これから「めざめるパワー」が氷のライコウライコウやサンダーサンダーを狙ってみようと思い乱数調整の勉強をしているところです。ただ、ポケモンの個体値や性格値には擬似乱数が使われている以上、何らかの形で乱数調整ができるみたいです。なお、エメラルドやDPtの場合は次のような形で乱数が生成されていました。

エメラルドレックウザ
乱数のSeed値は常に一定(0x00000000)で、時間経過(1/60秒ごと)により進行する。
DPtヒカリ
DSの内蔵時計に基づいてSeed値が決定し、ゲーム中の行動によって進行する。

さて、HG・SSポケモン・コトネはどのように乱数が進行するんでしょうかはてなマークブログやサイトを見る限り、DPtとほとんど同じだったりします。実際にDPtとほとんど同じ手順でめざパ氷+1U4Vの臆病ライコウライコウをゲットしたという報告もあるみたいなので…。となれば、HG・SSもDSの内蔵時計に基づいてSeed値が決定し、ゲーム中の行動によって進行するみたいだけど、HG・SSにはDPtにはあった「ぼうけんノート」も存在しなければポケッチも存在しないわけだし…。
実はHG・SSでは連れ歩いているポケモンに話しかけることによって乱数が進行するみたいです。ただ、連れ歩いているポケモンに話しかけるとどんなアクションをみせるかで消費される乱数も違ってくるが、ある状態に限って消費される乱数が固定されています。その状態とは眠りややけどの場合で眠っているポケモンに話しかけると必ず4回分消費され、やけど状態の時に話しかけると2回もしくは4回分消費されます。したがって、眠り状態のポケモンを先頭にしておくといいかもしれませんね。


にゃんぽけX

それ以外に徘徊するポケモンを移動する際にも乱数が使われており、これについては起動時にも消費されるとか。これを利用すれば徘徊するポケモンの位置で目的のSeed値であるかどうか確認することができるみたいです。これについても乱数調整に使わせたいと思います。


ということで、必要なツールはというとentei.exe とHG・SSに対応したSeedを逆算できるツールで自分の場合はアーマーさん の乱数計算.exeを使っています。こちらはHG・SSだけでなく、DPtにも対応したりと使い勝手がいいみたいです。ただし、性格の指定に数字で入力しなければならないのがたまにきずだけど…。後はさびたコイルのところにあるHG・SS固定乱数調整ツール なんかもいいかもしれませんね。

まず、目的のポケモンからSeed値を逆算してみます。今回は「めざめるパワー」氷を覚えた控え目サンダーサンダーということで次のような個体値にしたいと思います。


控え目 31-10-30-31-31(0x6F161FD8)

最初は控え目 31-20-30-31-31を狙ってみたけど、めざパの威力が最高では無かったのであえて上の個体値にしちゃいました。それ以外にも控え目 30-15-30-31-31-31という子も考えてみたけど、攻撃はそれほど必要としていないので…。

次に求めたSeed値をHG・SSの起動させる時間に変換しちゃいます。これについてはポケモンの館にあるポケモンプラチナSEED を使うといいかもしれませんね。最後にDSの本体の時計を変換した時刻の手前に設定し直して、ゲームを始めればOKというわけだが、徘徊するポケモンの位置からSeed値があっているか確認し、間違っていれば再びやり直すといった感じでしょうか。そういう意味でやる前に徘徊するポケモンの位置を覚えておき、そこからeitei.exeで使うのがいいと思います。


目的のSeed値と一致したら、指定した回数分だけ乱数を進行していくことになるわけだが、眠らせておいたポケモンを先頭にして話しかけると4回分だけ消費されるみたいなのでこれを利用したほうが手っ取り早いと思います。今回は固定シンボルで狙ってみましたが、今度はライコウやエンテイといった徘徊系を狙ってみることにします。こちらはどんな手順で行うか気になるところかも。