歌は小畑実。作詞は矢野亮。作曲は利根一郎。
昭和時代の和製ポップスの作曲者として、
三本の指が入る
として、服部良一 (胸の振子)と、浜口庫之助 (黄色いさくらんぼ)を紹介してきましたが、
う~ん、残念ながら、利根一郎は、ボクにとっては3本目の作曲家じゃないんです。
もう一人の作曲家については、もう少し気力が充実してから紹介したいなって思ってね。
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でも、好きです。利根一郎。
♪星の流れに 身をうらなって
どこをねぐらの 今日の宿
の 「星の流れに」 とか、
♪ココココ コケッコ
ココココ コケッコ
わたしはミネソタの卵売り
の 「ミネソタの卵売り」 とか、
有名ですね。
利根一郎は小畑の美声に注目し、
クルーナー唱法(マイクの使用を前提とした、小声でささやくように歌って表現しようとした唱法)で歌ってもらおうと意識して、
この曲を作曲したということです。
メロディの起伏に、なんとも言えない叙情性が漂ってますね。
今日の You Tube は、
まずは、ちあきなおみ
それから、オリジナルの小畑実
トリは、 辛島美登里
で、お楽しみください。
もちろん、こんなに美しい曲だもの、ほかにも大勢の歌手がカバーしてます。
美空ひばり、森昌子、根津歩、 広瀬香美、一番最近では、AnnSally かな?
それに、TVCFでも、きっと耳にしたことはあるはずですよ。
2009/5/29 14:30 加筆
ぜったい紹介しなきゃって思ってた、バンバンバザールの「星影の小径」を紹介し忘れたぁ。
ウクレレで弾き語りなんだな。
本日中には、アマゾン と iTunes Store にリンクを張った記事をアップします。