さて、今日のタイトル「素敵な芝居ってなんだろう」ですが、
僕は自分自身年間7~8本平均で芝居やってて、観劇も年間50本程度観てるんですが、いつもこの「素敵な芝居ってなんだろう」を考えてしまいます。
自分自身のことはさておき、僕はどんな芝居・演技を目の当たりにしたときに「これは素敵だな!」って思うのは
魂が込もっているとき
当たり前のことなのかもしれませんが、意外にそう思える作品や役者さんに出会えることは多くないんです。
逆に意外によく出会うのが
技術、形でみせようする作品や演技
心に何も残らないんですよね(^_^;)
技術や形はもちろんよりよく魅せるために大事なことだし、高めていかなければいけないことです。
ただ、そこには必ず魂が込もっていないといけないということ。
どちらもないがしろにしてはいけないことですが、魂を込められる人は技術や形も大事にしている。
逆に魂を込められない人、その感覚がわからない人はそれをないがしろにしがちで、技術や形に逃げてしまう。
ホントこの差は歴然です。
かく言う僕も初めは典型的なカタチ芝居、技術至上主義でした。
芝居を始めたのも遅かったし、魂を込める感覚がわからなかったので、逃げていたんでしょうね、きっと。
なぜその感覚がつかめたんでしょうか?
それは
覚悟
なのかなぁ
芝居に向かう覚悟、生きる覚悟がどれだけあるかどうかじゃないかなぁと
それはつまり、どれだけ芝居を愛して、生きることを愛しているかではないかと思います。
堅苦しくなりましたが、僕自身その覚悟をもっともっと揺るぎないものにしていかないとだし、そんな覚悟が見える素敵な作品や役者さんにたくさん出会いたいというお話でした。
では!