ちょっぴり気になったニュース いろいろ | 日本のお姉さん

ちょっぴり気になったニュース いろいろ

タミフル 異常行動「関係なし」 10代への処方禁止見直しも

飛び降りなどの異常行動と因果関係が疑われているインフルエンザ治療薬「タミフル」について、厚生労働省の2つの疫学研究班が「服用と異常行動の因果関係は認められない」とする報告をまとめ、10日の安全対策調査会作業部会に提出した。調査会は秋までに安全性について結論を出す方針だが、10代の処方を「原則禁止」とする現在の措置を見直す可能性が高まった。

 疫学調査の1つは、昨冬の流行シーズンに国内の全医療機関から報告を求めたもの。30歳未満で重度な異常行動は77例報告された。平均年齢は8歳で71%が男性。31%がタミフルを服用していた。10代のタミフル服用が禁じられた昨冬と、異常行動の報告が相次いだ平成18~19年のシーズンを比較すると、20歳未満では異常行動の発現比率に差はなかった。

 また、18~19年のシーズンにインフルエンザになった18歳未満、約1万人を対象にした調査でも因果関係は認められず、2つの調査で(1)高熱(2)過去に異常行動の発現あり(3)男性-がリスク要因で、目覚めた直後に発現しやすいことが分かった。

 タミフルの安全性をめぐり、調査会にはすでに臨床試験と動物実験のデータが提出されている。今回の報告を含め、安全性を判断するデータのすべてが「因果関係なし」となった。
7月11日8時1分配信 産経新聞

<刑法犯>6年連続で減少、殺人は10%増 上半期・警察庁

 警察庁は10日、全国の警察が今年上半期(1~6月)に認知した刑法犯件数が07年同期比5.0%減の87万9208件で、6年連続で減少したと発表した。検挙率は31.6%(07年同期比0.3ポイント増)。殺人・殺人未遂事件の認知件数は649件で、07年同期比で10.8%増加した。

 罪種別では▽凶悪犯4200件(同8.8%減)▽粗暴犯3万3821件(同4.6%減)▽窃盗犯65万7230件(同4.6%減)--などが減少。一方、知能犯は3万8709件(同6.9%増)と増加した。このうち詐欺は3万4314件(同5.1%増)で、振り込め詐欺の増加が目立つ。警察庁は6月に庁内に振り込め詐欺対策室を設置し、取り締まり強化や被害予防に乗り出している。

 吉村博人長官は「取り締まりとともに、高齢者らが振り込め詐欺被害に遭わないよう、金融機関で職員の声かけを徹底してもらうなど被害予防にも力を入れたい」と話した。

 身近で起きる街頭犯罪は▽路上強盗673件(同13.4%減)▽略取・誘拐47件(同19.0%減)▽ひったくり8879件(同25.8%減)--などが減少。一方で、強姦(ごうかん)は237件(同8.2%増)と増え、暴行は9058件(同0.4%増)でほぼ横ばいだった。【遠山和彦】

7月11日7時6分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000013-mai-soci

<小麦粉>2トン盗難…価格高騰で狙う? 埼玉の倉庫

 10日午前2時ごろ、埼玉県東松山市大谷の小麦粉卸売会社「日穀製粉」(本社・長野市)東京流通センター倉庫で、配送作業のため出勤した男性従業員(50)が、小麦粉25キロ入りの袋90個(計2.25トン、27万円相当)がなくなっているのを見つけ、110番した。県警東松山署は、価格が高騰する小麦粉を狙った窃盗事件とみて捜査している。

 調べでは、倉庫の通用口の鍵が開けられ、倉庫内に止めてあった4トントラックに積まれた40袋と、保管していた50袋がなくなっていた。さらに、残されたトラックの走行距離を調べたところ約8キロ増えていた。

 通用口は9日午後8時ごろ施錠したというが、こじ開けられた形跡はなく、東松山署は内部に詳しい者が未明にかけトラックで小麦粉を外に運び、トラックだけを戻したとみて調べている。【岸本悠】
7月10日11時12分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000032-mai-soci
ニュートリノの質量発見 物理学の戸塚洋二氏が死去
素粒子ニュートリノに質量がある証拠を実験でとらえ、ノーベル物理学賞受賞が期待されていた東京大学特別栄誉教授で日本学術振興会学術システム研究センター所長の戸塚洋二(とつか・ようじ)氏が10日、多臓器不全のため死去した。66歳。葬儀・告別式は12日午後0時半から東京都港区南青山2の33の20、東京都青山葬儀所で行われる。喪主は妻、裕子(ひろこ)さん。
 東大教授時代、岐阜県飛騨市神岡の鉱山の地下約1000メートルに建設したニュートリノ観測装置「カミオカンデ」で、小柴昌俊・東大特別栄誉教授とともに実験に取り組んだ。
 8年に始まった後継機のスーパーカミオカンデによる実験では指揮を執り、宇宙から飛来する宇宙線が地球の大気にぶつかって発生する大気ニュートリノの観測から、ニュートリノが飛行中に別のニュートリノに“変身”するニュートリノ振動という現象を発見。ニュートリノに質量があることを突き止めた。
 ニュートリノの質量をゼロと仮定した素粒子物理学の「標準理論」に見直しを迫る成果で、ノーベル物理学賞候補に名前が挙がっていた。
 昭和40年に東大理学部を卒業し、47年に同大学院博士課程を修了。同大理学部教授、宇宙線研究所附属神岡雨中素粒子研究所長、高エネルギー加速器研究機構長などを経て、平成18年に日本学術振興会学術システム研究センター所長。17年に東大から特別栄誉教授の称号を授与された。仁科記念賞(昭和62年)、紫綬褒章(平成13年)、文化功労者(14年)、文化勲章(16年)、米ベンジャミン・フランクリンメダル(19年)などを受けた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/160095/
原発燃料工場でウラン飛散 作業員1人が微量の被ばく
原子力発電所の燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」は10日、神奈川県横須賀市内の工場内で9日、微量のウランが飛散し、作業員1人がごく微量の被ばくをする事故があったと発表した。周辺への放射性物質の放出はなかったという。

 経済産業省原子力安全・保安院は同社から連絡があったのは事故発生後6時間以上たった9日正午前だったことを明らかにし、同社に厳重注意した。

 同社によると、9日午前5時24分ごろ、警報器が作動。工場内を確認したところ、第2加工棟1階に設置してある二酸化ウランペレットを製造するプレス機で、約8グラムのウランが飛散した。この装置は二酸化ウランの濃縮度を変更するたびに、分解して掃除するが、プレス機に粉末を供給する管に付いているふたを閉め忘れたまま作業を再開したのが原因という。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/160083/
ジョンベネちゃん絞殺事件、両親は潔白、米地方検事局が謝罪

 【ロサンゼルス=松尾理也】米コロラド州で1996年末、美少女コンテストで何度も優勝したジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6)=が自宅で絞殺された事件で、同州ボールダー地方検事局は9日、事件への関与が取りざたされたジョンベネちゃんの両親について、新たなDNA鑑定の結果、潔白が証明されたと発表した。
地方検事局は「疑いをかけたことによって、わが子を失ってうちひしがれた両親をさらに地獄に突き落とすことになってしまった」と謝罪。母親のパッツィーさんが2006年に亡くなっていることにも触れ、「生前にこの報告と謝罪をしたかった」とも述べた。
新たなDNA鑑定は、当時、ジョンベネちゃんが着ていた下着から採取された試料に対して行われたもので、現在のところ、犯罪者データベースから合致するケースは浮かんでいないという。当局はさらに照合作業を進めるとしている。
事件は犯人の侵入の形跡が見つからなかったことなどから、家族の関与が疑われた。また06年にはバンコク在住の米国人男性が犯行を示唆したため逮捕されたが、後に無関係と判明している。
7月10日10時10分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000905-san-int

<韓国>前大統領、HDごと持ち出し…国家情報私物化の疑惑

【ソウル中島哲夫】韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領が2月の退任の際、青瓦台(大統領官邸)のオンライン業務管理システムに蓄積された国政運営上の膨大な資料をハードディスクごと持ち出し、不法に私有しているという疑惑が浮上、李明博(イミョンバク)政権との確執が激化している。現状では事実関係と合法、違法の判断について双方の主張が対立しているが、国家資料の私有状態は批判を免れない。

韓国紙によると、このシステムは盧前大統領が自ら考案し、特許も取っている。盧氏は「中毒」との風評もあるコンピューターマニアだ。

青瓦台当局者が8日に公表した中間調査結果によると、資料の持ち出しは(1)稼働中のものと同じシステムを外注し購入(2)既存システム内の情報の一部を新システムのハードディスクにコピー(3)新旧ディスクを交換し、より情報量の多い旧ハードディスクを搭載した新システムを、盧前大統領が退任後の生活用に慶尚南道金海市に新築した邸宅に運搬--という手順で行われた。

持ち出された資料は機密情報を含む240万件以上。李政権発足の時点で青瓦台に残されたサーバーには業務マニュアルなど1万6000件足らずの資料しかなく、人事ファイルや北朝鮮核問題関係の文書などは含まれていなかったという。政治的に役立つ資料は手元に温存し、残したくない資料は消去したのではないかという疑惑も指摘されている

盧前大統領側は「大統領記録物管理法」に従って825万件の文書を大統領記録館に送ったと説明。前大統領は官邸の資料を複写して持ち出したことは認めているが、ハードディスクの原本には手を出していないと主張している。

一方、同法上、現職大統領は大統領記録館に入ってしまった前任者の資料を閲覧できない。李大統領のための政権引き継ぎ委員会は盧政権を軽視して青瓦台業務の引き継ぎをろくに受けなかった。後日の記録閲覧が難しいことを知らなかった模様だ。
7月10日11時48分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000041-mai-kr
[チュウゴクの犯罪]6歳の娘をレイプさせる 「鬼畜」母親に懲役8年
広東省の増城市人民検察院は、男から現金を受け取った見返りに自分の6歳になる娘と性行為をさせたとして起訴された広東省増城市の売春婦に懲役8年の判決を言い渡した。15日付で南方網が伝えた。

売春婦は2007年11月にある男と知り合い、性交渉を行った。更に男は売春婦の6歳になる娘と性交渉したいと言い出した。売春婦は報酬を上積みすることを条件に娘を脅して強引に性交渉させた。その際に娘がけがをしたため事件が発覚した。

同院は「非常に悪質な犯罪であり、厳罰で臨むほかない」として売春婦と男にそれぞれ懲役8年の判決を言い渡した。写真は組織的に売春を行ったとして裁判にかけられた男たち。2004年12月14日撮影。(編集担当:麻田雄二)5月16日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0516&f=national_0516_003.shtml
[チュウゴクの犯罪]「くつ下臭い!」注意された大学生がルームメイト殺害
宿舎のルームメイトから「くつ下が臭い」と注意されたことに激怒し、刺殺したとして武漢工程大学の男子学生が8日、警察に逮捕された。9日付で荊楚網が伝えた。

調べによると、男子学生は数日前にルームメイトから「お前のくつ下は臭すぎる」と注意された。そしてルームメイトは男子学生のくつ下2足をたらいに放り込んだ。このため男子学生の持っているくつ下は1足だけになってしまった。

更に男子学生は8日午前0時すぎ、最後のくつ下が窓の外に捨てられているのをみて激怒。果物ナイフを持ち出し、ルームメイトの腹部を刺した。間もなくルームメートは近くの病院に運ばれたが、死亡が確認された。写真はアニメのキャラクターがついたくつ下を履いている山東省青島市の女性。2004年7月7日撮影。(編集担当:麻田雄二).5月8日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0509&f=national_0509_017.shtml
[チュウゴクのニュース]揚子江、スナメリの観測・保護協力ネットを設立
中国銅陵淡水スナメリ国家級自然保護区によると、このほど湖北省武漢市において揚子江スナメリ保護協力ネットが設立された。揚子江のスナメリ及びその生息環境を効果的に保護することを目指している。中国国際放送局が伝えた。

関連写真:そのほかの中国での絶滅危惧の動植物に関する写真

  揚子江のスナメリは淡水に棲息する小型のイルカで、国家二級保護動物に指定されている。2006年、中国科学院水生所専門家が揚子江スナメリの数に関する科学調査を行い、現在の生息数は1200頭から1400頭程度と確認されている。

  揚子江スナメリ保護協力ネットは資源報告を定期的に行い、関連の保護活動を実施することになるという。写真は福建省で発見されたスナメリ。見つけたときにはすでに息絶えていたという。


※この記事は、中国で唯一対外放送を行う国家放送局の「中国国際放送局(CRI)」による提供です。現在、38の外国語、中国国内の4つの方言と43の言語で、世界200以上の国と地域に向けて放送しています。URL :
http://jp1.chinabroadcast.cn/
2008年7月10日
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0710&f=national_0710_018.shtml

イージス艦情報漏えい 3佐、無罪を主張…横浜地裁初公判
海上自衛隊内で秘匿性の高い「特別防衛秘密」(特防秘)のイージス艦情報を漏えいしたとして、日米秘密保護法違反罪に問われた3等海佐、松内純隆(すみたか)被告(34)=休職中=の初公判が10日、横浜地裁(栗田健一裁判長)であった。松内被告は起訴事実の認否で「私の行為が保護法に違反するとは考えもしなかった」と述べ、無罪を主張した。公判では、どのような相手に情報を伝えることが同法上の「漏えい」に当たるのかが争点になる見通しとなった。

 起訴状などによると、松内被告は艦艇システム開発・管理を担うプログラム業務隊(現・艦艇開発隊)に所属、防衛秘密の取り扱い者だった。02年5月ごろ、特防秘を含む隊内教育用パソコンファイルを、共用パソコンから自分のパソコンに複写。同8月ごろ、CDに書き込んで、秘密取り扱い権限のない第1術科学校教官(当時)の3佐に隊内郵便で送り、業務で得た特防秘を他人に漏らした。

 松内被告は郵送を認めつつ「当時はイージス艦を取り扱う業務はしていなかった。イージスシステムの米国研修で一緒だった教官に送るのが違法とは考えもしなかった」と主張。弁護側は冒頭陳述で「被告は艦情報を私的領有してはいない。被告は当時1尉で、上位の教官から教育目的で要請されたので従った。教官も研修を受けており情報を取り扱う適格性があった。教官以降の情報拡散には関与しなかった」と主張した。

 一方、検察側は冒頭陳述で▽漏えいしたファイルには、特防秘に当たる、レーダーや武器管制といったイージスシステムの性能や特徴が数値と共に記載されていた▽教官が「資料があったら送ってもらえないかな」と電話で持ちかけた▽郵送許可を求められた上司は、特防秘を含むファイルとは思わず許可した--と漏えいの経緯を詳述。さらに「複写や取り扱いが容易なファイルだったことも相まって、第1術科学校内などで広範囲に漏えいした」と批判した。

 また、検察側は、特防秘と主張する数値部分などは黒塗りして証拠提出した。

 日米秘密保護法は、米国提供の軍事機密を特に手厚く保護する狙いで1954年に施行された。同法違反罪での公判は初めて。CDを受け取った教官ら4人も同法違反容疑で書類送検されたが、起訴猶予処分になった。

 今年3月の防衛省報告は、漏えいしたファイルが形式的には特防秘に指定されていないなど管理態勢の不備を指摘。一方で海自外部への流出は確認されなかった。【池田知広、鈴木一生】

 ◇イージス艦情報漏えい事件

 神奈川県警が07年1月、中国人妻の出入国管理法違反事件で家宅捜索した海上自衛隊2等海曹宅から、イージス艦情報など特別防衛秘密の入ったハードディスクを発見。海自内で無許可コピーが繰り返されていたことが分かり、最初にファイルを持ち出したとして同12月、3等海佐、松内純隆被告を逮捕した。防衛省は今年3月、他の事故などの不祥事も合わせ、吉川栄治・海上幕僚長を事実上更迭、無許可コピーをした隊員や上司らを含め計58人を処分した。

 ◇特別防衛秘密

 米国から供与された戦闘機やミサイルといった装備品の構造、性能、使用方法などに関する文書・図画・情報。日米秘密保護法に基づいて指定され、防衛省の秘密保全レベル(3段階)で最も秘匿性が高い。漏えいした場合は10年以下の懲役。未遂や過失犯も罰せられ、自衛隊員ら公務員だけでなく一般国民も刑罰対象になる。
7月10日13時23分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000006-maip-soci