前回は2匹同時に考察しましたが、今回はブルンゲルブルンゲル(♂)ブルンゲル(♀)にスポットを当てたいと思います。ただ、WCS2011向けの考察もほとんどやりつくした感じで良く出るポケモンで残っているのは少なくなってきたかなと思います。ただ、トルネロストルネロスとアーケオスアーケオスの場合は特性こそ違えど「アクロバット」がメインウェポンで変化技を織り交ぜることができたため同時に考察できたけど、種族が違えば用途も違ってくるのが普通じゃないかなと思います。ちなみに、ブルンゲルブルンゲル(♂)の場合の特徴はというと「しおふき」だったりしますがこの辺は詳しく考察したいと思います。

ブルンゲルブルンゲル(♂)ブルンゲル(♀)
タイプ:みず/ゴースト 特性:ちょすい or のろわれボディ
HP:100 攻撃:60 防御:70 特攻:85 特防:105 素早さ:60

HPと特防の種族値が高く、タイプ的にも格闘タイプの技を無効化するだけでなく、炎や氷タイプの技などを半減したりと防御面にいたっては優秀なほう。ただ、ダブルではシングルに比べて攻撃が激しいため耐久型のポケモンは活躍しづらいという難点もあるが、のろわれボディの特性で相手の攻撃技を一定確率で一時的に封じ込めたり、「しおふき」が使えるという点で買われているとか。ちなみに、「しおふき」はというと2体攻撃できるうえに「ハイドロポンプ」に匹敵するぐらいの破壊力を秘めているが、HPが減ると威力が減ってしまうというのが欠点。ただ、ブルンゲルの場合は「じこさいせい」が使えるためその欠点を補おうとすれば可能だけど…。
ということで、ブルンゲルの「しおふき」の威力を調べてみると、控え目で特攻極振りのブルンゲルであってもローブシンローブシン耐久力の低いゾロアークゾロアークでもHPさえ振ってしまうと確定2発と弱点を突かない限り一撃で倒すことが難しいかなと思います。しかも、臆病のブルンゲルだとスカーフで最速テラキオンテラキオンやボルトロスボルトロスを抜けるものの相手がテラキオンの場合はHPを振ってしまうと1発で倒せなかったりと火力としてはやや微妙なほう。

その一方で、自力で「トリックルーム」を覚えることができ、一目見てスカーフ「しおふき」なのか「トリックルーム」型なのか判別することができないのも厄介なところ。


ちなみに、スカーフの場合は控え目もしくは臆病のCS極振りで「トリックルーム」の場合は冷静の最遅で特攻や耐久に回した方がいいかなと思いますね。H252B100ならアーケオスアーケオスのジュエル「アクロバット」を耐えることができますし、ここからDを少し振るだけで臆病サザンドラサザンドラの「りゅうせいぐん」を耐えたり、ボルトロスボルトロスの「10まんボルト」を耐えることもできますので、「トリックルーム」型や基本型にするなら参考にしてみてはどうでしょうかはてなマーク