第9回宮崎地方会のお礼とご報告 | 医師事務作業補助者の道

医師事務作業補助者の道

医師事務作業補助者のブログです。
医師の働き方改革実現のためのタスクシフティング、
それによる医療の質向上に貢献するために、
私たちにできることとは。

おはようございます。
今朝の金沢はとても寒いです。このまましばらく雪の日が続くという予報。雪は好きなのですが、交通渋滞が心配です。気をつけて出かけたいと思います。雪の結晶

===============================

さて、一昨日1月21日(土)、潤和会記念病院(宮崎県宮崎市)にて「日本医師事務作業補助研究会 宮崎県支部 第9回宮崎地方会」が開催されました。宮崎県内や九州各地から定員を超えるご参加をいただきました。ありがとうございました。

今回のテーマは、『医師事務作業補助者のキャリアパス』
私からは、
・キャリアパスを考えるということ
・キャリアパスとは
・キャリアパス形成に向けた日本医師事務作業補助研究会の取り組み
・研究会で作成したキャリアパスモデルの紹介
・金沢脳神経外科病院におけるキャリアパス
・キャリアパス作成&運用のポイント
・職業人生・・・キャリアパスモデルを考える
についてお話させていただきました。

「キャリアパス」に絞った内容の講演は初めてだったので、内心、どのような反応が返ってくるのか不安でした。『キャリアパス・・・?そうは言っても、私の置かれた環境では実現できない』と捉えられてしまうのではないかという不安がありました。

しかし、最後のワールドカフェでの皆さまからの反応は、前向きなものばかりでした。
私が伝えたかったことをしっかり受けとめていただけたのではないかなと、ほっとしています。

院内キャリアパス形成のためには、実務者が想う『私はこうなりたい』『私は今こんなことを考えて仕事をしている』という現実や将来像と、組織が求める人材像を共有しておくことが、まずは大事だと思います。

そして、今回の宮崎地方会などの横の繋がりを通して想いを共有できる仲間がいることは、モチベーションの維持や向上に繋がりますね。

また、「上には上がいる」「下には下がいる」と思うと、頑張る気持ちが湧いてきます。自分の立ち位置を知ることで足場が固まり、前進できるのだと思います。不思議なもので、ワールドカフェやグループワークで「自分がいちばん下だな・・・」と思っても悲観的にはならないものです。「やっぱり自分がいちばん下じゃん!」と、妙な安心感や自信のようなものが出ることの方が多いです(←私だけでしょうか?)。そしてそこから、また明日に向かうことができるように思います。薔薇むらさき

第9回宮崎地方会ワールドカフェ


それから今回は、宮崎県内の5施設から「実践報告」がありました。
①宮崎大学附属病院
②宮崎県済生会日向病院
③潤和会記念病院
④古賀総合病院
⑤池井病院

ご発表の主な内容は下記のとおりです。
・大学病院におけるトライアル導入後の効果と今後の方向性
・代行オーダー入力の取り組みの工夫
・適切に「がん患者指導管理料」を算定できるようにするための取り組み
・代行入力業務の確立に向けた取り組み
・院内での医師事務作業補助者の業務確立に向けたアクション

参加者の皆さんからの質問もたくさん出ました。まだまだ質問したいことがあったのではないかと思います。

第9回宮崎地方会1

支部活動は、「地域のボトムアップ」を目的に活動をしています。今日の出逢いを大切に、引き続き情報交換し合っていただけましたら幸いです。

そしてまた次回の宮崎地方会で、元気に再会いたしましょう!

ご参加いただいた皆さん、ご準備いただいた皆さん、ありがとうございました。たいよう



    ↑ 読んでいただけましたら、応援クリックよろしくお願いいたします にくきゅう にくきゅう にくきゅう