
いったい、いつからバージョンアップが止まってしまっていたんだろう。
かれこれ20年位の間、同じことに悩み、同じことを解決しなくちゃならないと思いながら、
結局、大きな変化を引き起こすようなことをして来なかった気がする。
以前の記事で、自分の亭号を「生酢亭」と紹介したけど、 ●ここ
こんな風に考えながら凹んでいる時のボクは、「泥縄亭なつむぎ」です。
自分の人生を、「泥縄的」だったって、そう判断してるからね。
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自分の今までを振り返ってみて、
生まれてから物心付くまでの時期は、言ってみればリリース前だね。
バージョンナンバーも付いてなくて、コードネームで呼ばれていたころ。
コードネーム「無垢で可愛いなぁくん」です。
物心ついてから会社で働き始めた頃迄は、Ver. 1 時代だな。
そりゃいろいろ曲折はあったけれど、一応無事育って大人になった。
小学校行って、中学、高校、大学と行って、
なんとか働いてお金をもらえるって機能が身に付いた。
その後、結婚して、会社を辞めて、子どもが生まれて、
なにがなんだか分からないまま、「とにかく生活しなくちゃ」ってそういうことだけで、
前に進み始めた頃に、ボクの Ver. 2 時代が始まったんだと思う。
Ver. 2 の間にも、そりゃ、マイナーなバージョンアップだったら、何度かあったよ。
第2子の誕生、子供の成長、進学といった家庭の出来事の他、
取引先の会社のお家騒動に巻き込まれて、仕事を切られたりとか、
思いの他、大きなプロジェクトに参加できたりとか、
不景気の波にどっぷりと浸かっちゃったりとか...
そうこうしてる内に、若くて素直な美青年は、老いて皮肉なスネおやじへと変化したりして。
バージョンの方は、その場その場の必要に応じて、何度もマイナーな変更だけを受けて、
今は、Ver.2.7.3 くらいな感じだね。
そんなところが、「泥縄的」だと...
残りの人生を、きっちりと納得できるように生きるためには、旧バージョンじゃまずいんじゃないかな。
もうそろそろ、抜本的なバージョンアップをしないと、きっとボクは機能しなくなる。*****
2009年、ボクが考えていたのは、この古い Ver.2 をどうやってバージョンアップするかだった。
20年間、ぐるぐると回るように考えていたのと同じことを、
結局また何度も考え直しただけなのかもしれないけど、
ちょっとの進展はあったかも。
そう。
ブログのトップにも書いてある通り、ボクは「放浪の詩人」になりたい。
ということは、Ver. 3 には、「放浪の詩人」エンジンを実装しなくちゃならないってことだね。
どうだろう。
2010年にバージョンアップが完了するとは思わないけど、
すくなくとも「β版」くらいは、リリース間近! って言いたいな。
よろしかったら、来年もボクと絡んでみてください。
で、β版のボクに不都合があったら、レポートをよろしく。
