10月8日(金)早朝送致 殺処分予定の仔たちがいました
6日は1日福島でしたので
翌日の7日に収容されている仔たちに会いに行きました
状況を更に詳しく職員さんからお聞きして
個々の状態をみながら写真を撮って
1匹の仔は飼い主自らが持ち込んだ所有権放棄で
11年間一緒に暮らした仔だそうです
避妊手術済みであることもわかりました
帰国するから飼えないと。。
新たな飼い主になってくれる人を探すとか
殺処分以外に方法はないのか その努力をするように
職員さんも一度はつっぱね 受け取りを拒否したそうです
でも再び連れて来て 自分以外には懐かないと。。
そんな飼い主であってもこの仔は飼い主が大好きで
じぶんの殺処分の手続きをされている間だって
おいていかれた時だって
まさか見捨てられたなんて思わずにいたはず
抱っこして連れて来たそうですから
猫の習性をよくご存知の方だったら
それがどういうことか おわかりかと思います
環境も違う知らない人がたくさんいるところへ
抱っこして連れて来ることが出来るくらい
飼い主のことを信頼していたのです
だけど薄情にも飼い主は
まるで不用品を整理するかのように手続きを済ませ
その瞬間まで一緒にいた仔をおいてゆきました
この仔は『お仲間さん』が 引き受けてくれることになりましたm(_ _)m
この仔たちに声をかけてくれた方がいる
でももう深夜
職員さんと連絡はとれません
処分機のあるセンターへと車が出発してしまう前
職員さんよりも早く
この仔たちが収容されている施設に着いていなければ
開庁時間を待っていては もう間に合いませんでした
以前一度 それで命拾いできた仔がいます
今回もそれしか方法はなく
車が出発してしまわないように
私に代わって 早朝から門の前で待機してくれていたのです
家にも帰らずに。。
殺処分日に 猫たちが収容されているセンターから
処分機のあるセンターへと運ぶ職員さんと
窓口となっている職員さんは違う方です
ココの施設は 収容場所と窓口となっている場所とが
車で数キロは移動するくらい離れています
開庁時間になったら直ぐに
窓口となっている職員さんにも連絡を入れさせていただきました
運搬をする予定だった職員さんも
窓口の職員さんへ連絡を入れてくださいました
そして窓口の担当職員さんが上司の方に掛け合ってくださり
殺処分の取り消し 送致をストップしていただけました
人知れず 誰の目にも留まらずに
もう消えてしまっていたはずのいのち
月曜日 お迎えです
ありがとうございます ほんとうに
それから。。
この仔とは別に 親子？兄妹？3匹がいます
持ち込んだ人間の話しでは
皆6ヶ月くらいということだったようですけど
(月齢までわかっているのだから
飼い主かお世話をしていた人よね きっと…)
2匹はそのくらいに感じましたが 1匹は母猫のような気がします
私が母猫かな？と思った仔は 触ることが出来ました
今の私には この時ココにいる仔たちでさえ全ては救えない
目の前にいる仔たちが
数時間後には殺処分とわかっていても
手を差し伸べられる仔
ごめんなさいをしなくてはならない仔
命の線引きをしなくてはならない現状
せめて
最後に美味しいものを食べさせてあげたい
明日が来ないでほしいと思いながら
ウエットフードとオヤツを
それぞれの仔のところへ入れて…帰ってきました
まだ生きたいのに まだ生きられるのに
その命を強制的に絶たれてしまう
生命ギリギリのところにいる仔たち
申し訳なくて
懺悔です いつも
その日の夜
福島から帰ってきたばかりの方が
クタクタなはずですのに
収容猫たちのことを気にかけてくれて連絡をくださいました
今週の福島被災地での活動だけでも
被災猫たちを たくさん受け入れてくださっています
救いを待っている仔たちの保護枠を
少しでも用意してあげたいと
もっと用意してあげられたらと
毎週毎週 里親会(譲渡会)も開催されています
強運なこの仔たちは
引き取り手がなければ3匹とも
その方が受け入れてくださることになりまして
殺処分は免れることができましたが
1匹でも構いません
飼い主となってくださる方
迎えてくださる方はいらっしゃらないでしょうか
ご自宅までお届けさせていただきます
こうしている今も
不安のなか収容されていますこの仔たちに
愛情を注いでくださる方がおられましたら
『11日(月)の13時まで』に ご連絡いただけたらと思います
ご連絡は
nyankoouchisagashi@yahoo.co.jp
まで
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m