色のいろいろ | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは(・∀・)



本日私は健康診断でした。

ほとんどお酒も飲まないのに肝臓の値が安定しない健康診断、身長がまったく伸びない健康診断、久しぶりに体重計に乗って驚かされる健康診断...



子供の頃の健康診断のワクワクを誰か返してください(笑)



そんなどうでもいい話はこの辺にして、

生き物の話に!!





水族館1Fで展示中のオーストラリアンヘリング。

水族館にやってきて数か月、以前よりかなり落ち着いたかなと思うんですが、目に見えて変わったなと思う部位があります。






こちらの写真が来たばかりの頃。

みなさんその違い、分かりますか!?





尾鰭にご注目頂きたいと思います音譜

はい、違いが分かりましたね。



本種の大きな特徴として、尾びれの先端が黒くなっていることがあげられます。しかし水族館にやってきたときほとんど黒くなかったんです!!



魚には色や模様を変えるものもたくさんいます。

例:身を隠すため、警戒色、交尾期の合図などなど



しかしこの子たち、水族館にやってきて1ヶ月くらい経ってもほとんど尾鰭に変化がなかったのでちょっと心配だったんですよね。

※水族館にやってきたときに、尾びれに欠けがある個体もいましたが・・・






それがここ最近になって急激に変化が見られています。

やっと水槽に馴染んでくれたのかもしれませんね。



毎日みてないと気付かない小さなことかもしれませんが、1つの水槽、1匹の魚を継続的に観察する。これも水族館の楽しみ方のひとつかもしれませんね音譜



フトタ