宿 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちわ!




みなさんお盆はどこかお出掛けされましたか?

私は地元のお祭りに少しだけ参加してきました。友達の子供を肩車しながら歩き回ったおかげで休日明けの仕事なのに疲れがヤバいです(^_^;)




本日より仕事の方も多いかと思います。

昨日まで大賑わいだった水族館も今日から少しは落ち着・・・・・いてませーんドンッ






14:00現在、


ご入館までに40分ほど

お待ちいただいている

状況です。目




夕方に向けて多少落ち着いてくるかと思います。

お時間ある方は比較的館内も見やすい

夕方のご入館をご検討いただければと思います。




夏休みということでお客様も数多くご来館頂いておりますが、学生も休み期間中ということで水族館に実習に来てくれる学生さんもたくさんおります。




専門学校や大学で水産系の勉強をしている学生たちですので鋭い突っ込みに頭を悩ませることもしばしば。







比較コーナーで展示を行っているイガグリホンヤドカリ。





このヤドカリの背負う貝殻には、腔腸動物の『イガグリガイ』の群体がくっついています。ヒドロ虫が殻をイガグリヤドカリの体にそって作り、大きくなっていくので宿替えをする必要がありません。






先日きていた学生さんにこんな質問をされました。

「宿を変える必要のないイガグリホンヤドカリの中に殻を背負っていない個体がいました、なぜですか?」




鋭いですね~

殻を脱ぐ姿というのはめったに見ることが出来ないんですが、殻が気に食わなかった時や脱皮をする際は殻を脱ぐんです!さらにケンカをしたときに殻だけ置いて逃げるのも確認したことがあります。





でも一度脱いでしまうとその間に他の個体に取られてしまいそうになったりと危険がいっぱい。なかなか見ることができない光景ではありますが、運が良ければ目の前で脱いでくれるかも合格





水族館でお待ちしております。




フトタ