こんばんは。
大型の台風21号の影響で、各地で大雨や暴風になっているようで心配です。川の氾濫や土砂崩れが起こっている地域もあるようですし、眠れない夜をお過ごしの方もいらっしゃると思います。この後も情報収集に努め、被害に遭われませんようくれぐれもお気をつけください。
金沢は現在、また風が強くなってきています。雨はそれほどでもありませんが、明日は気をつけて出勤したいと思います。
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おととい(平成29年10月21日)、久留米市にあります聖マリア学院大学にて日本医師事務作業補助研究会・第5回福岡地方会を開催し、200名を超えるご参加をいただきました。
恒例の業務紹介発表は、筑後市立病院さん(福岡県筑後市)と原三信病院さん(福岡県福岡市)でした。
筑後市立病院さんから「医師事務作業補助者の業務量や人数が急激に増え、様々な問題が発生した」という発表内容がありましたが、同じような経験をされている方が多いのではないかと思います。当院もそのような状況があります。
いつ、どこで、誰が、何をしているのか把握できなくなった
当日に業務分配をすることが多くなった
休みを取りにくくなった
業務量の差が発生した
これらの問題解決に向けての取り組みとして、主に下記のことが挙げられました。
その日の勤務ボードを活用
外来、病棟配置表を作成
病棟業務を明確化
勤務予定表(月単位)を作成
ミーティングやローテーションの実施
今後はキャリアパスを作成しモチベーションアップへ繋げ、充実した日々を送れることを目標に進んでいきたいとのことでした。とても共感いたしました。
また、原三信病院さんからは「英文診断書作成の工夫」についての発表がありました。原三信病院さんは港に近いところにあるので外国の方の救急搬送が多く、特に近年は外国人入院患者数が急増しているとのことでした。依頼される文書の種類も様々で、「航空機搭乗のための診断書」や「クルーズ船乗船のための診断書」などもあるそうです。緊急で作成しないといけない書類が多いことから、「医師事務作業補助者の手腕を発揮でき存在感を示せる業務である!」と話されていました。医師の負担軽減はもちろんですが、患者さんのためにも力をいれるべき業務であると思いました。
後半の講義は、「マネジメントについて」「病理診断について」のふたつのグループに分かれて行いました。
『医師事務作業補助のマネジメントについて』
朝日野総合病院 院長補佐 片渕 茂 先生
(元・国立病院機構 熊本医療センター)
『病理診断について』
宮崎県立日南病院 病理診断科/臨床検査科 木佐貫 篤 先生
どちらも皆さん熱心に聴き入っておられました。「両方聴きたかった!」というご意見もいただきました。
※ご参加いただいた皆さんには、後日、何らかの方法でもう一方の講演の資料をお渡しできるようにしたいと思います。またご連絡いたしますので、しばらくお待ちくださいね。
最後に、グループワークを行いました。私は「マネジメント」のグループに入らせていただいたのですが、「業務設計」や「ローテーション」、「教育指導方法」などに皆さん悩んでおられました。それと、「相談できる上司がいない」というのも、多いですね・・・それはつらいですよね。研究会として管理者向けの研修にもあらためて力を入れていこうと思いました。貴重なご意見、ありがとうございました。
また、この日も当日入会してくださった方が数名おられました。研究会活動に賛同してくださり、ありがとうございます。引き続き、会員の皆さんのメリットを増やしていけるような事業展開を図っていきたいと思います。
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今回私は、20日の昼に福岡入りしていました。その時の空はとても晴れていて、奇麗な秋雲を見ながらのフライトでした。
しかし22日の帰りは台風が迫ってきて、ギリギリまで飛行機が飛ぶかどうかもわからない状態でした。結局「条件付き運行」となり、福岡空港に引き返すかもしれないという状況でしたが出発しました。予想通り、かなり急降下や揺れがありました。それでも無事に小松空港に到着・・・。パイロットさん、頑張って飛んで小松空港に降りてくださり、本当にありがとうございます!
さて、月曜日。今週もまた仕事が盛りだくさんですが、頑張ってまいりましょう!
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