気を失いそうなワインに出逢ったこと…
余韻に溺れ、興奮覚めやらず…、
昨日 、ひとまず綴らせていただきました
そんな趣旨で始まった、そのワイン会。
いきますよ~ その魅力溢れる全貌に…
皆さま、愛して止まないお店に集まりました~
地蔵通りのルココです
ヨシリンさん、なんしぃ。さん、mieさん、mayumiちゃん、凛ちゃん、カヌレの総勢6人
「プロヴィダンス」を目玉とし、持ち込ませていただいたワインは4本
「プロヴィダンスの会」、となるものだろうと思い込んでいましたが…
ヨシリンさんが作成してくださっていたワインリスト、
感激でしたよ~
改めてワインリストを眺めていると…、
「造り手にこだわる」、「自然派を飲む」…などなど、
思わず副題をつけたくなるような、内容でしたね~
素敵なワイン会、
こちらのシャンパーニュで幕を開けます~
ローラン・ペリエ ブリュット NV
フランス・シャンパーニュ
シャルドネ 45%、ピノ・ノワール 40%、ピノ・ムニエ 15%
この会を実現することが決まり、よりプロヴィダンスを引き立てバランスを取りつつも、
もちろん!他にも美味しいワインに出逢いたいと…
ヨシリンさんとカヌレ、
実は、結構思案をしていたのですよ~
そんな中、
「有名どころ、逆に案外味わってなかったりするよね…」とのひと言で、
シャンパーニュはこちらに決定しました
世界のVIPに愛され続ける、名門メゾンならでは!の一面もありましたね
泡の勢いも穏やかです!
もっと主張があるシャンパーニュなのかと、想像していましたが、
「エレガント」という表現がなんともピッタリな、シャンパーニュでした
それでは、心待ちにしていたお料理の数々 参りますよ~!
アミューズ
フランス産グリンピース スープ仕立て
シェフがフランスから帰ってこられて間もなかったので、
この後も、ならでは!の食材やお皿が、数々登場しましたね~
スープの中には、スナップエンドウと豆苗
ドロッ~とした黒っぽいジュレが潜んでいて、そちらはコンソメをベースとしたもの!
絶妙なバランス、それらで調節してらっしゃるのでしょうね~
ヨシリンさんの、
「爽やかで青々しい草原に、まるで投げ出されたような感じよね~」というひと言!
感激しましたよ~
赤の2本は、この辺りの時間で抜詮しておいていただくこととなりました
上手に撮れていないけど…
手前がプロヴィダンスで、真ん中がモレ・サン・ドニ
やはりプロヴィダンスのコルク、長かったですね~
プロヴィダンスの、このコルクを香った時点で、すでにクラクラ~
これは…期待せずには、いられないでしょう
バケット
次の白へと参ります
プイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2002 / ドメーヌ・コルディエ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
こちらは、以前開催された「ブルゴーニュの会」で、
ヨシリンさんが「おいしい~!」と、感動した造り手さんとのこと
その時とヴィンテージなどは違うようでしたが…、
注がれたワインの…この色
正直最初は、ヒヤリとしましたね~
ひと言では、白ワインとは言い辛いくらいの濃い色合い
香りも蜜っぽく複雑で、タル~い印象も受けました
「もう少し、若いヴィンテージの方が良かったのかね…」と、
不安になりつつ、いただいてみると…
香りや色合いから想像するより、味わいはスッキリ!
そして次に出てくるお料理と、思いも寄らないほどの相性が生まれたのです
前菜一品目
あゆのテリーヌ リエットを添えて
「これ一品食べ終わると、あゆ丸々1匹味わったことになりますよ~」と、
おっしゃってました!
あゆの身のテリーヌの上には、あゆの骨・内臓などをペースト状にしたリエット
しゅわしゅわの泡も、あゆの骨から取ったダシなのです
鮮やかな緑色のソースは、パセリのソースで
手前には極め付け…あゆの肝、うるいのような一品です~
凄い…。
この、素材をお料理へと変化させる発想とワザ
本当に、あゆ丸々一匹いただいたことになりますね
そしてこのあゆの苦みが、
ボリュームのあるプイィ・フュイッセと、素晴らしい相性となったワケです
感動…
「コルクの中に、キラキラがあるよ~」のひと言で、
こちらに戻って参りましたよ~
プイィ・フュイッセのコルクです!
こちらは「酒石」と、教わりました~
初めて聞いて、初めて見たカヌレは、またまた感動
今回ご一緒して下さった皆さま、お会いする都度、
何故だかどなたか一人は、カメラがランクアップしてるのです
いいなぁ…。 羨ましい~
そんな中、かなり出遅れてるカヌレのカメラ!
「酒石」を上手に撮れてる方だと、思いませんか~
持ち込ませていただいた4本のワインでは、
当然足らないことは、予想済みでしたので…
次の二品に合うであろう、お店のお薦めを聞いてみます
4~5種類のお薦めの中から選んだモノは…
プイィ・フュメ キュヴェ・ド・ボワフルーリー 2008 / カイユブルタン
フランス・ロワール
ソーヴィニヨン・ブラン
先ほどのプイィ・フュイッセが、あまりにも個性的でボリューミーだったので、
さすがにシャルドネを選ぶには、勇気を必要としましたよね…
「白ワインだぁ~!」と今更安心してしまうような、素直な色合い。味わいもスッキリです
ちょっぴり苦手としている、ソーヴィニヨン・ブランの青臭さ…
こちらは全然、不快でなかった記憶があります
一見、「ワインの順番、シクっちゃったでしょう~」と思えるこの流れ!
これまた次に出てくるお料理により、奇跡的なほどベストな順番となったのです
( 偶然!と言えてしまう気も、無きにしも有らずですが…)
前菜二品目
バイ貝のフリカッセ 柑橘のソース
こちら、めちゃくちゃおいしかったんですよ~
最も感激して、ビックリして…
最も虜となってしまったお料理かも~
貝の食感がやらわかくて、なんとも優しくて…絶妙なのです
貝のお料理に柑橘系のソース!いう発想…
驚かされること、連続です
マッシュルームも潜んでいたので、その風味と柑橘のソース。
これがソーヴィニヨン・ブランと、これまた素晴らしい相性となったワケです
上に乗っている、見た目ナルトのようなお野菜は「イタリア産の赤かぶ」ということでした~
お魚料理
コチのロースト コールラヴィを添えて
コチの身が…とっても分厚くて、そしてブリッブリでした~
コールラヴィというキャベツの一種
ペースト状にされたモノと、そのままカタチを残すモノと二種類。
甘~くて優しい、とろけそうな味わいでした
そしてなんと!カモミールのソースですよ~
なんでもシェフが、フレッシュなカモミールを友人からいただいて、
ソースに活かせないかと、思案してみられたとか…。
シェフの手にかかると、ひとつひとつの素材が、
とんでもなくおいしいお料理へと、変化していくんですね~
こちらのお皿、まるで気泡を散りばめたような、美しいモノだったのですが…
綺麗に撮って、残しておけばよかった…
ベルナルドのお皿で、今回シェフがフランスで手に入れてこられたとのこと!
まさに、この日届いたばかりのモノでした
シェフのお話を聞かせていただいていると、
ひとつひとつのお皿に対する愛情まで、ヒシヒシと伝わってくるのですよ~
さて
案の定、長くなりました…。
お料理はまだまだメインへと続きますし、赤ワインも出てきていません
もちろん、目玉ワインのプロヴィダンスも控えているので…
後編へと、続けることにします