ヌタウナギの赤ちゃん、孵化の瞬間!! | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

ついにやって参りましたね、

ゴールデーーーーンウィ~ク。

そして4月も今日で終わりー、早っ!

本日は最長40分待ちとなりました。

G.W.期間中は混雑が予想されますので

時間に余裕を持ってご来館ください(^^)


さて、ヌタウナギの赤ちゃんのその後ですが

続々と赤ちゃんが孵っています!

といっても赤ちゃんはやはりデリケート。

難しさを感じています。



産まれた赤ちゃんはしっかり「ヌタウナギ」



ヒゲもヌタ線もしっかりあります。

わずかながらも「ヌタ」も出しました。


そして、いつ何度見ても不思議な卵の形。




親はどのように産んでいるのだろう…


一つずつ、卵同士しっかり繋がっています。



流されないためなのでしょうか。


産卵から孵化までの期間、

産卵場所など分からないことが多い中、

孵化するなんて思ってもいませんでした。



孵化した殻を見ると

綺麗に空いています。




卵には、線?が付いていて産まれる時は

この線の所で割れて孵化しています。



この線が片側にしかありません。


水槽を見ると、既に卵から出ていたり

孵化途中ものばかり。


この線からどうやって生まれるんだろう…

孵化する瞬間を見てみたい!ということで

撮影してみました。



奇跡の瞬間です。

どうぞ。



いかがでしたか?


完全に殻から出る時間は個体によって

大きく異なります。

数時間で出るもの、半日以上かかるもの…


どちらにしても、見ていてかなり体力を使ってそうに感じます。


そんな貴重なヌタウナギの赤ちゃんが

G.W.に見れるのはぬま水だけですよ。

この貴重な機会にぜひ。



のべ