『ド・ヴィニス・イリュストリビュス』(De Vinis Illustribus)は、17世紀の古い建物で出来たお店で店内全体がワインセラーとなっています。かつてヘミングウエィも購入したこともあるそう。

【ド・ヴィニス・イリュストリビュス(De Vinis Illustribus)】


【店内全体がワインセラー】



ドミニクさんがいらして店内の説明をしてくださいます。

【ドミニクさん】


ワインセラーは、新しいものから古いものまで様々な種類のワインを備えています。お店自体は1994年に設立され、今年で20周年を迎えます。

同店では、友達同士や知り合いの小さなグループというプライベートな中で、ワインを販売するだけでなく試飲をしながら最適なワインをオーガナイズしてくださいます。

ドミニクさんの夫・リオネルさんは古いワインについての詳しい専門家。フランスの主なブドウ生産地域において試飲の審査員でもあり、フランスワインの大使のような存在。リオネルさんが高い専門性知識を持っているので、フランスはもちろん、全世界からセラーを訪れるお客様がたくさんいらっしゃいます。日本では、アカデミーデュヴァンの矢野 恒講師も生徒さんを連れて定期的にいらしているそうです。

【リオネルさん(夫)】


ワインセラーの見学では、たくさんの貴重なワインを見せていただきました。

【ワインセラーの見学】
※セラーで保存をしっかりすることで、古くても美味しいワインが揃えてあります。


【1636年のセラー】
※見学する時は照明がついていますが普段は暗くなっています。照明は床を照らしているので、ワインには影響がない様にしています。石自体は古いのですが、リノベーションして綺麗にしています。石は古い石を使用。2000年くらい前にパリが作られた頃にその辺にある石を使って1636年に建物として作られました。



【2000年前のワインがたくさん置いてあります】



【4名~20名までのグループの場合はワインセラーの中で試飲をします】


【ソーテルヌのコーナー】
※古いのが下の方にあります。時が経つにつれ、色が濃くなっていきます。最初の頃は甘味だけですが、次第に甘味と苦みが感じられる様に変化していきます。



【1910年代のソーテルヌ】


1930年より地下にもセラーがあってはしごを使っておりていましたが、現在は冷気を出すのに使用しています。

【地下にもセラー】


昔のワインボトルも見せていただきます。第一次世界大戦前までは、ボトルは吹きガラスで作られていたそうです。昔は色も形もバラバラで、中にはガラスの中に泡が残っているものも。

【昔のワインボトル】




【貴重なワインもたくさん見せていただきました】




【今現在ある一番古い赤ワイン】
※1916年のワイン。第一次世界大戦中で男性は兵にとられていたため、女性の手によって作られた珍しいワイン。今でも美味しくいただけるそう。


説明を聞いた後はワインとお食事のマリアージュを楽しみましたので、次のブログでご紹介します。

『ド・ヴィニス・イリュストリビュス』(De Vinis Illustribus)
48, rue de la Montagne – Sainte-Geneviève 75005 Paris
Tél. +33 (0)1 43 36 12 12

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