政治的質問NO 中国、緩めぬメディア規制(iza) | 日本のお姉さん

政治的質問NO 中国、緩めぬメディア規制(iza)

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▼北京:安全検査所で検査中の車両が突然爆発(大紀元日本8月20日)
【大紀元日本8月20日】北京の安全検査所で8月17日、車両が爆発し、20人が負傷した。香港の中国人権民運情報センターによると、爆発が起きたのは17日午後2時ごろ。一台のトラックが北京市白廟付近の安全検査所で検査を受けている時に突然爆発が起きた。辺りは一時混乱状態となり、被害を受けた20人が病院に運ばれ手当てを受けたという。白廟安全検査所と交通警察は爆発の発生を認めているが、コメントを控えているという。また、同センターは爆発とテロ攻撃の関連は排除できないと伝えている。河北省秦皇島の科学技術会社ビルが先週、テロリストの爆弾攻撃を受け、2人が死亡した。しかし、北京五輪組織委員会は後日、これはただの生産過程中に発生した事故であり、テロ攻撃とは無関係であると発表した。
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▼政治的質問NO 中国、緩めぬメディア規制(iza)
北京五輪のメダリストの記者会見で、ロシアとグルジアの武力衝突や朝鮮半島情勢など政治面での記者の質問を司会者が拒否するケースが相次いだ。北京五輪組織委員会の定例会見では「報道の自由」に関する質問が相次ぎ、中国当局の海外メディアへの規制に批判が強まっている。
IOCも苦い顔
「(韓国と北朝鮮の選手は)表彰台でどういう気持ちだったか」。南北の選手がともにメダルを獲得した9日の射撃男子エアピストルの会見で、外国人記者がこう聞くと五輪組織委の司会者は「スポーツと関係ありません」と拒否、通訳しなかった。13日の柔道男子90キロ級の際も同様だった。ロシアの選手を準決勝で破り、金メダルに輝いたグルジアの選手に「対ロシア戦に勝った後、グルジアと書いたゼッケンを指さしたが…」と記者が質問を始めると、司会者は「スポーツ以外の質問は認められない」と、さえぎった。南オセチア自治州をめぐる両国の武力衝突に質問が及ぶのをけん制した形だ。出身国の政治状況は選手の心理に影響する場合もある。五輪はスポーツの祭典だが、政治を完全に切り離すことは不可能だ。 しかし五輪組織委の王偉(おうい)執行副会長は14日の定例会見で、質問拒否の理由について問われると「五輪憲章にはいかなる政治的、宗教的な宣伝活動も認められないとの規定がある」と強調し、正当化した。五輪憲章は、政治宣伝は禁じても記者の質問の自由まで禁じていない。国際オリンピック委員会(IOC)のデービス広報部長も「質問が自由なのは常識。彼らは憲章を誤読している」と北京五輪組織委の対応を批判し、顔を曇らせた。

■国内問題取り上げを警戒
中国はチベット自治区や新疆ウイグル自治区の独立運動への弾圧や、人権抑圧など国内問題を多く抱えており、メダリストの会見で、こうした問題が取り上げられることを極端に警戒。このため政治絡みの言動は質問も含め一切封じ込めようとしているようだ。14日の定例会見では欧米の報道陣から「(北京五輪で)中国は報道の自由や個人の権利を保障すると約束したが履行していない」といった批判的な質問が続いた。王副会長は「改革・開放路線の30年で人民の言論の自由は改善した。ごく一部の者が北京に来てあら探しをしている」と取り合わなかった。(
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▼「劉翔は人であって神ではない」 棄権ショック続く(iza)
陸上の男子百十メートル障害の劉翔選手(25)、突然の棄権は、一人の金メダリストが母国の五輪を棄権しただけでは済まない問題に発展している。
■副主席が電報
大手インターネットサイトの掲示板では「13億の中国人民のメンツをつぶした」「敵前逃亡」といった激しい批判が相次いでいるが、中国国営の新華社通信は、劉翔選手に習近平国家副主席が見舞いの電報を送ったことを報じた。指導部が棄権への理解を示すことで事態の沈静化を図る狙いがあるとみられる。五輪を主管する習副主席は電報で「みんなが棄権について理解している」などと述べた。また18日夜の中国中央テレビは「棄権を理解し、劉選手を励ます」との緊急評論を発表。中国国営新華社通信も「劉翔は人であって神ではない」などと同情的な論調で理解と支持を訴える記事を配信した。劉翔選手はアテネ五輪で大番狂わせの金メダルを獲得。北京五輪に向けて各競技を強化しようとする中国のなかで、中国が苦手としている陸上、それも、短距離競技で好成績を出し、一躍注目されるシンデレラボーイとなった。さらに、端正なマスクとあって、バスケットボール男子代表の姚明選手(27)、飛び込み女子で北京五輪2冠の郭晶晶選手(26)といったスター選手とも別格の扱いとなっている。

■広告にもダメージ
3月に聖火がギリシャから北京に到着した際、歓迎式典で胡錦濤国家主席からトーチを受け取り、中国本土第1走者を務めるなど、25歳にして国民的英雄の待遇だ。さらに広告キャラクターとしても際だっている。飲料大手のコカ・コーラ、スポーツ用品のナイキ以外にも、中国国内のコンピューター会社や電話会社がテレビCMなどのキャラクターに起用している。これらの広告収入もあって、米経済誌フォーブスによると、劉翔選手の昨年の収入は1億6300万元(約26億1800万円)とされている。だが、今回の棄権は、中国国民の期待が大きかっただけに、ダメージは大きい。

■チケット大暴落
また、今後の五輪競技でも不安要素が。北京五輪の組織委員会も劉翔選手人気を当て込んでのスケジュールを組んでいた。短距離スプリント競技では1次予選、2次予選、準決勝、決勝の4回のレースを、通常2日に分けて行う。世界的な注目を集めた男子百メートルもそうだ。
しかし、劉翔選手が出る男子百十メートル障害だけは4日に分けて、1日1レースという異例の措置を実施。陸上競技のチケット売れ残りを防ごうとしていた。棄権によって、ダフ屋のチケット相場は大暴落。苦労して入場券を入手した市民の嘆き節も伝わってきている。劉翔選手は19日朝の中国中央テレビで「申し訳なく思う。何とか頑張ろうと思ったが、できなかった。必ず復帰する」と述べ、謝罪。しかし、問題が沈静化するには時間がかかりそうだ。
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▼星野Jで日本人から荒稼ぎ…中国ダフ屋の実態(iza)
終盤戦を迎えている北京五輪で、チケットを持たないファンが競技場の周りで頼りにする? のがダフ屋。ところが、中国のダフ屋は日本のそれとは少し趣が違うようだ。「チケットあるよ、チケットあるよ」と小さな声で連呼する日本式と違い、中国では競技場外の片隅に腰をかけてチケットをちらつかせ、人待ち顔で客の方から声をかけてくるのをジッと待っている。彼らにとって、星野ジャパンの初戦(対キューバ)のチケットを求める日本人は格好のえじきだった。1枚100元以下のチケットは、内外野関わらず1000元(約1万7000円)で取引され、中には3000元で取引されることも。1万元以上はあると思われる札束を握りしめバイヤーとおぼしき男はホクホク顔だった。

■摘発なら客も拘留
一方、オリンピック公園南側には、抽選で手に入れたチケットが希望する競技ではなかった人々が、別のチケットと交換しようと朝から集まってくる。中国人に一番人気は、すでに全日程を終了した競泳だった。9万1000人を収容する「鳥の巣(北京国家体育場)」より、1万7000人しか収容できない「水立方(北京国家水泳センター)」の方に希少価値を見出しているよう。ある中国人は「ウォーターキューブに入ってみたい。8000元で買ったよ」と“ドリームチケット”を手に満足顔だった。こうしたダフ屋行為はもちろん違法。チケット偽造や五輪チケットの不法売買は労働収容所に最長4年の収監となり、買った方も10-15日間拘留される。
ほとんどチケットがなかったのが、バレーボールの日本戦。「3000元でも買います」とチケットを探した日本人も会場に入ることができず歯がみした。日本戦は中国戦終了後の午後10時から組まれていたが、これが入れ替えなしの連続チケット。日本戦開始時刻に合わせて訪れても完売状態というワケだ。多くの日本人が「何でチケットないんだろうね」と首を傾げる姿もあった。
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▼アイゴー!ウォン安進行、1ドル=1050ウォン目前ニダ!(朝鮮日報)
19日のソウル外国為替市場では、ウォンの対ドル相場が8日連続で下落し、1ドル=1050ウォンに迫った。為替当局は市場に心理的なウォン安圧力がかかっている可能性があるとみて、為替相場の動向を注視している。同日のウォン相場は前日比2.50ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1049.40ウォンで取引を終えた。寄り付きは1045.80ウォンだったが、ドル買いが優勢となり、取引終了間際に1049ウォン台をつけ、年初来安値(7月4日、1050.40ウォン)に迫った。同日は外国人の株式売り越しがウォン安に拍車をかけた。株式市場では前日まで買い越しに転じていた外国人投資家が一転3700億ウォンを売り越した。しかし、為替当局の介入による売りで1050ウォンを割り込むウォン安は阻止された。為替当局は今月4日にウォン相場が年初来安値をつけると、直ちに外貨準備を約100億ドル切り崩し、1050ウォンの防衛ラインを守り、4日後にはウォン相場が1002ウォンまで戻した。市場では今回のウォン安局面で相場が1050ウォンを割り込むとの観測が優勢だ。サムスン先物のチョン・スンジ研究員は「年初来安値の突破に対する抵抗感から1050ウォン付近でウォン安進行が止まりそうだが、その効果がどれだけ続くかは分からない」と指摘した。これに対し、為替当局は市場にウォン安一辺倒の動きはまだ表れていないとの見方だ。為替当局の関係者は「最近のウォン安は世界的なドル高に外国人の株式売却が重なり起きたものだ。まだ市場心理が大きく揺らいではいないが、ウォン安圧力がいつでも強まる恐れがあるとみて備えている」と述べた。趙義俊(チョ・ウィジュン)記者