服部良一は、昭和時代の和製ポップスの作曲家として、
日本で3本の指が入る作曲家だ
と紹介したところ、
あとの2本はどこに入るんだ!
じゃなくて、
あとの2人はいったい誰なんだ!
との問い合わせのメールが1万通は殺到しました。
読者が1000人に満たないのに、1万通のメールとは、
嫌がらせですか?
*****
今日は、ボクの考える3本指の1本、「浜口 庫之助」の紹介です。
僕は泣いちっち/涙くんさよなら/愛して愛して愛しちゃったのよ/星のフラメンコ
バラが咲いた/夕陽が泣いている/夜霧よ今夜も有難う/エンピツが一本
花と小父さん/みんな夢の中/空に太陽がある限り/ちいさな恋/人生いろいろ
もう、彼のヒット作を並べたら限りがありません。
服部良一にくらべたら、ずっと歌謡曲の匂いが強い作曲家だって思うのですが、
彼の曲の中で一番有名だろう「黄色いさくらんぼ」は、
あれ? アメリカのオールディーズのカバーなの?
って思わせるポップさを持ってます。
1959年にスリーキャッツが、
1970年にゴールデンハーフが歌って、ヒットさせてます。
皆さんは、どちらの世代ですか~
作詞は、星野哲郎。
You Tube は こちら 。
*****
●オリジナルのスリーキャッツ
イントロからなんだか「社長漫遊記」的な、のどかなムードです。
●ゴールデンハーフ
ゴールデンハーフの「うっふ~ん。あっは~ん。」って、こんなに色っぽかったっけ?
●シェイプUPガールズ
ラテン的編曲が健康的。「うっふん」も意外とあっさり。
●それから、 ボカロ3人娘
ボカロ3人娘、知らないなぁ...
これって、DTM用の音声合成のVOCALOIDを使ったって ことなんだろうね。
「うっふ~ん」のメロディーにひねりあり。
*****
もちろんボクはゴールデンハーフの世代です。
ほんとだよ。
そしてこの曲には、なんだか縁を感じるんだな。
小学生のときの学芸会で、男の子4人で歌ってまじウケだったし、
作詞家の星野哲郎氏はボクの住む町の名誉市民だし、
スリーキャッツの中の1人は、ボクの後輩のお母さんで、
よく、おいしい晩御飯をご馳走してもらってました。
なんだか華やかなお母さんだなぁ、って初めて会った時から思っていたんだけど、
後輩の妹が、こっそり雑誌「明星」に載ってるお母さんを見せてくれたんだよね。
びっくりした!
*****
そうそう!
これからボクが紹介する レモン メロン さくらんぼ が題名に付く曲はな~んだ?
の問いかけは、ある人にとっては、ずばっと、すっかり、まるっとお見通しだったのかもしれません。
そのすごい人は こちら