大震災で 建物が壊れたのは液状化によるのかもしれない。

<「南の方角で『ドロドロドー』」というような音がしたかと思うと、い きなり揺れ始めました。庭には何本も子どもなら落ちてしまうような地割 れができ、その間から泥水が『ボコボコ』と噴き 出すので驚きました」 (四ツ谷/川島撥一さん)、

「固い地面がブワブワになり、水が噴き出してくるのです」(四ツ谷/川 島良太郎さん)――。相模川沿いの地域に住んでいた人々の聞き取りから は、発災後間もなく液状化現象が起きた様子が伝 わる>(座間の語り伝え 第11集「先人たちの関東大震災」)

祖父はやる気を失い、婿養子に家督を譲り、悠々自適に過ごしたようだ が、趣味の鹿狩りで丹沢山系を歩いている際、崖から転落して背骨を傷 め、以来寝たきりになった。祖父は「子を孕んだ鹿 を撃ってしまった祟り だ」と言っていたそうだ。小生が訪ねると「おお、修一か、台所から剃刀 を持ってきてくれ」といつも言った。死にたかったのだ。

婿養子は小生にとっては叔父さんになるが、叔父さんも遊びが好きで、6 月くらいからは相模川でアユ釣りを楽しむのが常。ところが好事魔多し、 末の娘が川に転落し、助けようとして叔父さんも行 方不明になってしまっ た。職場がキャンプ座間だったので、米軍はヘリなどで一所懸命に捜索に 当たってくれたが、2人とも亡くなっていた。

跡継ぎは仲良しの健ちゃんだったが、彼も実に遊びが好きだった。アユ釣 りはもちろん、投網、スズメをとるカスミ網、バイク、自動車、スキュー バダイビング・・・しかし、仕事はからっきしダ メだった。長続きしない のだ。最後は夏は網戸屋、冬は焼き芋屋。嫁さんに見捨てられ、自殺し た。久保家は没落したのだ。

久保家の本家筋も遊び人が多く、先だって法要の帰りに訪ねたらもぬけの 殻、ビルは銀行に差し押さえられていた。

「花は桜木、人は武士」とは言うけれど、士族であってもピンキリで、文 武に秀でた葉隠れ武士道の人もいれば、久保家のように勤労を嫌う高等遊 民、遊び人もいたのだ。

母は駅へ向かう勤め人を指さし、「修一、寝るほど楽はなかりしに、浮世 のバカが起きて働く、っていうのよ」。子供心にずいぶん変な母だとびっ くりしたものである。

汗水流して働くのは士族のプライドが許さないという価値観だった。もろ 久保家の流れ。夫婦げんかの際は、父は「お前は士族、俺はどうせ百姓、 平民さ」としばしば言っていたという。乳母日傘 で育った母は士族を鼻に かけていたのだろう。

母の趣味は書道と俳句。呆けてからは寝ていることが多かったが、まあ士 族にふさわしい人生だったろう。

【今朝の産経から】1面、慎太郎の「歴史の大転換期」、曰く「英国のEU 離脱は世界中予測に余るさまざまな余波を及ぼすだろうが端的にいえば ヨーロッパの崩壊、世界における白人社会の衰退に 他なるまい。

それは人間の歴史の潮の流れがようやく大きく変わろうとしている証しだ ろう。私は日本人としてそれをむしろ歓迎するし期待もしている。これか ら記す予測は一種のヘイトスピーチともとられか ねまいが、あの国民投票 によってイギリスが分裂の危機に晒(さら)され衰退の道をたどることは 容易に想像できるし、それは所詮自業自得の域を出ないことではないか。

インドを含め世界中に植民地を構え大英帝国と自称してはばからずにきた 自惚れが今日自壊していくのは歴史的必然でしかありはしまい」。

傲慢無礼、傲岸不遜な“白人主義”を辛辣に罵っており、恨み骨髄という感 じ。14歳の1946年に東京裁判を傍聴しており、爾来恨み骨髄なのだろう。 クレヨンしんちゃん曰く「この御恩は、忘れるまで 忘れません」、アング リ―慎ちゃん曰く「この恨みは、忘れるまで忘れません」、脱帽。

3面「トルコ 死者265人に 判事ら2745人を逮捕へ」、ピンチはチャンス とエルドアンは一気に独裁体制を固めるつもりだ。実にタフ。

5面、元海将・伊藤俊幸氏の論考「『武器使うぞ』毅然と対処を」。産経 は社内で軍艦マーチを流しているのだろう、戦闘モードだな。

7面、山田吉彦・東海大学教授の「日本は南シナ海管理の役割担え」、日 本はアジア安保の中心になれとの叱咤激励。♪海の男の艦隊勤務 月月火 水木金金! みんなやる気満々、大東亜共栄圏再 び!

同、フィリピン紙「(ドゥテルテの)愚かな計画に冷や水浴びせよ」。中 共の弱みに付け込んでカネをせしめようというドゥテルテ、今後はどうす る気なのか。

夕食は7人でニジマス甘露煮、マーボー豆腐、ナス炒めのショウガ添え、 大根サラダ、刺身、トウモロコシ、枝豆、デザートはNの誕生日祝いの ケーキ(長女が用意)、ブドウ。皆大喜びだった。

小生は永らくワインとビールだけだったが、2か月ほど前から「菊正宗樽 酒」、ウィスキーの「凛」、酎ハイの「氷結」などを好んで浮気していた が、体調が一気に悪くなったので今夜から浮気はや めた。

スーパーで6300円のところを5300円しかなくてウィスキーと西瓜を返品し てどうにかクリアしたが、頭も呆けてきたのだ(ポイントが800円あるの さえ知らなかった)。浮気を止めるいい機会になった が、神様が「面白い ものを見せてやるから、もう少し生きていろ」と配慮してくれたのだろ う。今夜は「カラダ記念日」だな。

■7月19日(火)、朝6:00は室温27度、晴、夕べは熱帯夜だったが真夜中に 数十分ほど驟雨、それからは涼しくなった。ハーフ散歩。

岩田温氏の論考「他者の議論を『妄想』呼ばわり、矛盾したことをいう鳥 越俊太郎氏」(アゴラ7/18)から。

<都知事選挙の野党共闘候補の鳥越俊太郎氏について、忘れがたい記憶が あるので、ここに記しておく。

以下は、拙著『平和の敵 偽りの立憲主義』(並木書房)にも記した内容 だが、こういう出鱈目極まりない人物を都知事にしてはならないと強く思 うので、ブログにも掲載することにした。

鳥越俊太郎氏の言うことは絶対に矛盾している。私がそう確信せざるを得 ない、私にとっては忘れがたい「事件」があった。

2014年の8月15日のことだ。NHKの終戦特番で「集団的自衛権」に ついて 議論となった。

出席者は、集団的自衛権行使容認について、批判派として、鳥越俊太郎氏 (ジャーナリスト)、加藤陽子氏(歴史学者)、瀬谷ルミ子氏(日本紛争 予防センター理事長)。賛成派は、岡本行夫氏 (外交評論家)、吉崎達彦 氏(エコノミスト)、そして、私だ。

私はあまりテレビを観ないので、鳥越氏がいかなる思想信条の持ち主なの か、ほとんど知らないままに出席したのだが、その主張の極端さという か、論理的な整合性の無さは凄まじいものだった。

冒頭部分で鳥越氏は、多くの人々が日本が攻め込まれるという雰囲気に なっているが、そんなことはあり得ない、「虚構」だと断じ、逆に「どこ が攻めてくるんですか」と質問してきた。

私は、攻められる可能性がまったくないと決めつけてしまうことはできな いとして、たとえば、尖閣諸島の問題に関していえば、中国が攻めてくる 可能性があると言った。

どうも、鳥越氏の脳内では、本当に攻めてくる国などあり得ないという前 提で議論が始まっている様子だった。

話が中盤に差しかかってくると、鳥越氏が、「私は自衛隊の存在は認めて いる」と言うから、私は質問した。

「攻めてくる国がないならば、個別的自衛権の行使も必要ではない、とい うことになりませんか」

テレビでは、うまく映っていなかったが、このとき鳥越氏は「そうです ね」と軽く答えた。

その後、岡本氏が台湾有事の際に、日本が協力する方法などを述べ、戦後 日本の平和は、日米安保を中心とした国際的ネットワークによって守られ てきたと指摘すると、鳥越氏が質問してきた。

「どこが日本の国を攻めてくるんですか?」

岡本氏は冷静な方で、落ち着いて次のように返答した。

中国の国防費の異常な膨張ぶり、南シナ海において実効支配を強めつつあ るという現実。そして、仮に日米安保条約がなかったら、中国軍が尖閣諸 島に向かう可能性があること。

こうした岡本氏の説明を聞き、鳥越氏はさらに質問を続ける。

尖閣は日本の領土だというが、尖閣には人が住んでいない。無人島を守る ために、自衛隊を出動させる必要があるのか、と。

岡本氏は、海上自衛隊が守るし、米軍も航空管制機を飛ばすなど支援する だろうと述べ、万が一、中国軍が沖縄本島に近づくことがあった ら、日 米安保条約に従って、直接行動すると公言する だろうと答えた。

これに対して、鳥越氏は「それは妄想だよ」と非難し、「そんなことあり 得ない」と断言した。

これに対して岡本氏が、では、岩田氏が言ったように、日本には自衛隊も 防衛予算もいらないということかと聞いた。

すると、鳥越氏は、「自衛隊は必要だ」と答える。岡本氏が「どこが攻め てくるんですか?」と問うと、「災害時に必要…」と答え、「災害のため だけか?」と更に聞かれると次のように答えた。

「もし、万一、無いと思うけど、万一、中国なり、北朝鮮は来ないと思い ますよ。北朝鮮は日本を攻める意味がまったくないので、中国はあるかも しれない…」

番組の冒頭から、「どこの国が攻めてくるんだ」と大声をあげ、日本を攻 めてくる国があるという想定そのものが「虚構だ」「妄想だ」と繰り返し ていた当人が、中国が攻めてくる可能性を否定で きないから、自衛隊は必 要だというのだ。

舌の根も乾かぬうちに、ここまで態度を急変させる人物を初めて目撃し た。国民を騙してやろうという悪意は感じなかったが、ここまで論理的に 破綻した議論を堂々と展開する神経には正直、恐れ 入った。

要するに、鳥越氏は論理的な整合性を考えずに楽観論に立ち、リアリズム の立場から発言する人に対して「妄想だ」「虚構だ」と根拠のない罵声を 浴びせ、相手の議論を封じようとするのだ。残 念ながら、彼の脳内の世界 観の方が「妄想」や「虚構」であることを自ら曝露したのである。

これだけ出鱈目で矛盾したことを言ってのける人物に都知事を務めること は絶対に不可能だと断言しておく>(以上)

バカは死んでもバカのまま。バカを担ぐのもバカ。救いようがない。

【今朝の産経から】休刊日 みんなで休めば 怖くない(修)

<新聞休刊日とは、新聞社が、新聞販売店の慰労・休暇を目的に新聞の発 行を行わないとあらかじめ定めている日である。

販売店の休日と共に、新聞社における輪転機や製作システムのメンテナン ス作業にも充てられている。なお、取材活動や記事の作成・編集は休刊日 も体制を縮小して実施され、ウェブサイトの更新 や号外の発行がなされる。

地方の合同販売店に勤務する従業員も休日を取れるようにするため、各紙 の休刊日は揃いやすい傾向にあるが、一律に決まっているわけではなく、 新聞によって休刊日が異なることもある>(ウィ キ)

今は毎月1回、年12回のようだが、

<新聞休刊日は、新聞販売店の慰労の目的が強く、実際休刊日以外には休 暇を設けていない販売店が多い。その一方で労務管理上、週に1回以上の 割合で休みを与えるよう人員配置と体制作りを進め ている販売店もあり、 二極化している>(同)

部数減やチラシ減で販売店は余裕がないから労働現場の待遇はなかなか改 善されないのかもしれない。高給記者が作って薄給店員がろくに休みもな く配る・・・タコ部屋、飯場暮らしみたいな。正 義大好きのインテリ記者 諸君、これが正義か。我らの内なるインチキ鳥越俊太郎・・・自戒すべ し。(2016/7/19)

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犬について理解出来ないこと
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渡邊 好造

京都山科の疎水にそって造られているのは幅2メートルの3,3キロにわ たるウオ-キングとジョギング用の歩道。犬の散歩道としても最適のコ-ス で、犬好きの人にとっては恰好の社交場でもあり、
犬連れ同士の会話はじ つに楽しげである。

しかし、犬を飼ったことがない者にとっては、犬好きの人の犬に対する気 持ち、態度、習慣で理解出来ないことが数多い。本誌では、犬に対する愛 情あふれた文章を見てきたが、今回敢えて逆らわ
せていただく。

1)犬にシャネルの服を着せている。本物なら犬とどちらが高価。

2)車の後部窓に貼付されたシール「dog in car」。後続車はどうする。

3)犬に手綱を強く引っ張られている。飼い始め時になぜ躾ない。

4)手綱を犬の動きにあわせて巻尺のように伸びるようにしている。手綱 を考えた 、利用する人のどちらも悪い。

5)「うちの子は、、、」と、犬のことを自分の子供のようにいう。

6)犬とベッドで添い寝する。

7)「銀のさら」なるブランドの”回転寿司屋”と”犬のえさ”がともに競争 でテレビ広告。寿司に違和感あり、、。

8)犬と一緒に食べる”おせち料理”の販売。どちらの好みに合わせる。

9)犬の散歩中に喋り続ける飼い主。

10)「犬は人間の子のように不良少年にならない」と自慢する。

11)吠え続ける犬。「いつも可愛い声で鳴いてますでしょ」。

12)「うちの犬は怖い顔して吠えますが、外には出ませんし噛み付いたり もしません」。


13)我が家の道路前を通過する車、人、動物に対して24時間吠え続ける 大型犬。

14)犬のエサがおいしいかどうか試食して、一食代浮かせるアルバイト。 食べる気がしない。

15)介護、介助犬は、法律で去勢または避妊の義務あり。可愛そうに、、。

16)腕にモンモンをいれたいかにもその筋の若い兄ちゃんが、犬の墓の前 でオイオイと泣いていた。

17)犬の寿命のギネス記録は21年、平均10~15年。飼い主は生涯数回泣く ことになる。


18)犬の葬儀屋がある。墓より高価なのもあるらしい。

19)犬の販売店で売れ残って成長したのはどうするのだろう。

20)犬を可愛がる人がいる一方で捨てる人があとを絶たないらしい。年に 犬10数万匹が保健所経由で殺処分とか。

補)"犬好きの人はこんな事考えないのかな~"と言ったら、「君は犬を番 犬にしかみていない」と友人に怒られた。犬好きの人ごめんなさい。(完)