Tissue!!!
こんにちは。
以前、私のblogにてティッシュ の事、黒ティッシュ の事を書いた事があるのを覚えていますか??
何だか意外なトピックスなだけに、コメントもけっこういただいたんですよ。
日本では当たり前な事ですもんね。
なんと!担当者の方がたまたま私のblogにたどり着いてくれ、『このblogで紹介してくれませんか?』っという事で、取材に行って来たのです!!ビックリしませんか??
なので、行って来ました!
"伊藤忠インターナショナル"さん!
そしてそして、日本企業だと思ったので、お話聞けるのは日本人の方?っと思いきや…
マネージャーのスティーヴさんから今回はいろいろとお話を聞かせていただきました!
このプロジェクトが始動する三年前まではずっと広告代理店で働いていたそうです。
かと思えば、オフィスの隅にはティッシュの山です。
三年前から始まったこのプロジェクト、"AdPack
"(アドパック)という会社が運営しています。
始まった当初は吉野家さんなどの日系企業のお客さんがほとんどで、今ではCommerce Bankなどの大手銀行もこちらのお客さんなんですよ!
それに写真右は"ZAGAT"。
これは、こちらの有名お料理番付マガジンです。
そんな優良企業ともタイアップするほどなんです!
日本では携帯ティッシュのイメージって、そんなにいいものではありませんよね?
それもそのはず!現在の広告ティッシュの50%以上のシェアはサラ金、風俗なんだそうです。
しかし、アメリカにはこのマイナス的なティッシュ配布のイメージはありません。
"アメリカで新しいイメージを作れる!!"
こんな意欲を持って、日本企業が新しい事に取り組んでいるんです!
しかし、アメリカ人にはティッシュを持参する意識っていうのがないんです。
私も何度見ても慣れませんが、ハンカチで鼻をかんで思いっきりそのハンカチをポケットに戻すでしょ?
日本人からしたらけっこう考えられませんよね?
なので、アメリカ人のティッシュ持参の意識付けからのスタートなんです!
なので、このAdPackさんが作るティッシュには"OPEN HERE"などとも記載されてます。
そして、日本だったら使い捨てってイメージがあるせいか、こういったティッシュには企業側もコストを下げようとして、品質や枚数などを下げようという傾向があるそうなのですが、アメリカの企業は真逆。『どうせやるなら品質のいいものにしてください!』なんていうオファーもあるそうなんです。
傾向としては、ミッドタウンやウォールストリートなどで働く白人のミドル層は受け取る率が低いそうです。ヒスパニック、黒人層がターゲットとなる事も多いんだとか。あとは日本同様、女性特にオバちゃん世代の方はよくいただくそうですよ。笑
そしてそして、会社にはなんとも大きなティッシュがあるではありませんか~!
「これは何ですか?」と聞くと、
『年に一回ティッシュコンテストをやっているんです。大賞に選ばれたティッシュにはこうしてこのビックティッシュを贈呈してるんです!』
まさにグッドタイミングでした!
ただ今、『第2回 AdPack主催ティッシュコンテスト』
開催しているんです!
その応募方法もおもしろくってですね、
まずはティッシュパーッケージのデザイン。それに配布方法までも応募しているんですよ!
大賞には$10,000です!!
私も応募しちゃおうかな?
締め切りは3月31日まで。残念ながら応募資格はアメリカ在住の人のみだそうです…
先回、応募されてきた案の中には…
・1ドル札いれてまく。笑
・PowerBawlの時に配る。
など、けっこうアメリカ的な楽しい案がたくさんあったそうですよ。
そして最初に出会った、このティッシュの配布ビデオがAdPackホームページから見れます!
Broadwayでお姉さん達がピンクな格好をして、そしてワンちゃんまでもが登場!
See the Video Clip
から見てください♪
とにかく、今このNYで日本企業がジャパニーズビジネスをアメリカに新しいイメージとして作り込もうとしています!!日本のように、誰もがティッシュを携帯するようになったら本当に素敵ですよね☆
彼らの名刺には
"Your Brand in their hands"
なんて書かれているんです!
英語のキャッチコピーっていうのは、なんだか夢が膨らむようなイメージを持たせてくれると思いませんか?
今後のAdPackが楽しみですね!