今回の大統領の訪問で配慮は不要になった | 日本のお姉さん

今回の大統領の訪問で配慮は不要になった

国際司法裁判所に提訴検討=竹島問題で韓国に対抗措置
時事通信 8月11日(土)9時36分配信
 政府は11日、韓国の李明博大統領が日本の中止要請を無視して竹島を訪問したことを受け、対抗措置として竹島の領有権問題を国際司法裁判所に提訴する手続きの検討に入った。玄葉光一郎外相が一時帰国させた武藤正敏駐韓大使から同日午前、外務省で同省幹部を交えて報告を受け、今後の対応を協議した後、記者団に明らかにした。
 外相は「まずは国際司法裁判所への提訴を含む国際法に基づく紛争の平和的解決のための措置を検討したい」と表明。「遠くない時期に国際司法裁判所で主張を明確に行うことで、国際社会に日本の主張を分かっていただく必要がある」と語った。政府は「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上もわが国固有の領土」との立場だ。
 ただ、国際司法裁判所の紛争解決手続きにはもう一方の当事国である韓国との合意が必要。
日本政府は1954年と62年に同裁判所への付託を提案したがいずれも拒否されている。
その後は韓国との関係に配慮して提案を見送ってきたが、外相は「今回の大統領の訪問で配慮は不要になった」と指摘。「韓国は応じるべきだ」と強調した。 

「断固たる姿勢」アピール=対日強硬カードで実績狙う-韓国大統領
 【ソウル時事】韓国の李明博大統領の竹島訪問は、当初は冷静な対日外交を目指した大統領が任期末を迎え、毅然(きぜん)とした姿勢を誇示することで、求心力回復を図った形だ。国内的に批判を受けない対日強硬策で「断固たる大統領」として来年2月までの任期を締めくくろうとしているようだ。
 韓国の歴代政権でも、しばしば日韓関係は悪化。日本文化開放やサッカーの日韓ワールドカップ開催など日韓関係を強化した金大中政権も、末期には小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝などで対立した。盧武鉉前大統領も、「韓流」ブームなどで両国の民間交流が深まる中、任期後半の2005年以降、竹島問題や歴史教科書、靖国問題などで激しい対日批判を繰り出し、首脳の相互訪問「シャトル外交」はストップした。
 これに対し、08年2月に就任した李大統領は「実利外交」を標ぼうして盧前大統領との差別化を図り、対日関係でも冷静な対応に努力。一時は良好な関係を築き、10年の日韓併合100年でも懸念された反日感情は噴出しなかった。
 しかし、領土、歴史問題では双方の譲歩は困難。李大統領は次第に日本の対応に不満を募らせた。しかも、任期終盤に入ってレームダック(死に体)化が進み、世論やメディアの反日論調が高まっても、抑える力はなくなった。6月末に予定していた署名を延期した日韓秘密情報保護協定の取り扱いをめぐり、政府が激しい非難を浴び、与党からも慎重な対応を迫られたのがいい例だ。
 外交全体を見ても、南北関係は緊張が続き、李政権の対北朝鮮政策は「成果がなかった」との批判が強い。結局、盧前大統領と同様、世論に受け入れられやすい対日政策で「断固たる対応を取った」との評価を得ようとしたとみられる。
 大統領府関係者によると、李大統領の竹島訪問は以前から何度も検討されてきた。しかし、「適切な時期ではない」として見送られてきたという。今回踏み切ったことに関し、同関係者は「初の大統領訪問であり、大きなメッセージだ」と強調。「外交問題ではなく、わが国領土の管理という意味合いだ」と述べ、日本の反発を意に介さない立場を示した。(2012/08/10-18:10)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012081000985&rel=&g =
宿敵に完勝し歓喜=「国民熱狂のるつぼ」-韓国

 【ソウル時事】日本を「宿敵」とみなす韓国はサッカー男子3位決定戦に2-0で完勝し、史上初のメダルを獲得し、歓喜に沸いた。KBSテレビのキャスターは「きょう一日、韓国はサッカーの話題一色になるだろう」と伝えた。李明博大統領は簡易ブログ「ツイッター」に「韓国の国民、大統領として本当に幸せで、誇らしい」と書き込んだ。
 聯合ニュースによると、未明にもかかわらず、大画面で放映したソウル市庁前のソウル広場には約1万5000人が集まり、「テーハミングッ(大韓民国)」と声援し、勝利にお祭り騒ぎとなった。
 また、試合終了後、各テレビは韓国のゴールシーンを繰り返し放映。YTNテレビは「眠らないで応援した、多くの国民を熱狂のるつぼにする劇的な試合」「完璧な競技力で日本を圧倒した」と興奮気味に振り返った。(2012/08/11-11:17)

http://www.jiji.com/jc/olympic?s=news&k=2012081100135