クリスマスのメッセージ | 日本のお姉さん

クリスマスのメッセージ

さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら

羊の群れを見守っていた。

すると、主の使いが彼らのところに来て、

主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。


御使いは彼らに言った。

「恐れることはありません。

今。私はこの民全体のためのすばらしい喜びを

知らせに来たのです。


きょうダビデの町で、あなたがたのために、

救い主がお生まれになりました。

この方こそ主キリスト(メシヤー油注がれた者)です。


あなたがたは、布にくるまって

飼葉おけに寝ておられるみどりごを

見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」


すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が

現われて、神を賛美して言った。


「いと高き所に、栄光が、神にあるように。

地の上に、平和が、

御心にかなう人々にあるように。」


御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、

羊飼いたちは互いに話し合った。

「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに

知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」

そして、急いで行って、マリヤとヨセフと、

飼葉おけに寝ておられるみどりごを探し当てた。


それを聞いた人たちはみな、羊飼いたちの話したことに

驚いた。しかしマリヤは、これらのことをすべて

心に納めて思いを巡らしていた。

羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの

華氏のとおりだったので、神をあがめ、

賛美しながら帰っていった。

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聖書のルカによる福音書の2章8節から20節まで

でした。

キリストとは、救い主という意味です。

「主」とは、王さまを呼ぶことばで、

「油注がれた者」という意味です。

イスラエルの王さまは、神さまに使わされた

預言者が頭に油を注いで決められました。

ダビデ王も、その前の王も

預言者が王となる人の頭に油を注ぎました。

聖書は、神さまが人類に救い主を送るという

約束の書です。旧約聖書は、救い主の預言です。

聖書には、神さまが決められた時に送る救い主が

人間の罪を赦すために、地上に来ると書かれています。

人間はまず、罪があるために神さまとは

遠い存在になっています。

神さまに創られた魂のある存在ですが、

神さまを信じる能力もなくし、信仰心を満足させるために

自分の好きな「偶像」を神として

拝んでいます。

本当の神さまは、この宇宙とその中にある物を

創られた方です。そして、人間を創られた方です。

その神さまと人間は罪によって「無関係」の

関係にあります。

そして、そのまま死ねば死後に裁きがあるのです。

そのような、神さまから遠く離れて、神さまを

知らずに、偶像を拝み、この世の支配者である悪魔の声に

従ってさまよっている迷子の羊のような人間を

救うために、神さまは自分のひとり子の神を人間の

世界の中に送り込むと約束されたのです。

聖書の預言では、イスラエルがペルシャの国から

戻り、自分の国を持つ時期で、場所はベツレヘム。

ダビデ王の子孫から生まれ、貧しい生活の中で

大人になるとも預言されていました。

そして、大人になってから、イスラエルの王として

みんなの前で、救い主が人間の罪の裁きを背負って

死ぬこと、三日目によみがえることが預言されていました。

神さまが罪のある人間を天国に入れるためには、

罪の無い人間が身代りに裁かれる必要があったのでした。

人類最初の人間が、自由な意思をもって

神さまに逆らってから、人間の心の中に罪が入り込みました。

そして、人間は、神さまから祝福をもらえない存在に

なりました。

でも、神さまは罪のないひとり子の神を人間として

この世に送りこんでくださり、人類の代表として

罪の裁きを身代りに受けさせました。

だから、このことを信じる者は、罪を赦されて

死後も裁かれることなく、神さまのおられる場所に

帰ることができるのです。

その約束を神さまは、2012年前に果たしてくださいました。

紀元前と紀元後は、イエス・キリストの誕生を

境に決められましたが、正確には3年ズレがあったそうです。

救い主を男性の精子無しでみごもるために選ばれた

ソロモン王の家系の女性であったマリアと

ダビデ王の家系であったヨセフは、皇帝アウグスチヌスの

命令で生まれ故郷のエルサレムに帰らねばなりませんでした。

預言の通りに、イエス・キリストは十字架にかけられて

三日目によみがえって500人以上の人々の前に現われてから

大ぜいの人たちが見守る中、天に上がられました。

人々が天を仰ぐなか、神さまの栄光が雲のように

イエス・キリストを隠して見えなくなったと聖書には書かれて

います。そのころから、クリスチャンたちが

教会に集まるようになり、ローマ皇帝がいくらクリスチャンを

迫害しても、大勢の人がイエス・キリストを

自分の救い主だと信じました。

ローマの国は、滅びましたが、世界中にイエス・キリストの

福音は伝わりました。

救い主は、人間の罪を赦すためにこの世に

来られたということは、聖書の昔からの預言です。

新約聖書は、イエス・キリストに関する記録とその後の

世界の預言が書かれています。

今は、救いの時。恵みの時です。

人間は、自分の心の中の罪もコントロールできず、

地球は、人間の欲望の結果、汚れ放題。

政治家は、権力を得たら、国民を愛するよりも先に

自分と自分に属する仲間の安泰しか考えない。

人間は地球をマネージメントできていません。

自分の死後のことも、今まで犯した罪や

これから死ぬまでに犯す罪を消すこともできません。

でも、人間にはできないことが、神さまにはできるのです。

罪を赦すことができるのは、神さまだけです。

そして、この世界は、聖書の預言では

残念なことになると書かれていますが、神さまのその後の

計画が聖書には記されています。

神さまは、まず、人類の罪を赦し、人を罪の結果である

裁きから救うために、この世に来てくださいました。

神さまを信じる者に、神さまは祝福を与えてくださるという

神さまの計画が実現されたのです。たとえ、聖書を読まなくても、

教会に行かなくても、神さまを信じて罪を赦していただくことは

可能です。神さまに自分の言葉で罪の赦しをお願いして

ください。メリークリスマス!