六韜(りくとう)  古代中国の兵法書。 | 日本のお姉さん

六韜(りくとう)  古代中国の兵法書。

六韜(りくとう)  古代中国の兵法書。 太公望(呂尚)の教えとされる

交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。

 交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。

 そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。

 そしてやがては滅ぶ」

【第十五 文伐篇】

文王が呂尚にたずねた。

文王「武力を使わないで目的を達するには、どうすればよいか」

呂尚

第二は、敵国の寵臣を手なずけて、君主と権力を二分させるのです。

第三は、側近の者に賄賂を贈って、しっかりと彼らの心をとらえるのです。

第五は、相手国の忠臣を厚遇し、君主への贈物は減らして、
    相手の結束に楔を打ち込むのです。

第六は、相手国の内臣を懐柔し、外臣を離間するのです。

第七は、相手国の野心を封じこめるために、厚く賄賂を贈って寵臣を
    買収し、利益で釣って職責を怠るように仕向けるのです。

第八は、相手国の君主に重宝を贈って、わが方を信頼するようにさせ、
    わが方に協力させるように仕向けるのです。

第十一は、相手国の有能な臣下に、内密に高い地位を約束し、
     重宝を贈って手なずけ、わが方に肩入れする人間を
     増やすのです。

第十二は、相手国の乱臣を手なずけて君主の心を惑わし、
     美女や歌舞団を送って関心をそちらに向けさせるのです。


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