うなぎは食べていません。どのうなぎを見ても、どうせ産地偽造うなぎだと思ってしまうから。 | 日本のお姉さん

うなぎは食べていません。どのうなぎを見ても、どうせ産地偽造うなぎだと思ってしまうから。

<ウナギ>72トンで産地偽装 愛知・一色町

 愛知県一色町の「一色うなぎ漁業協同組合」(大岡宗弘組合長)が17日、今年1~4月に同組合が一色産として販売したウナギ72トンの産地に誤りがあったと発表した。さいたま市の商社から仕入れたウナギで、国の「食品表示110番」に寄せられた情報を基に東海農政局と愛知県が調査したところ、具体的な産地が特定できず、産地証明書の偽装が分かったという。

 県は17日付で、組合に対し証明書の確認などを徹底するよう文書で指導した。

 同漁協によると、問題のウナギは1月20日~4月22日、漁協が商社から購入し、東海、関東の卸業者や加工業者に販売した。商社が示した産地証明書の偽装に気づかず、一色産として売ったという。

 ウナギは複数の土地で養殖されることがあり、JAS法(日本農林規格)は生育期間が最長の所を産地と規定している。国内の養殖池で育ったウナギの幼魚を温暖な台湾に輸出して成魚に促成し、日本に輸入しても生育期間が日本より短ければ「日本産」となる。こうしたウナギを「里帰りウナギ」といい、広く流通している。

 偽装の背景には、こうした複雑な生育と産地決定のルールがあり、今回の偽装ウナギも台湾などで促成された里帰りウナギの可能性がある。大岡組合長は「漁協の確認不足もあった。消費者や取引先に迷惑をかけたことをおわびします」と話した。

 一色町のウナギ生産量は市町村別では全国1位。ブランド力があるため偽装の対象となりやすい。【秋山信一、安達一正】

6月17日14時25分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000056-mai-soci