ドスパラ タワーPC Prime ガレリアZX 詳細レビュー HW編 のその2です。ケースを開けて、中身をレビューしていきます。ドスパラのカレリアシリーズはPCゲームに最適なグラフィック処理とCPUが特に高速なモデルです。
ゲーム用パソコンならドスパラへ!Galleriaシリーズが大人気!
<ケースを横に>
<ネジの形状に見る細かな気遣い>
こちらがカバーを取外す側についているネジです。工具不要で手でもあけることが可能なネジです。頻繁にHDDとか拡張ボードを交換する場合にはありがたい配慮です。
こちらは通常は取外す必要がないマザーボード側のネジです。こちらのネジはドライバーなどの工具が必要です。
650W 静音電源ユニットです。
<PCI-Express 2.0スロットにはNVIDIA GeForce GTX285 搭載>
2スロット占有タイプのグラフィックカードNVIDIA GeForce GTX285で、3Dゲーム、動画を美しく、そして高速描画します。
Intel X58 Express チップセット ATXマザーボード、SLI対応です。
拡張スロット(空き)
PCI-E2.0(16x)×2(1)/PCI-E(1x)×2(2)/PCI×1(1)
CPUのすぐ隣にはルネサステクノロジのドライバIC - MOSFET集積SiP (DrMOS)を搭載しています。このチップは、PCやサーバ等のCPU用電源ボルテージレギュレータ向けに、ドライバICと2つのパワーMOSFETを56ピンQFNパッケージに集積した半導体です。
(参考) ルネサステクノロジ DrMOS
旧URL http://japan.renesas.com/fmwk.jsp?cnt=mosfet_integrated_sip_root.jsp&fp=/products/discrete/power_mosfet/for_switching/mosfet_integrated_sip/
インテルの最新CPU Intel Core i7 920 (クアッドコア/2.66GHz/L3キャッシュ8MB/QPI 4.8GT/s /HT対応) を搭載しています。
CPUから発生した熱は、CPUクーラーとCPUファン、12cm静音ケースファン、電源ユニット内のファンによって効率よく冷却されるように配置されています。
今の時期は寒いので熱対策はあまり考えませんけど、熱暴走はゲームやPC作業中の不安定、最悪はフリーズ、故障の発生原因になりますので、きちんと排熱することはとても大切です。高熱状態で使用すると、パーツの劣化が早く進んでしまいますからね。
<光るLED>
使用中はCPUファンやマザーボードについているLEDが光っています。
3GB DDR3 SDRAM(PC3-8500 /1GB×3/トリプルチャネル) の構成です。1GB 3枚の搭載で3chでメモリアクセスを高速化することができます。今だったら、2GB 3枚や2GB 6枚でもいいかとも思いますが、Windows XPだとOSの上限を超えてしまい使い切れません。メモリは3GBもあれば当面十分でしょう。
メモリスロットは全部で6スロットあり、そのうち3スロットを使用中です。トリプルチャンネル動作をするために同期をとることができるメモリスロットは、青と黒で色分けされています。
3枚ともSAMSUNGのメモリでした。
<ハードディスク>
ハードディスクは、シーゲイトの7200rpm 、SATA 1TBです。
ネジのところにはラバーゴムが接着されており、防振効果を高めています。オプションで、静音化対応もあります。
拡張ベイ(空き)
5インチ×4(3) / 3.5インチ×2(1) / 3.5インチシャドウ×4(2)
電源ユニットから延びるケーブルは結束タイでまとめられており、信号ケーブルはテーピングされていました。
無駄のない整然とした配線です。
私も自作機を何台も組んだ経験がありますが、ドスパラのBTOパソコンもきちんと組み立てられていることが分かりました。自分で1つずつパーツを買って組み立てる楽しみも好きですが、時間もお金もかかるので、BTOでPrime ガレリアを購入するのはお勧めです。
ドスパラ では、BTOパソコンのほかにも、ノートパソコンもあります。単品パーツとしては、メモリ、HDD / SSD、グラフィックカード、TVチューナーカード、サウンドカード、キーボード、マウス、ケーブルなどパソコンパーツも取り扱っています。