どうやら加工肉を好む人の行動の仕方の見直しが肝心なようです。 | 日本のお姉さん

どうやら加工肉を好む人の行動の仕方の見直しが肝心なようです。

ベーコンやハム好きは早死にする!? 加工肉が体に与える悪影響とは



5月26日12時00分

提供:美レンジャー




みなさんは加工肉をどのくらい食べていますか? ベーコンやハムを毎日口にするという人は、もしかしたら食生活を見直したほうがいいかもしれない!?という研究結果が発表されました。
良質なプロテイン摂取には欠かせないお肉ですが、加工する段階でどのくらい塩分を使っているかが要になるそうです。今回はイギリスのBBCニュースが発表した、加工肉が体に与える悪影響をご紹介します。

■加工肉が死のリスクを高める!?
日常的に加工肉を摂取するヨーロッパの45万人を対象に行われた調査では、約10ヶ国を対象に13年間に渡る調査が実施されました。その結果、一定以上加工肉を食べ続けると、癌や若いうちに死亡してしまう率が上がることが判明したのです。
生肉を同様に摂取している場合は、特に死亡率と関係がなかったそうです。つまり加工肉を作る行程が、体に害を与えるものになってしまうのです。
値段の高低に関わらず、その影響は変わりがなかったとのことなので、高値のものなら安心かというとそうでもなさそうです。

■適量は一日20g未満、ライフスタイルの見直しが必要
調査期間中、加工肉を1日20g未満しか食べなかった人より、毎日160g以上食べた人のほうが死亡率が44%も高かったそうです。加工肉の摂取を一日平均20gに減らしていたら、死亡率はぐっと下がったはずだといいます。
関連づけられる問題として、加工肉を好んで食べる人の喫煙や飲酒の多さもあげられていました。ホットドックなどのファストフードを好む人に、喫煙者が多いことも無関係ではなさそうです。
その証拠に、加工肉をよく食べるイタリア人がみな早死にしてしまうかというと、そうではありません。どうやら加工肉を好む人の行動の仕方の見直しが肝心なようです。

洋食文化が定着してきた日本ですが、食事をするときには偏食にならないよう、バランスよく品目を増やすことを心がけてみてくださいね。

フランス人、スペイン人、イタリア人は赤ワインやオリーブオイルをよく使う料理を食べているから、血液がサラサラで、そんなに心臓病で死ぬ人は多くないそうです。日本人はもともと肉は食べない民族で、秀吉が宣教師(本国では商売人だったのに、日本に来てからなぜか宣教師になった)コレヒヨに「なぜ肉を食べるのか!牛や馬を食べたら耕作できないだろうが!」と言ったそうです。