第六日目、ヘルシンキのホテルで夜を迎えました! ★
宴の時に 『 Long gin 』 というお酒をいただいてみたくて、
ホテル近くのスーパーまで買い出しに出たカヌレ姉妹です。
ホテルの目の前が、地下鉄・カンピ駅でしたのでね。
こちらのいわゆる駅ビルにも幾つか食料品店が入っていたので、
ここでお酒を見つける予定でひとまず構内を抜けてしまいましたよ!
何だ、これは?
駅前広場? にとても日本人の感覚にはない建造物が、
激しく気になるので行かないわけにはいかないですよね!
曲げわっぱ的な?
結局、『 木でできた教会 』 と呼ばれる教会でした!
正式には 『 カンピ礼拝堂 』 でして 別名 『 静寂の礼拝堂 』、
デザインの国フィンランドの発想とは留まるところを知りません。
すでに閉館時間を迎えていたので、翌朝改めて訪問してみましたよ!
極めて静寂!
未だかつて身を置いたことのない静寂な空間でしたね、
無音無響の世界で完全に外の喧騒から遮断されてます!
何だか、とても不思議な感覚。
使用されている木材や建物の構造上から、
この無音の世界が可能になるのでしょうか?
む、む?
その他には無駄が何一つないこの空間にこれは何ぁに?
石を模した感じの用途のわからない物体が気になりました!
さてさて、そろそろ本格的に 『 Long gin 』 を探します。
フィンランドもシナモンロールと縁の深い国なのですよね?
きちんと駅ビルの中のスーパーに到着した後には、
お酒の友やシナモンロールなども一緒に見てました。
結局、二種類ほどシナモンロールも購入することにしましたよ。
お酒の友はいろいろ残っていることを思い出したので、
よく冷えた 『 Long gin 』 を手にしてレジに並ぶだけです!
ところがっ。
アルコールが並ぶ棚だけ施錠されていたのですよね、
その他のスーパーやコンビニももちろん同じ状態でした!
北欧の厳しいお酒事情に、見事ぶち当たったカヌレ姉妹。
フィンランドは夜9時以降はアルコール販売禁止でして、
4つの国で内容に違いがあるので把握していられません!
シナモンロールの宴になってしまうのでしょうか?
Fazer korvapuusti kpl 0.99kpl 。 ★
korvapuusti ( コルヴァプースティ ) とは 『 平手打ちされた耳 』 の意味、
要はシナモンロールのことを指すと例の観光局のページに見つけました! ★
表記の意味がよくわからないけどこの子の方が僅かに高価、
甘いだけでなくシナモンのスパイス的な要素も感じられますね。
Vaasan kanelikierrepulla kpl 0.79kpl 。 ★
pulla ( プッラ ) とは甘いパンの総称みたいなので、
シナモンロールもざっくりプッラの仲間でいいですね!
こちらの方が単純に甘々していたのですが、
これはこれで美味しい海外のシナモンロール。
こうして、シナモンロールについては堪能できました!
フィンランド特有の 『 Long gin 』 には出逢えず終わるの?
翌朝 デンマークに旅立てばもう出逢えない気がしてですね。
諦めきれないカヌレ姉妹は、お部屋のミニバーに最後の望みを託します!
結局、無い!
熊のジャケットが強烈なこの子は再々目にしてきたビールです、
フィンランドはシネブリチョフ醸造所より 『 KARHU ( カルフ ) Ⅲ 』 ★
この国発信のビールなので、ジンでなくても飲みますけどね。
諦めの悪い理由はホテルを出たのは夜9時の少し前だったので、
お酒事情を把握していればとか最初に購入していたら等々ですね!
飲むと決まれば、ワインなら姉妹の荷物に入っているわけで。
60% ガルナッチャ、40% シラー というところには蓋をしまして、
機内で消化できないほどいただいたワインは再び大活躍でした! ★
2015 Maison Robert Olivier / Organic Cotes du Rhone , France 。
ヘルシンキにはもう少し長い間滞在していたかったです、
ジンのことではなく白く美しい街並みをゆったり満喫したい!
出発前のカヌレは、最も魅力を感じない国、それは 『 フィンランド 』 でした。
失礼なイメージを抱いていたことに謝罪します、
明日は最後の国デンマークに向けて移動します!