ゼロの歴史（ひるおび　はてなより）

以前、商品名にゼロがついていると凄く売れるようになるということについての記事を載せたことがありますが、（→くわしくはこちら）

５月１１日放送のひるおびでもゼロ商品についての特集がありました。

ひるおび　ハテナ？のコーナーにて

最近ホントにゼロがつく商品がいっぱい！

なんとハムやソーセージなどもゼロがつくほど

ゼロの文字はどうして？いつから増え始めたのか？

ちなみにゼロがつく商品を買う人は

とくに３０歳以上の女性に多いそう。

なぜなのか？

２０代、３０代を迎えたときにカロリーを気にして買わなくなることが多いんだそうです。

（なのでカロリーゼロの商品を作るとその人たちをターゲットに商売しやすくなる）

ではなぜここに来てゼロ商品が増え始めたの？

一番の要因は法改正ではないかとのこと。

２００８年からメタボ検診が義務化され健康ブームが起こったこと、

また、２００７年に道路交通法が改正され飲酒運転に対して異常に厳しくなった。

以前からノンアルコールビールというものはありましたけど、ノンアルコールビールは完全にゼロではなく１％未満のアルコールを含んでいたためゼロ表記はありません。

様々な要因がかさなりあって、

カロリーゼロに止まらず、糖質ゼロ、アルコールゼロなどいろんなゼロが乱立するようになったのだとか。

今回面白かったのがゼロの歴史というのを年表にしてまとめていたことw

初めてパッケージにゼロがつく商品が登場した年をゼロ元年とし、

それ以前を紀元前、それ以降をゼロ時代としていました。

ちなみにゼロ創世記は紀元前２３年（１９７３年）

パッケージにはゼロと書かれていないものの、広告には砂糖ゼロの甘さとしっかり書かれた商品、

シュガーカットが発売されたことにより幕をあけたのだとか。

丁度この頃にハンバーガーなどのファーストフードブームが巻き起こり、食の欧米化が進んだそう。

メーカーではこういう食べ物が流行ったら日本人は今後肥満体形が増えるはずだとかなり先を見越してこれを開発したそうです。

その後１９８０年からライト時代　コカコーラライトなどが発売されます。

１９９１年からはハーフ時代　キューピーハーフなどが登場します。

そしていよいよ１９９６年　ゼロ元年がやってきます。

そのときに発売されたのが、

ロッテ　ZEROシュガーレスチョコレート

なんとコレが史上初のゼロ商品だったとは！

っていうかこれ私が初めてだまされた商品なんですけどw

カロリーゼロと勘違いしてバクバグ食べてたら実は砂糖ゼロだったという罠に引っかかってしまったんでした。
（→くわしくはこちら）

なんせ初のゼロ商品ですから、

今だったらそれって何がゼロなの？って思いますけど、

他に比較するものがなかったもので

ゼロって思いっきり大きく書かれていればそりゃカロリーゼロでしょって思いたくもなりますよ。

その後２００２年ぐらいからぽつぽつとゼロ商品が登場するようになり、

先ほど述べたように道路交通法開西やメタボ検診スタートにより２００８年ぐらいからゼロ全盛期時代が幕をあけたのだそうな。

最近はメーカー側の努力もあってゼロと書いてあっても普通の商品と変わらないくらい美味しいものが増えています。

番組ではアルコールゼロのワインを紹介していました。

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これ食品ショーで飲んだことありますけどホントにワインの味でビックリでした。
（ジュースと違って甘くないし、ちゃんと渋みもあります。単にアルコールが入っていないワインという感じでした。）

ちなみに渋みはお茶の葉を利用して作り出してるんですって。

成分表をみると確かに緑茶と書いてあるし！

このまま行くと日常生活に必要なほとんどのものがゼロ商品で埋め尽くされそうな気もしますね。

ま、ゼロはゼロでもいっぱい食べたら太るものって結構ありますので、

何かゼロなのか？ゼロだとどういう点で普通の商品より良いのかはきちんと判断できるよう知識は身につけておいた方が良いと思いますけど。