【C:編集編】2、「かんたんPDFダイエット」 PDF圧縮作業を簡単に。 | 南国人にゃんちゅう☆の秘密の日常

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まだまだ青臭さ溢れる未熟者ですが、頑張りますので宜しくお願い致します。

(2013/02/14 エラーの内容考察を中心に追記。) 今日も元気にこんにちは。にゃんちゅう☆です。
いまだに「メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオ1」「このままじゃあ終われない、やめソニーの逆襲」の方々の番組で当ブログにいらっしゃる方が相当多くかなり驚いています。特にメイド・イン・ジャパンは、随分前の番組なはずなんですけどね~。皆様どうやって番組の事を知っているのか気になる所です。


さて、今回は「かんたんPDFダイエット」というフリーソフトの紹介です。(2013年 2/10現在の情報)
自炊代行業者からPDF自炊データを受け取り、さぁ閲覧だー!!といきたい所ですが、
PDFの解像度が大き過ぎる為か、表示に時間がかかる事があります。
そんな時に機器に合わせ、PDFを圧縮する事が出来るのが、このPDF圧縮ソフトです。
今回、僕の設定や変換時間、エラー時の対応策などについても詳しく解説していきます。

◆インプレス 窓の杜の解説記事
2012年11月11日ver (ソフトリリース日)
2012年12月22日ver

2013年01月03日ver
2013年02月06日ver

◆なぜ「らくらくPDFダイエット」を選んだか?
圧縮ソフトは「ChainLP」か「かんたんPDFダイエット」の2つが有名です。
ChainLP・・・設定が色々出来る利点有り。マニア好みな感じ。こちらの方が使う人も多いようですね。
かんた(ry・・・設定を簡潔にまとめ使いやすくする方針。ついでに win8みたいなタイルデザインで綺麗。
僕の場合、あんまり時間を掛けずに作業がしたかったので、後者を選ぶ事にしました。
(ほんと、編集は凝りだすと時間がいくらあっても足りません。適度に妥協が必要)

◆らくらくPDFダイエットの使い方
1、プロファイルを作ります。Nexus7用、iPad用の設定~とかの設定のことです。
  下画像の太陽?をクリックして名前を入力。作成した名前のタブを”選択してから”設定を始めます。
  でないと意図していないプロファイルに設定を保存されるので注意!!保存は自動でされます。

2、PDFファイルをこのソフトのアイコンにD&D
  ソフトを起動してから、変換開始というのは出来ないようです。
3、保存場所選択+プロファイル選択
4、処理開始。進行状況は緑のバーで表示されます。
5、処理完了。ピコーンと音が鳴ります。
(※3と4は次の項途中の画像を参照して下さい)
OCR処理をしたい人はこの後に行います。こちらの記事で解説しています。
以上の内容について動画で見たい方はこちらの公式サイトへどうぞ。

◆設定の各内容
僕はどの閲覧機器でも共通で、以下のように設定しています。まず基本設定。

・同時処理ファイル数・・・マルチコアCPUだと並列処理出来ます。
                手持ちのCore i7だと4コアにHyper Threadingで2倍→設定8まで。
・同時画像処理・・・よく分かりませんw onにするとPCが非力だからかなんか動作が不安定に。
・起動時バージョンチェック・・・このソフトを起動した時に、新バージョンが無いかお知らせ。
・D&D時にプロファイルを選択・・・予めiPad用、Nexus7用等設定を作っておき、どの設定を使うか
                      選択をするか? offだと常に決まった設定を用いる事になる。

次に詳細設定画面についてです。ブログ表示の関係上、2列にしています。ご了承下さい。

・作成後開く・・・圧縮作業後、出来たファイルを開く。
・ページ分割・・・元々のPDFをページ分割出来ます。
・白ページ除去・・・真っ白のページは入れずに保存します。
・二極化・・・(厳密には違うようですが)白黒にすると理解しています。
・太字・・・文字を太くする。程度は下の数字を調節。
・リサイズ・・・リサイズ機能。onだと周りに白枠が出る。以下の図を参照。
・回転・・・回転して保存。
・ページ結合・・・複数ページをまとめて1ページとして保存。
 PCのAdobeReaderでの閲覧時、設定が面倒なので、そんな時便利かもしれません。
 左とじ、右とじのようにも設定出来ます。以下の図を参照。
・ファイルサイズ・・・各々の画像をどんなサイズで保存するか。
※最新版だとノンプル処理も実装されているようです。解説記事はコチラ。

D&D時にプロファイルを選択
 プロファイル名入力時に適度にスペースを入れると、丁度2段表示に出来ます。


◇リサイズ機能。OFF/ON順に。(クリックで画像拡大)

 本来プレビューは1つだけ表示ですが、分かりやすくするため
並べて表示
 右端が切れているのは、本を裁断したからでソフトの問題ではありません。


◇ページ結合。左とじ、右とじの順に。



◆変換時間、CPU使用率
あくまで参考までに。変換時間は
1冊あたり55秒でした。
マルチコア対応ソフトなだけあって、結構高速な処理が出来ています。

【測定条件】
同時処理ファイル数・・・8
・その他の設定・・・上で示した通り。
・1冊あたりのページ数・・・250pages
・処理した冊数・・・6冊
・使用したPCのスペック・・・以下の画像を参照。HDD使用。


【CPU使用率】

全てのコアを使用して処理しているのが分かります。
処理中に他の動作をしようとすると、多少モタつく事もありますが、概ねフリーズはしないようです。
尚、冊数が残り少なくなると、それに伴い使用するコア数も少なくなります。


◆作業後のサイズについて考察。

下の画像をご覧下さい。(上が変換前、下が変換後)  全体的に2倍に膨れ上がってしまうようですね。
どこかで見た情報によると、元データが画像を特殊技術で圧縮しておりそれを解凍しちゃうからだそう。
確かに、よ~く見てみると2倍以上の物、2倍より小さい位の物があり、
仮にその説が正しいなら、その違いは画像の多い少ないに起因すると考えられます。
(雑誌系統なら画像が多い、文章ばかりの本なら画像が少ない)


iPad等で表示する際の表示スピードが、そのPDFデータの容量の大きさによるものかは分かりませんが
もしそうなら、変換しないでそのままにしておいた方がいいのかもしれません。
そうなると、圧縮ソフトを使う意義は一体何なんだ!?ともなるのですけども。
もう調べ疲れてしまったので、どうしたらいいか、誰かに解説をお願いしたい所です。ちなみにこの話は、
公式サイト:出力ファイルサイズが一番小さいのはどれ?のページも参考になります。


◆目次付きPDFを作成する方法 (かんたんPDFダイエット)
http://smart-pda.net/software/PDFDietEasy/TOC/

◆エラー「このPDFファイルは、PDFファイル直接読み取りに対応していません」の解決策!
まず、直接読み取りは一般的な言葉ではなく、どうやら公式サイトでは「一度PDFから画像に変換
した上で作業せず、PDFのまま直接読み取り作業する事」
と定義している言葉のようです。
(※情報ソース このソフトの前身 PDFdiet 更新履歴2010-12-13の内容より)

ですので、解決策は・・・PDFデータを一度全て画像データ(JPEG等)に変換してから、
画像梱包」等を使って再度PDFデータを作る事になるかと思います。もう最後の手段ですねw
これで一応、どの本もエラーを回避する事が出来ています。
(まぁ・・・これだとJPEGに変えた時点でデータがかなり膨らんじゃうのですけどね)
尚、僕は読取革命ver.15 に付いてきた「簡単!PDF for Office」を用いて変換しています。

このエラーが出てくるのは1割程度で、発生条件もどうもよく分かりません。
エラーが出たファイルは何度試してもエラーで弾かれます。時々成功とかにはなりません。
PDFバージョンのせいかと、色々試してみましたが、どうも多分違うようです。
(多分公式サイト:FAQ 近代デジタルライブラリのPDFで読み込めないものがあるのですが・・・
 このページあたりが参考になるのでしょうけれど。。。)
エラーの根本原因が分かる方は、教えて頂けると幸いです。こちらもお願いします。

という訳で、以上「かんたんPDFダイエット」の解説記事でした!
設定等、参考になれば幸いです。最後までご覧頂き本当にありがとうございました。


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