早いもので、明日からもう 8月ですね。
お盆が近づいたからか、ここのところ 亡くなった人のことをいろいろ考える日が続いています。
百花だけではなく、幼くして亡くなった妹、従妹、そして二人の伯母のこと・・・
伯母二人は、太平洋戦争中に生まれました。
健康な体に生まれたけれど、食べ物が豊富ではなく、また医療も発達していなかったので、
二人とも麻疹(はしか)に罹り、亡くなりました。
私の娘は、重い病気と障害を抱えていたけれど、平成の時代に 大きな病院で最新の医療に助けられ、三年も生きることができました。
もし、戦時中だったら、生まれてきたその日のうちに亡くなっていたでしょう。
百花を亡くしたことは辛いけれど、それでも三年間も一緒に思い出を積み重ねることができました。
この時代に生まれて良かったなあ・・・と心底思います。
また、NICUに入院していた半年間の医療費だけで1000万円を超えていましたが、充実した医療制度のおかげで、我が家は破産せずに済みました。
お金の都合で治療が決まることなく、百花にとって必要な治療をすべて受けることができました。
そういうことを思い出すと、何とも言えず、ありがたく あたたかい気持ちになります。
短い日々だったけれど、お母さんと一緒に精一杯 生きたもんね。
お盆には帰って来てくれるかなあ・・・
お母さんは、いつ百花に話しかけられても大丈夫なように、食生活を整えて、待っています。