話にならない韓国人の国語力(上)(中)(下) (朝鮮日報)
▼話にならない韓国人の国語力(上) (朝鮮日報)
慶尚北道にあるA大学哲学科の教授は、教養科目の講義をしていたとき、あきれた体験をした。学生たちに「他者(韓国語で“タジャ”)」の概念を説明していたところ、ある学生がサッと手を挙げた。「教授、もしかして“ タッチャ”(賭博で相手をだます人。いかさま師)の間違いじゃありませんか」。この教授は「はじめは冗談だと思ったが、学生が本当に分かっていないことが分かり、一瞬目まいがした」と話す。韓国人全般の国語力に赤信号がともっている。その根底には、「コミュニケーションに不自由しないから問題ない」「自分の国の言葉だから勉強しなくてもいい」という考え方や、「英語狂風」と言われるほど英語を優先するあまり、国語に力を入れなかった社会の風潮があるとみられる。韓国教育課程評価院が2004年から06年までの3年間、全国の中学3年生の学習達成度テスト評価を分析したところ、国語で「優秀」と評価された生徒の割合は2004年の14.1%から05年は12.8%、06年は11%へと低下の傾向にある。一方、同期間で英語が優秀な生徒の割合を見ると、04年の18.6%から05年は20.1%、06年は20.5%へと増えている。さらに、国語の基礎力が不足している生徒の割合は05年の4.4%から06年には7.4%へと大幅に増えていた。韓国教育開発院が01年に発表した「韓国成人の文解実態およびOECD国際比較の調査研究報告書」によると、韓国の成人の「文書文解力」(計画表や地図など、ハングルで書かれている各種文書を読み理解する力)は500点満点中237.5点で、経済協力開発機構(OECD)加盟国を中心とする調査対象22カ国中18位だった。同部門1位のスウェーデンは305.6点。また、「散文文解力」(新聞の社説・詩・小説などの理解力)でも韓国は中・下位圏だった。
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▼話にならない韓国人の国語力(中) (朝鮮日報)
同じく01年にソウル大学国語教育学科の閔賢植(ミン・ヒョンシク)教授が発表した「国語使用実態指数開発および調査方法に関する研究」によると、小学校から大学生までの児童・生徒・学生および一般人1069人を対象に行った国語のテストの平均点は100点満点中35.21点だった。1995年に同様のテストを行った際は平均54.33点だったことからすると、大幅なダウンだ。こうした不十分な国語力のため、あちこちで笑えない事態が起きている。ソウル市蘆原区のある塾で、中学生に小論文を教えているシンさん(30)=女性=は偶然、中学3年生の男子生徒たちのおしゃべりを耳にした。その生徒たちは『春香伝』のヒロイン春香(チュンヒャン)と悪役の卞(ピョン)府使(=地方官吏)になったつもりでふざけ合っていた。すると、「さあ、わたしの粛清をせよ」というセリフが聞こえてきたという。「粛清(韓国語で“スッチョン”、反対派を処断したり排除したりすること)」と「守庁(韓国語で“スチョン”、女性や妓生〈キーセン=芸妓〉が官吏に身をささげ、世話をすること)」の区別がつかなかったのだ。
家庭教師で高校1年生に小論文を教えているイさん(29)=女性=は、生徒が書いた文章を読んで仰天した。その題は「すべては森(韓国語で“スプ”)に帰す」だった。文脈から考える限り、「水泡(韓国語で“スポ”)に帰す」(=水の泡になる、ムダになる)とすべき文だった。イさんは「この間も、クラスで10位以内に入る中学3年生の生徒が“門外漢”(韓国語で“ムノェハン”、ある分野の専門知識がない人)を“無脳漢”(韓国語では同じ発音だが、ハングルの表記法が違う)と書いていた。“これがどういう意味になるか分かっているの?”と聞くと、“無脳児のように脳がない人のことでしょ?”と言われた」と話す。これは、小中高生だけに限った問題ではない。ある地方大学の社会学科教授(61)は「先学期にわたしが指導していた学生は、“選挙”“規則”など基本的な単語が漢字で書かれている教養科目の国語のテキストを持って来て、“漢字の下にハングルを書いてください”と言った。それを聞いて、“一体どうしてこんなに学生のレベルが下がってしまったのか”と思った」と語る。
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▼話にならない韓国人の国語力(下)(朝鮮日報)
就職サイト「ジョブ・コリア」は昨年11月、韓国企業の人事担当者330人を対象にアンケート調査を行った。「新入社員の国語力に満足しているか」という質問に、「かなり不満」と回答した人事担当者は49.4%、「非常に不満」と回答した人事担当者は10.3%で、合わせて59.7%だった。また、就職サイト「サラム・イン」が先月、会社員1198人を対象に「あなたの国語力は何点くらい?」と聞いたところ、回答者自身がつけた点数の平均は100点満点中72点だった。 専門家は「これほどまでに韓国人の国語力が下がったのは、韓国語の70%が漢字の組み合わせによる漢字語であるのにもかかわらず、学校で漢字教育が後回しにされてきたため」と指摘する。ソウル大学国文科の李鍾黙(イ・ジョンムク)教授は「国語力が低下した最大の原因は、学校で漢字教育をなおざりにしてきたため。学校での漢字教育を強化し、子供のころから古典を中心に良質な読書を続けてこそ、根本的な国語力が身に付く」と話す。
また、読書不足もこうした国語力低下の原因だ。今年2月に文化観光部が発表した「国民読書実態調査」によると、韓国の成人の月平均読書量は1冊で、4人に一人は1年間まったく本を読んでいないことが分かった。これを受け、国立国語院(イ・サンギュ院長)は今月中旬、統計庁が1970年に実施して以来38年ぶりという識字率調査を、全国19歳から70歳までの成人7000人を対象に実施することを決めた。非識字者の割合は66年の統計庁調査で8.9%、70年の調査で7%だったが、それ以降は「文字が読めない人は韓国にほとんどいない」という判断の下、調査自体が行われてこなかった。国立国語院のチョン・ヒウォン研究員は「“韓国人の国語力は大幅に低下している”という指摘が最近多いため、識字率をはじめ国語理解力・文章読解力・全般的な国語力について調査することにした」と話している。オ・ユンヒ記者
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ようちゃんの意見。↓
★中学「国語優秀生徒」年々減少。大人の読解力もOECD加盟国で下から5番目。「漢字教育をなおざりにしたせい」 読書量も不十分 。 ようやく韓国人はハングルで馬鹿になったに 気づいてきたようです ↓ ↓
ハングルが韓国語を殺したんだ。”韓国人は漢字から生まれた単語を使っているのに、漢字を知らない。難しい事は考えられない頭 になる。韓国人はハングルで馬鹿になった”。より くわしく かつ わかりやすい 呉 善花 さんの
「反日」を捨てる韓国 第2章に 目を通せば、漢字自体を 理解し 訓読み という世界でもまれな使い方を 工夫し かな をつくって表音文字と組み合わるという日常私たちが目にする日本語表記がいかに ありがたいか
が わかります。さらに ハングル の成立については 謎が 多い中、有力な説 →「ハングル」は日本人によって作られた!?
ここまでくると コリアンは 発狂するかも? 冗談は置いて、 日本でも小学生から英語教育をと 声高くなり、一部では導入が始まってるし、幼児期から英語教室へ通わせる親も増えている。しかし、小学校の高学年から、抽象思考と言う考えが出来ていないと、中学・高校と進む 途中で、遂に授業について行けない「落ちこぼれ」と言う現象が 生じます。簡単な文章ですませれる「メール」文化も、一層この傾向を促進させる。 しっかりと自国語で 読書をし、まとまった文章を書ける力が育ちません。韓国の今の現状は他山の石では、すまされない、重大な危機を知らせています。