鉄板の組み合わせ | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 こんにちわ、飼育長のSですチョキ

朝晩涼しくなりましたね、寒がりの自分は

すでに長袖です。。


さて、石垣島の海を再現した

ノッチ(キノコ岩)水槽に追加で大物

が入りました。


コイツです

キノコ岩の前を陣取る

ハタゴイソギンチャク



状態良好で大きく広がっています。

前から1個体いたのですが追加しました。


海水魚をあまりご存じでない方にも

クマノミクマノミとイソギンチャク

の共生


は知っている方も多いかと。


まさに鉄板の組み合わせです。






キノコ岩水槽にはカクレクマノミが多数

泳いでいます。




クマノミの仲間では

カクレクマノミは<好み>がうるさく

イソギンチャクは

ハタゴイソギンチャク

センジュイソギンチャクを

好みます。


前からいたハタゴイソギンチャクだけでは

狭いかな?ということで今回追加した訳です。


しかしながら

たくさんいるカクレクマノミの中には

アウトローな奴もいてハタゴイソギンチャク

には近寄らず

ウミキノコと共生しているやつもいます。




君みたいな子がいるからね、

ウミキノコ=イソギンチャクと思う方が

多いんだよ。。。


ハタゴイソギン追加してからかなり多くの

方から

こっちは何ていう

イソギンチャクですか??

と聞かれました。



せっかくハタゴイソギンがあるのに

ソフトコーラルと共生。。。


十人十色?

蓼食う虫も好き好き?


改めて生き物は面白いなと

感じました。



飼育長S