イスラエルからのニュース(シオンとの架け橋)
2008年4月9日(水)
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*カツァブ元大統領が司法取引を破棄して、罪を認めない
方針を表明。
検察側は新たに起訴状を作成することになった。(H,Y,P)
*カツァブ元大統領の部下の女性が、新たな強姦罪で
元大統領を告訴へ。
司法取引が破棄されたことで、元大統領に対する起訴の
罪状はかなり厳しいものになると見られている。(H,Y,P)
*女性団体は、カツァブ元大統領の司法取引が破棄された
ことを歓迎。元大統領の行為が法廷で明らかになるため。
(H,P)
*全国的な防衛演習で、学校や役所などでも避難訓練。
サイレンが鳴らない等の多くの問題点が発見された。(H,Y)
*イランのアフマディネジャド大統領が、6000基の遠心分離
機を稼動させ、ウラン濃縮を加速すると発表。(H,Y)
*ガザからイスラエルに向けて掘られたトンネルを国防軍が
発見。トンネル摘発のための戦闘で武装勢力の2人が
死亡した。(H,Y,P)
*5月17~18日、ブッシュ米大統領が中東を訪問する際に、
シナイ半島で中東和平首脳会議を開催する計画か。左翼
政党メレツのベイリン党首が明らかにしたが、政府は
確認していない。(P)
*ヒズボラの軍事指導者ムグニエ暗殺事件で、シリアが
サウジアラビアの大使館職員を逮捕したと、イランが報道。
(P)
*エルサレムのメシアニック団体「ネティブヤ」に市役所が
会堂の建設許可。近隣の住民は抗議しているが「反宣教
団体の扇動によるもの」だとネティブヤ指導者のシュラム
師は語った。(Y)
2008年4月10日(木)
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*ガザへの燃料供給基地ナハル・オズにテロ攻撃。2人の
イスラエル人が死亡。犯人は2人が射殺され、他の2人は
ガザへ逃げた。(H,Y,P)
*ガザへの唯一の燃料供給拠点でのテロで、燃料供給は
暫時中断へ。ガザ住民の生活をますます困窮させて、
それを世界に宣伝し、イスラエルの評判を悪化させるのが
ハマスの狙いと見られている。(H,Y,P)
*ハマスが再びエジプト国境の爆破を準備中か。ラファ付近
に配備されているエジプト軍は、厳戒態勢を取っている。(P)
*自治政府がジェニンの拘置所に収監していた多数のテロ
リストを、武器を渡さないで釈放。武装解除と引換えに
国防軍が追跡を中止するとの合意が、なかなか進まない
ため釈放を先行させたもの。(H,Y)
*昨日ガザ中部で行われた偵察作戦中に戦闘があり、
21歳のドルーズ人兵士が死亡。同日埋葬された。(H,P)
*カーター元米大統領が10日後にシリアでハマス指導者
のマシャール と会談するとの報道。米国政府は反対を
表明した。(H,Y,P)
*米国の左派ブロガーを外務省がイスラエルに招待。
インターネットで有名な反イスラエル論客に、現状を知ら
せるのが狙い。(Y)
*オルマート首相が西岸地区の検問所を視察。検問で
パレスチナ人の生活に重大な支障が出ないよう、配慮を
求めた。(H,Y)
*「ユダヤ人の心の覆いを取る」との祈りをカトリックが削除。
しかし「全イスラエルの救い」に、まだ改宗の下心があると
ユダヤ人団体。 カスパー枢機卿は「ユダヤ人の対応は
感情的」だと語った。(H)
2008年4月11日(金)
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*テルアビブの食堂で毒を混ぜるテロを企てた2人のパレス
チナ人従業員を逮捕。パレスチナ人を無許可で雇った店主
も逮捕された。無味無臭で4時間後に効く毒を混ぜる計画
だった。(P,H,Y)
*誘拐された国防軍兵士を国際赤十字が訪問することは
認められるべきだと、リブニ外相が発言。また、過越の
食事においては、誘拐された兵士のための空席を設ける
と語った。(H,Y)
*イスラエルのシンクタンクが、ハマスが2万人の軍隊を
組織したと報告。イスラエルのガザ撤退後、イランとシリア
の援助で80トンの爆薬や高性能ミサイル等を入手したと
見られている。(H,Y)
*カーター元米大統領が中東諸国を歴訪へ。ハマス指導者
マシャールとの会談について、イスラエル政府は懸念を
表明した。(H,P,Y)
*国防軍がガザでハマスのメンバー2人を殺害。付近にいた
7人の民間人も負傷したと、ハマスは発表した。(P)
*オルマート首相は、ハマスに厳しく対応すると宣言。しかし、
ガザの人道的危機を防ぐため、燃料供給は早期に再開
する。(H,P,Y)
*オルマート政権に満足だとの意見は1月と同じ23%。
不満は5%減って60%に。しかし、リクードの支持率は
急落した。(H)
*イスラエルが、ハマス幹部の誘拐作戦のためにトンネルを
掘っていると、ハマスの内相が発言。アラブ紙が報じた。(Y)
*スーパーマーケットの「AMPM」が、超正統派のボイコット
を受けて、安息日に閉店することに同意か。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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日本のお姉さんの意見。↓
ガザの住民が困るように、わざわざ、ガザに電力を供給している
唯一の燃料供給基地ナハル・オズでテロを起して、
電力輸送を妨害するなんて、ハマスって、なんて性格が
悪いのだろう。イスラエルが、ガザに電力を送らないと言って
みじめなガザの住民の様子をアルジャジーラなどを使って
全世界に放映させようという魂胆だ。
こんな性格の悪いパレスチナ人に、ガザからロケット砲で攻撃
されながらも電力を送らないといけないなんて、最悪。
ガザからイスラエルへの秘密トンネルが見つかって、パレスチナ
人が殺されているのに、アラブの新聞に
イスラエルが、ハマス幹部の誘拐作戦のためにトンネルを
掘っていると、ハマスの内相が言うのだ。
ひどいウソつきではないか。ハマスは2万人の兵士を
用意しており、イランとシリア の援助で80トンの爆薬や
高性能ミサイル等を入手した。
イスラエルがお気の毒だ。
以前、イスラエル政府が、イスラエル兵の捕虜と交換に、
パレスチナ人のテロリストたちを言われるままに大量に
釈放したのに、パレスチナ人は、イスラエル兵の捕虜を
死体で返してきたそうだ。
こんなパレスチナ人と一緒に暮らさないといけないなんて
最悪。でも、オルマート首相は、西岸地区の検問所を視察し、
検問でパレスチナ人の生活に重大な支障が出ないよう、
配慮を求めた。まるで、日本人と、周りの国を見ている
ような錯覚を覚える。イスラエル人は、まじめに人道的で
あろうとしているのだ。テルアビブでは、パレスチナ人2人が
無許可で雇ってくれた店主に恩を仇で返すように、
レストランの料理に、4時間後に効く毒を入れて食品テロを
しようとしていた。最悪な民族ではないか?
昔パレスチナは、国というより、ただの荒地でイギリスが
支配していた。そこに、ユダヤ人たちがパレスチナ人から
土地を買って住んでいた。戦争が起こったときに、
イギリスは、ユダヤ人住民にイギリスに協力したら、戦争が
終わったらユダヤ人の国を作ってあげると約束した。
アラブ人にも、同じ約束をした。サウジアラビアは、
イギリスの約束によって独立できた国。
イスラエルは建国されたが、クルド人には国は
与えられなかった。クルド人の国は、
分割されて、クルド人は各国でバラバラに
分かれて生きる国を持たない民族となってしまった。
日本は、トルコから来たクルド人を難民とは認めない方針
である。とは、いっても、埼玉県に300人ぐらい、こっそり
住んでいるらしいから、厳しくはしていないようだ。
でも、過去に難民申請をしたクルド人は、全員、オーストラリア
に難民申請をしなおして、そちらに移っている。
なぜ、アラブが以前イギリスの支配下にあったかというと、
イギリスがローレンスや仲間のアラブ人などを使って
オスマントルコを攻撃して勝ったからだ。
イギリス人でアラブ人と仲がよかったローレンスは、
イギリスがアラブ人との約束を裏切ったと感じて、イギリスで
不満を抱えて生きていたそうだ。その後、ローレンスは、
イギリスでバイクでスピードを出しすぎて事故を起し、
死んでしまった。
http://www.tanken.com/lawrence.html
映画「アラビアのローレンス」では
ピーター・オトゥールがロレンスの役をした。
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